44.3%の営業組織で重要課題として認識。準備次第で商談成功率が2倍変わる!疎かにしがちな「営業準備」の実態調査を公開。
商談スクリプトの自動作成ツール「UKABU(ウカブ)」を開発提供している株式会社UKABU(東京都大田区、代表取締役:丸山隼平)は、インターネット上で全国の営業職200名を対象に「商談準備に関する実態調査」を実施いたしました。
■ 調査結果のポイント
- 営業準備をしなかった時の商談成功率28.8%に対し、営業準備をした時は61.4%と、営業準備をすると成功率が2.1倍高い
- 67.0%の営業は営業準備は毎回はできていない。営業準備ができていない理由の第1位は「準備をする時間が足りない」(48.0%)
- 1回あたりの営業準備にかかる必要な時間は約43分
- 営業準備の内容は「会社HPの有無を確認する(50.5%)」を筆頭に営業によって異なる。ただし、83.3%の営業は自分以外の何かに準備を任せたい
- 「営業準備」は44.3%の組織で「解決すべき重要課題」であり、何かしら解決策があるなら検討をしたいと考える組織は89.1%
■ 調査結果の詳細
1.営業準備をしなかった時の商談成功率28.8%に対し、営業準備をした時は61.4%と、営業準備をすると成功率が2.1倍高い
顧客と話す前に営業準備をする必要性について「とても感じる」43.0%、「感じる」39.0%を合わせて、82.0%の方が営業準備の必要性を感じています。【図1】
実際に営業準備をしていた場合と、準備していなかった場合で顧客との商談成功率は異なるのかも聞いてみると【図2】、「準備ができていない」時の商談成功率の平均は28.8%なのに対し、「しっかり準備ができている」時の商談成功率の平均が61.4%と、準備をするかしないかで商談成功率が2.1倍も異なる結果となりました。営業の業種や商材などによっても商談成功率は変わってきますが、準備をしていた方が商談成功率が高くなる傾向があります。
2. 67.0%の営業は営業準備は毎回はできていない。営業準備ができていない理由の第1位は 「準備をする時間が足りない」(48.0%)
先程の調査では、多くの営業の方が、営業準備をしっかりすることで結果が変わることを実感していて、 顧客と話す前に営業準備は必要だと回答していました。それでは、営業の皆さんは実際に毎回、営業準備をしているのでしょうか。
残念ながら、現実には「常に営業準備をしている」という方は33.0%のみ、という結果になっています。つまり、67.0%の営業の方々は毎回は準備ができていないとの結果です。さらに、営業機会の半分以上で営業準備をしていないという方々も28.5%いました。【図3】
準備をすれば商談成功することが分かっていながら、準備ができていない理由はどういうものが多いのでしょうか。
準備ができていない理由の1位は「準備をする時間が足りない」が約半数を占めています。【図4】
(ただし、営業経験1年以内の新人の方たちは、「準備をする時間が足りない」に加えて「準備がしっかりできているかわからない」「準備の仕方がわからない」という回答が多くみられました。)
3. 1回あたりの営業準備にかかる必要な時間は約43分
準備ができていない理由1位に「準備をする時間が足りない」とありましたが、1商談あたりの準備にどの くらいの時間が必要なのでしょうか。
「30分以上1時間未満」が41.8%と最も多く、回答者の平均準備時間も約43分となっています。1日に商談が2つあれば1.5時間、3つあれば2時間となってくると、営業は事前準備だけでなく、事後の連絡や事務作業などもあるので、準備の時間が取れなくなることもあるのでしょう。【図5】
4. 営業準備の内容は「会社HPの有無を確認する(50.5%)」を筆頭に営業によって異なる。ただし、83.3%の営業は自分以外の何かに準備を任せたい
では、実際に商談準備はどのようなことをみなさんはやっているのでしょうか。
調査結果によると、必ずこれを調べるという、共通事項はありませんでした。業種・業界や、扱う商材によっても、準備する内容は異なるようです。一番多くの回答があった「会社HPの有無を確認する」ことも50.5%の方々です。【図6】
私たちはさらに、営業準備をする時間が足りないという声も多かったため、営業準備を自分自身以外のツールや何かが代わりにやってくれるなら何をお願いしたいかも調査いたしました。
その結果、時間が足りないという方たちは、特定の準備事項ではなく、どの項目についてもITツールなどに任せたいという意見が一定数ありました。営業準備の何らかの作業を代替させたい、という回答は全体で83.3%となっています。【図7】
5. 「営業準備」は44.3%の組織で「解決すべき重要課題」であり、何かしら解決策があるなら検討をしたいと考える組織は89.1%
しかし、最後に、これらの状況を踏まえて、営業組織におけるいくつもある営業課題の中で、「営業準備」 の解決優先順位についての調査もおこないました。
しっかり営業準備をできるようにすることを「解決すべき重要課題」と回答する組織が44.3%と半数近くにのぼっています。また、何かしら解決策があるなら検討したいと考える組織は89.1%、およそ9割という結果をみても、多くの営業組織において、顧客と話す機会を大事にするための営業準備を、組織として課題視していることがわかりました。【図8】(※1)
営業組織において「営業準備」は44.3%の組織で「解決すべき重要課題」であり、何かしら解決策があるなら検討をしたいと考える組織は89.1%
やっと電話が繋がって顧客と会話ができたり、ようやく顧客に時間を作ってもらえた商談などを上手く活用できないことは営業にとっても、顧客にとっても機会損失となります。商談成功率を高める手段の一つとして、営業準備が重要だと多くの営業はわかっています。しかし、時間が足りなかったり、やり方がわからなかったりすることで、営業は準備をできていないことも多くあるため、44.3%の営業組織で「営業準備」を解決すべき重要課題にあげていることがわかりました。
コロナ禍において、顧客と話す機会が減ってきている企業も多くなっているため、1回の商談機会を大事にすべく、営業準備をしっかり行えるようにすることを重要視する営業組織が今後も増えていくことが考えられます。
営業は自分自身で調べて、考えて、準備をしなくても、他の何かに代替してもらえたらいいと多くの人が思っています。取り扱う商品や業界、営業によっても営業準備する内容は異なっている中で、時間が足りない営業の代わりに準備を行なってくれるサービスが求められているとも言えるのではないでしょうか。
『営業準備に関する実態調査 2021』のフルバージョンはこちらからダウンロード
URL:https://form.run/@ukabu-1645807698
- 調査企画:株式会社UKABU
- 実査機関:クロス・マーケティング
- 調査方法:オンライン上でのアンケート調査
- 対象:企業の経営者層、営業部門の管理職・マネージャー、営業担当者等 200名
- 実施期間:2021年6月23日〜2021年6月25日
- 調査地域:日本全国
商談スクリプト自動作成ツール「UKABU」とは
顧客ごとの営業準備時間の短縮や、新人営業の方が教わらなくても営業準備の仕方がわかるようになります!営業先の「顧客名」「担当者名」を入力するだけで、営業時に整理したおきたい顧客情報を各種データベースやWEBから自動収集し、商談スクリプトが自動作成されます。
▶︎UKABUサイト:https://www.ukabu.co.jp/
■ 株式会社UKABUについて
ダイバシティかつ情報社会において、一つひとつの個別化した意思決定をもっと増やしていけるようにテクノロジーを活用して、ヒトがビジネスを、社会を進めていく手助けをしていきたい。
雰囲気や感覚だけではなく、営業が“伝える内容“次第で、顧客はもっと意思決定ができるはず。AIテクノロジー × 営業準備 で「営業は顧客と話すことがもっと楽しくなる」商談スクリプト自動作成ツール[UKABU]の開発、販売をしています。
会社名:株式会社UKABU (UKABU,inc.)
設立日:2021年1月14日
代表者:丸山隼平
事業内容:商談スクリプト自動作成ツール「UKABU」の開発・販売、及びコンサルティング
連絡先:support@ukabu.co.jp
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