「O型は首相が多く、球技も得意」などを統計データで実証
英語論文では世界初
一般社団法人ヒューマンサイエンスABOセンター(東京都中央区 代表理事 市川千枝子)の研究員である金澤正由樹は、過去70年以上のデータを解析し、「O型は首相が多く、球技も得意」であることや、他人からの束縛を好まないため「B型は個人競技に強い」ことなどを実証しました。これまでの研究結果を統一的に説明できる英語論文としては、世界初のものとなります*1。
■研究の背景
日本で血液型と気質・体質の関係に関する研究が始まったのは1920年頃で、現お茶の水女子大学の教育心理学者であった、古川竹二教授がそのパイオニアでした。その後、作家、能見正比古は、1971年に出版した「血液型でわかる相性」を発端に独自の調査分析によって研究を成熟させ、国内外の関心を集めました。現在まで、日本はこの分野において世界で最も多くの研究が行われています。当センターは、能見正比古の研究実績を受け継ぐとともに、血液型と人間の関係における研究を更に探究するため、国内外のさまざまな方面からメンバーを募り研究促進を図っています。
■研究の成果
本研究は、40年以上にわたって野球やサッカーなどの日本人アスリートの血液型データを収集し、これらについて一体的に統計的な解析を行ったものです。
この結果、多くの場合に「O型は球技が得意」なこと、そしてまた「B型は個人競技に強い」ことなどを実証しました。B型は他人に束縛されることを好まないため、個人競技で実力を発揮するようです。
そのほかにも、70年以上にわたる政治家のデータを解析した結果では、「首相や外相はO型が多い」のに対して、「文相はA型が多い」ことなどが確認されました。このことは、政治家に求められる資質が、ポストによって大きく異なる可能性を示しています。
これらは、すべて統計的に意味がある差であり、数多くの調査において、血液型と性格の関連性を明確に実証したものと言えます。
《参考》東京オリンピックで活躍がめざましい卓球のメダリスト
・O型 石川佳純、伊藤美誠、宇田幸矢、丹羽孝希、張本智和、平野美宇
・A型 早田ひな
・B型 水谷隼
※全メダリストの血液型は、『デジタル時代の「血液型と性格」(仮称)』に収録予定です。
■論文情報
Linkage between ABO Blood Type and Occupation: Evidence from Japanese Politicians and Athletes
International Journal of Social Science Studies
日本時間 2021年8月17日オンライン公開
URL: https://doi.org/10.11114/ijsss.v9i5.5282
※この学術誌には査読があり、京都大学や東北大学などの論文が掲載されています。
■関連書籍と論文
本研究の概要は、金澤がこの秋に出版予定の『デジタル時代の「血液型と性格」(仮称)』に収録予定です。また、既刊の『「血液型と性格」の新事実』(2019年)では、先行研究とAIを活用した性格分析を解説しています。なお、金澤はAIの心理学への応用も進めており、世界初となる英語論文*2が公開されています。
■注記
*1 ヒューマンサイエンスABOセンター調べ 2021年8月現在
*2 ヒューマンサイエンスABOセンター調べ 2021年8月現在(1,000サンプル以上)
A Pilot Study Using AI for Psychology: ABO Blood Type and Personality Traits
日本時間 2021年4月2日オンライン公開
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000076346.html
※この学術誌には査読があり、東北大学などの論文が掲載されています。
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