製造業専門！M&Aコンサルティングサービスを提供開始

〜キーエンス出身の製造業を熟知したプロが導く次世代への事業承継を支援〜

株式会社M&Aコンサルティング

2021年4月21日 12時39分

　株式会社M&Aコンサルティング（本社：東京都千代田区、代表：松栄遥）は、製造業に特化したM&Aコンサルティングサービスを開始いたしましたので、お知らせいたします。

製造業専門！M&Aコンサルティングサービスについて：https://mmac.cc/market/maker/

製造業を取り巻く環境

　日本の製造業は長年、日本経済をけん引し、今も国内総生産の約2割を占める巨大産業であり、技術大国ニッポンと言われる通り日本の競争力の源泉となって来ました。しかしながらデジタル化やグローバル化などが進み、競争環境は激しさを増しています。加えて、後継者不在などの背景もあり中小企業の休廃業・解散も増加傾向にあります。製造業の休廃業・解散件数を見ると、2015年から2020年までに約2000強の製造業が休廃業・解散に追い込まれたことが分かります。（グラフ1）

＜グラフ1：製造業の休廃業・解散件数＞

　さらに、2015年に約19万カ所あった従業員が4~49人の中小事業所は、18年までの3年間で約2割にあたる3万4千カ所も減りました。（グラフ2）製造業における後継者不在率では、2019年と比較して、2.43ポイント超となり、50.78%。2社のうち1社は後継者不在により休廃業の可能性があることになります。（グラフ3）

＜グラフ2：製造業の規模別事業所＞

＜グラフ3：後継者不在 (産業別)＞

　このように、優れた技術を持ちながら、譲渡先が見つからず、やむを得ず休廃業したケースも多くあると推測されます。承継したい技術があり、そうした技術の意欲的な会社も沢山ありながらマッチングできぬまま終わってしまうのは、当事者はもちろん、日本経済にとっても大きな損失と言えます。

（出典）
グラフ1：工業統計調査、経済センサス、東京商工リサーチ
グラフ2：東京商工リサーチ
グラフ3：東京商工リサーチ

なぜ製造業特化のM&Aなのか

　製造業というのは奥が深く、工場が持つ機械や職人の技術の価値を見出すことは、製造業に精通してきた人材でなければ分かり得ません。また、製造業側の立場としても、自分たちを理解してもらえない担当者に未来を託すことに大きな抵抗がありました。そこで、前述した事業承継の課題をクリアするため、製造業を熟知した専門家がM&Aを支援することで、優れた技術を正しい価値で次世代に継承するお手伝いをさせていただき、日本経済の発展に貢献したいと考えております。

＜製造業に従事される方のよくあるお悩み＞

後継者が決まっていないが問題を後回しにしてしまっている
M&A仲介会社や金融機関等に事業承継の相談をしているが話が進展せず長期化している
自転車操業感があり将来が常に不安
資金繰りのため業務に工数を取られ事業に関する業務に時間を割けない
IOTなど合理化/設備投資をしたいが投資余力が無く実行できない
孤独で孤立している感覚、気軽に相談できる相手がいない
社長業では無く、モノづくりに直接的に携わる仕事に戻りたい
海外進出をしたいがノウハウや経験が無く難航している

　M&Aには後継者不足の解消以外にも、大手の傘下に入る事で、ノウハウや資金面のバックアップを受けられるというメリットもあります。当社は専門知識が要求される製造業のM&Aにおいて、適切なバリュエーションにおいて、最大限その力を発揮できると確信しております。

キーエンス出身の製造業を熟知したコンサルタント集団が、現場や環境、技術理解に基づき適切なマッチングとバリュエーションを実現

株式会社M&Aコンサルティング
代表取締役松栄遥（Haruka Matsue）
横浜国立大学工学部卒業後、株式会社キーエンスへ入社。国内トップクラスの成績を残す（受賞歴多数）。バンタンデザイン研究所にてクリエイティブを修学の後、株式会社日本M&Aセンターへ転職。在籍中は数多くのディールを成約に導き、年間新人賞を受賞するなど第一線で活躍。その後、2019年に「企業価値を高めて売却を狙う”Scale型M&A”」を実現させる株式会社M&Aコンサルティング（旧スパイラルコンサルティング）を設立し、代表取締役に就任。現在では企業のM&A戦略に係る顧問としても活躍の幅を広げている。

株式会社M&Aコンサルティング
製造業セクターマネージャー長谷川義矩（Yoshinori Hasegawa）
1985年生まれ、埼玉県狭山市出身。慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社し約12年間長野県および愛知県にて工場用センサーの製造業コンサルティング営業に従事。自動車関連や半導体液晶関連のクライアントなど幅広く製造業への提案を行う。(営業ランキング表彰歴あり)　その後、日本の製造業の経営課題をより根本から支援したい、技術の承継に寄与したいとの思いから現職のM&Aコンサルティングに入社。製造業セクターマネージャーとしてモノづくりの未来を支えるべく活躍中。

代表取締役松栄より、サービス開始に寄せてコメント

　私たちは、”事業承継・M&A”というソリューションを通して、日本が誇る『高い技術力』を次世代に託すお手伝いをしています。
「モノづくり大国日本」と呼ばれたのは過去となった今でも、製造業界は日本経済のGDPの約2割を担っている巨大産業です。しかし、製造業界における中小企業を取り巻く環境は、待ったなしで日々激化しており、経営者の悩みの種も尽きないのではないでしょうか。職人や経営者の高齢化が理由で、新規投資に踏み切れない会社は多々あります。また特に地方の場合、優秀な若手人材が都市圏に出ていくために企業の新陳代謝も低下する一方です。
　一方、大手企業側としても新規事業を社内から生み出すことが困難となっており、M&Aという手法を用いて新しい技術や事業を外部から取り入れています。企業成長のためにはM&Aが切っても切り離せない戦略であるという認識は確実に広まっています。
　製造業界にはこうした需給のバランスが存在します。
創業社長が大切に育ててきた会社を永続させるために、最適なお相手と資本提携をする。
多くの製造現場に知見のある我々だからこそ、製造業に特化したM&Aコンサルティングサービスを提供する必要があると考えています。
「最適な答えがここに。すべて、お任せください。」

製造業界オンラインセミナー開催！

（1）2年間で5社の製造業M&Aを実現！買収企業の戦略から学ぶ〜製造業M&Aの考え方

　
　2年間で5社の製造業M&Aを実現されている、株式会社セイワホールディングス執行役員の和田様をお迎えして、元キーエンスであらゆる製造現場に精通している弊社代表の松栄が、製造業における事業承継・M&Aのポイントを余すところなく語り尽くします。当日は、ストロングバイヤーが考える『製造業の未来』についてもお話頂く予定です。

＜開催概要＞
名称：2年間で5社の製造業M&Aを実現！買収企業の戦略から学ぶ〜製造業M&Aの考え方
日時：4月27日（火）17:00〜18:00
場所：オンライン　＊お申し込みいただいた方に参加リンクをお送りいたします。
講師：株式会社M&Aコンサルティング　代表取締役松栄遥
　　　株式会社セイワホールディングス　執行役員　和田耕太郎氏
内容：

なぜ製造業の買収に積極的なのか
製造業をＭ＆Ａすることのメリットは!?
M&Aを検討する上で最も重要視していること　　
こんな会社は、是非グループに参加して欲しい!
製造業ならではの生々しい交渉の本音と失敗談
バイヤーは現地見学ではどこを見ているのか!?
WIN-WINになるために経営者が準備すること
幸せな事業承継の形とは

申込：https://mmac.cc/lp-s10/

（2）製造業におけるM&Aを活用した事業承継、成長戦略

　
　「ものづくり大国日本」とも言われるように製造業は古くから日本に根付いており、職人などの高度な技術や不断の努力で成長してきました。しかし、グローバル化による国際競争の激化、低コストで量産ができる新興国の台頭など、日増しに製造業を取り巻く環境は厳しいものになってきています。そのような状況の中で、成長戦略やカーブアウト戦略、事業承継などの戦略にM＆Aを活用する事例が増えてきています。M＆Aエージェントによる製造業におけるM＆Aの現状や、ここでしか聞けない業界本音トークを聞くことのできる貴重な機会です。

＜開催概要＞
名称：製造業におけるM&Aを活用した事業承継、成長戦略
日時：5月19日（水）16:00〜16:45
場所：オンライン　＊お申し込みいただいた方に参加リンクをお送りいたします。
講師：株式会社M&Aコンサルティング　製造業セクターマネージャー　長谷川義矩
内容：M＆Aエージェントによる製造業におけるM＆Aの現状など
申込：https://mmac.cc/lp-s10/