ニールセン・メディア、Facebook、Googleによる日本マーケティング・ミックス・コンソーシアムがホワイトペーパー「マーケティング・ミックス・モデリングを理解する」をリリース

マーケティングROI効果測定が現在のコロナ禍、クッキーレス時代になぜ必要なのか

ニールセン

日本マーケティング・ミックス・コンソーシアム(MMC)は、シリーズ第一弾となるホワイトペーパー「マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)を理解する」をリリースいたしました。MMCは、25年以上にわたってMMMとそのインサイトを提供してきたMMMのリーディングカンパニーのニールセン・メディアが、Facebook、Googleと提携し、マーケティング予算計画やKPI達成のためのツールであるMMMの日本市場における認知度向上と、その正確な用法・使用の啓蒙を目的に2020年12月に設立したシンクタンクです。
URL:https://www.nielsen.com/jp/ja/insights/report/2020/understanding-mmm/
昨今の急激な情勢の変化は、絶えず消費者の行動にも変化を与えています。このような予測不可能な状況でもなお、マーケターは、マーケティング投資において、様々な判断を下さなければいけない立場に立たされていることでしょう。特にCOVID-19の流行の影響で、企業のマーケティング戦略は変化を余儀なくされています。実際に、コスト削減のために広告費を削減している企業も少なくないのが現状です。広告費が削減され投資の効率化が求められる中、どのマーケティング活動の費用対効果がいいのか、どの活動が成果を挙げていないのか、数値として把握することが重要視されています。
 
近年マーケティング業界では「データドリブンマーケティング」という言葉がよく使われていますが、企業にとっても、マーケティング投資が実際のビジネス成果にどれだけ貢献しているのか定量的な証拠を持つことが要求されるようになりました。しかし、現実では、データがバラバラに保管されていて整っていなかったり、高度な分析知識が要求されたりすることで、マーケティング担当者が手持ちデータから将来のマーケティングプランに使えるような指標を算出することは、かなり厳しいというのが現状です。実際に、ニールセンの研究では、マーケティング費用対効果(ROI)を測定しなかった場合、25%~50%のマーケティング費用が実は無駄になってしまっているということが分かっています。
 
マーケティング投資の無駄遣いを減らす為のひとつのソリューションが、マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)です。MMMを使用することで、各マーケティング施策の売上貢献度やROIなどのマーケティング活動の定量的な結果を明確にし、広告費の無駄を最小限に抑えることができます。今回リリースした第一弾のホワイトペーパーでは、MMM実施の目的と要件、分析結果の品質評価、結果をメディアプランに反映する際に考慮すべき点について説明しています。
 
なぜ今、MMMなのか?
マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)は、世界的に確立された分析手法で、アメリカでは、企業の規模に関係なく広く使われています。しかし、日本では十分に活用されていないというのが実状です。MMMとは、一言で言えば、マーケティング測定により将来のROIを最適化するための分析ツールです。MMMからのインサイトは、企業が将来効率的なリターンを得るために、マーケティングに関わる施策への投資を適切に配分するのに役立ちます。効果測定の需要が高まっている今、そして、この時代の急激な変化を乗り切るために、日本のマーケターも、今の状況に最適かつ長期的に使用できる効果測定ソリューションを採用する必要があります。
 

 

MMMが今最適なソリューションであるという理由として、3つの点が挙げられます。
  1. マーケティング・パフォーマンスの全体像を把握出来る:MMMでは、あらゆるマーケティング施策を統合的に分析します(例:テレビ、新聞・雑誌、デジタル、店頭プロモーション、その他マーケティング施策)。COVID-19の影響、気温、祝日、競合による影響など、外的要因の影響を含む全ての要因を包括的に理解することができます。
  2. ROIという共通指標でマーケティング施策を比較可能:異なる施策間のコンバージョン率やターゲットリーチなど、様々な計測値を平等に比較することは困難です。MMMでは、各マーケティング施策の費用対効果(ROI)を算出することにより、全ての施策を横並びに比較することができます。どのメディア施策やキャンペーンが一番売上を向上させているのかを把握できれば、より効率的な予算配分が可能となります。
  3. プライバシー情報を必要としない分析手法:EU一般データ保護規則(GDPR)などのプライバシー情報取り扱いの制限が増える「クッキーレス時代」の中、マーケターは持続的にマーケティング活動を測定出来るソリューションを採用する必要があります。 
MMCのホワイトペーパー第一弾「マーケティング・ミックス・モデリングを理解する」はニールセンのホームページから全文を入手できます。(URL: https://www.nielsen.com/jp/ja/insights/report/2020/understanding-mmm/ )
今後も、MMCはMMMの正確な用法・使用の啓蒙を目的としたソートリーダーシップやメタ分析を順次リリースし、今後のマーケティング効果測定の有り方を提言して参ります。

ニールセン・メディア・ジャパン合同会社は、マーケティング・ミックス・モデリングのグローバル市場で25年以上の実績と世界最⼤の規模を誇る、ニールセン・グローバル・メディアの⽇本法⼈です。広告市場・メディア市場が機能するために必要な共通理解を⽣み出す、公正で信頼できる測定基準を提供しています。私たちのアプローチは独⾃のニールセンデータと他のデータソースを結び付けることで、今何が起こり、今後何が起こるのか、そしてこの知識に基づいてどの様に⾏動するのがベストなのかを理解するお⼿伝いをします。S&P500企業として、世界⼈⼝の90%を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。
詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: www.nielsen.com/jp/

ニールセンについて
Nielsen Holdings plc(NYSE: NLSN)は、世界最⼤級のマーケティング調査&データ分析の会社として、世界規模の消費者と市場における最も完全で信頼されたインサイトを提供しています。ニールセンは⼆つのビジネスユニットから成り、ニールセン・グローバル・メディアは、広告市場・メディア市場が機能するために必要である業界の共通の理解を⽣み出す、公正で信頼できる測定基準を提供しています。ニールセン・グローバル・コネクトは、メーカーおよび流通企業に対し、正確で実⾏可能な情報、インサイト、そして、複雑に進化を続ける市場の全体像を提供しています。私たちのアプローチは独⾃のニールセンデータと他のデータソースを結び付けることで、今何が起こり、今後何が起こるのか、そしてこの知識に基づいてどの様に⾏動するのがベストなのかを世界中の顧客が⾒つけるお⼿伝いをします。S&P 500企業として、世界⼈⼝の90%を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください:www.nielsen.com

【ニールセン・メディア・ジャパン合同会社 会社概要】
社名:ニールセン・メディア・ジャパン合同会社 英⽂社名: Nielsen Media Japan G.K.
本社所在地:〒107-0052 東京都港区⾚坂2-17-7 ⾚坂溜池タワー11階
代表者:職務執⾏者 エミリー・ニコール・エプスタイン
お問い合わせ先:NielsenMediaJapanpress@nielsen.com

ニールセン・メディア・ジャパン合同会社が提供しているソリューションと主な製品サービス
マーケティングROI・効果測定ソリューション

https://www.nielsen.com/jp/ja/solutions/marketing-effectiveness/
各マーケティング活動による販売増加への効果と費⽤対効果(ROI)を把握、マーケティングROIの向上を⽀援
ニールセン マーケティング・ミックス・モデリング Nielsen Marketing Mix Modeling
https://www.nielsen.com/jp/ja/solutions/marketing-effectiveness/marketing-mix-modeling/
キャンペーン・リフト Campaign Lift
https://www.nielsen.com/jp/ja/solutions/marketing-effectiveness/campaign-lift/
ニールセン マーケティング・アトリビューション Nielsen Marketing Attribution
https://www.nielsen.com/jp/ja/solutions/marketing-effectiveness/nielsen-marketing-attribution/

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会社概要

URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー11階
電話番号
03-6628-6590
代表者名
宮本 淳
上場
海外市場
資本金
5050万円
設立
2020年03月