大阪府吹田市がいじめの大規模調査を実施。子どもの発達科学研究所と協同
市全体で取り組む初のいじめ実態調査。講演で発表
大阪府・吹田市の要請を受け、公益社団法人子どもの発達科学研究所(大阪市北区梅田 代表理事:片山泰一)は、吹田市全体の小・中学校でいじめ調査を実施しました。市全体の小・中学校を対象にした大規模ないじめ調査は、日本では特筆すべきものになります。
なお、2021年3月23日にメイシアター(吹田市文化会館)にて「令和2年度いじめ予防推進事業講演会」が開催され、今回の調査結果をまとめた講演を、子どもの発達科学研究所の所長である和久田学が行いました。
なお、2021年3月23日にメイシアター(吹田市文化会館)にて「令和2年度いじめ予防推進事業講演会」が開催され、今回の調査結果をまとめた講演を、子どもの発達科学研究所の所長である和久田学が行いました。
吹田市では、令和2年度より「いじめのない学校づくり」を教育ビジョンに掲げ、「いじめ予防推進事業」を実施してきました。そのなかで、同市の教育委員会は、いじめの調査と予防を目的に、子どもの発達科学研究所が開発した「いじめ予防プログラム『TRIPLE-CHANGE』」(*1)を採用しました。
今回、子どもの発達科学研究所が発表した調査は、同研究所の特色でもある「科学的手法」をベースにしており、吹田市全体の小・中学校を対象とする大規模調査として注目されます。
令和2年度に実施したTRIPLE-CHANGEプログラムでは、小・中学校の教師の方々に対し、90分の職員研修を10コマ開催しました。
また各学校にて、教師が生徒たちに向けてワークブックを使った「いじめ予防授業」を3時間ずつ行いました。
調査に関しては、信頼性・妥当性を科学的に検証した調査項目を用いた「学校風土いじめ調査」(*2)を採用し、令和2年9月と令和3年2月に、吹田市全体の小・中学校の児童および生徒に対してアンケート形式で行い、データをまとめて分析をしています。このような大規模な現場調査は極めて珍しい事例として注目されています。
この調査結果については、2021年3月23日にメイシアター(吹田市文化会館)で開催した「令和2年度いじめ予防推進事業講演会」にて、子どもの発達科学研究所の所長・和久田学が発表を行いました。
■子どもの発達科学研究所およびプログラムへの問い合わせはこちら
公益社団法人 子どもの発達科学研究所
Tel/FAX:053-456-0575
E-mail:info@kodomolove.org
担当:安田・天野
■注釈(子どもの発達科学研究所の各プログラムについて)
*1:いじめ予防プログラム「TRIPLE-CHANGE」は、米国で科学的根拠があると証明されているプログラムの先行研究を活かし、子どもの発達科学研究所が日本の学校で実施可能なものとして開発した、いじめ予防プログラムです。今まで受講された皆様により、多くの学校現場で実践され、効果を上げています。このセミナーでは、たくさんの事例を通して、いじめ問題に関する「正しい知識/技法」を提供しています。また、受講後すぐに現場で取り組めるように、指導案や教材も準備しています。
URL:http://kodomolove.org/business/course/prevention
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公益社団法人 子どもの発達科学研究所
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担当:安田・天野
*2:学校風土いじめ調査は、学校で起こっている「いじめ」と、その学校や学級の「風土(雰囲気)」に着目した調査です。信頼性・妥当性を科学的に検証した調査項目で、「いじめ被害」と「学校風土」の実態把握を行います。子どもたち1人ひとりへの無記名のアンケート調査を行い、子どもたちの視点から「学校」や「学級」の風土(雰囲気)を数値(データ)で捉え、可視化します。それにより、教師の方々が漠然と感じていた学校や学級の「強み(長所)」や「弱み(短所)」をデータとして捉え、教師間で共有できるようになります。このようなエビデンスに基づき、課題解決に向けた具体的な学校経営や学級を行えます。
URL:http://stopijime.kodomolove.org/lp/
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公益社団法人 子どもの発達科学研究所
Tel/FAX:053-456-0575
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担当:安田・天野
■今後について
子どもの発達科学研究所は今後、引き続き吹田市と協力して、いじめ撲滅のために調査を続けていく予定です。また、この活動を全国の自治体、学校へと広げていきたいと考えています。
■子どもの発達科学研究所について
名称: 公益社団法人 子どもの発達科学研究所
設立: 2010年1月
理事長: 片山 泰一
URL:http://kodomolove.org/
子どもの発達科学研究所は、大阪大学大学院・大阪大学、浜松医科大学、千葉大学、金沢大学、福井大学による「子どものこころの発達研究センター」との連携のもと、科学的根拠に基づいたプログラムの普及と啓発活動を行っています。
保護者の方はもちろん、子どもが成長段階で関わる医療・生活・教育など、あらゆる場面において当研究所のプログラムをご活用頂けるよう、啓発活動を行っています。また、様々な場面で子どもを支える方のために、スペシャリストの育成を行いながら、すべての子どもたちが輝ける社会の構築を目指しています。
当研究所では以下の4つを軸に活動を行っています。
①自閉症・発達障害の早期発見と子育て支援に関する調査研究
②こころの成長の正しい理解・啓発のための広報活動
③発達障害のある子どもたちの発達支援・教育と就労支援に関する調査研究
④その他、社会活動・普及の窓口等への支援
具体的には、当研究所は、育児・こころ・教育などをテーマに、様々な支援者向けのプログラムを提供しています。上記の「いじめ予防プログラム『TRIPLE-CHANGE』」や「学校風土いじめ調査」のほかにも、子育てを科学する「こころの発達アテンダント」や、子どもの学びを科学する「学びの発達アテンダント」といった認定プログラム、教育現場に科学を持ち込む「『教育に科学を!』科学研究講座」、弘前大学・浜松医科大学・浜松市精神保健福祉センターの協力により作成した、子どものメンタルヘルス(抑うつ・不安)と背景要因に関する調査システム「こころの健康観察『NiCoLi』」などを提供しています。また、「ACE(Adverse Childhood Experiences)」研究などにも取り組んでいます。
■子どもの発達科学研究所およびプログラムへの問い合わせはこちら
公益社団法人 子どもの発達科学研究所
Tel/FAX:053-456-0575
E-mail:info@kodomolove.org
担当:安田・天野
■ご連絡先
公益社団法人 子どもの発達科学研究所
浜松オフィス
〒430-0929
静岡県浜松市中区中央1丁目3-6 浜松イーストセブン 201
Tel/FAX:053-456-0575
E-mail:info@kodomolove.org
担当:安田・天野
今回、子どもの発達科学研究所が発表した調査は、同研究所の特色でもある「科学的手法」をベースにしており、吹田市全体の小・中学校を対象とする大規模調査として注目されます。
令和2年度に実施したTRIPLE-CHANGEプログラムでは、小・中学校の教師の方々に対し、90分の職員研修を10コマ開催しました。
また各学校にて、教師が生徒たちに向けてワークブックを使った「いじめ予防授業」を3時間ずつ行いました。
調査に関しては、信頼性・妥当性を科学的に検証した調査項目を用いた「学校風土いじめ調査」(*2)を採用し、令和2年9月と令和3年2月に、吹田市全体の小・中学校の児童および生徒に対してアンケート形式で行い、データをまとめて分析をしています。このような大規模な現場調査は極めて珍しい事例として注目されています。
この調査結果については、2021年3月23日にメイシアター(吹田市文化会館)で開催した「令和2年度いじめ予防推進事業講演会」にて、子どもの発達科学研究所の所長・和久田学が発表を行いました。
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■注釈(子どもの発達科学研究所の各プログラムについて)
*1:いじめ予防プログラム「TRIPLE-CHANGE」は、米国で科学的根拠があると証明されているプログラムの先行研究を活かし、子どもの発達科学研究所が日本の学校で実施可能なものとして開発した、いじめ予防プログラムです。今まで受講された皆様により、多くの学校現場で実践され、効果を上げています。このセミナーでは、たくさんの事例を通して、いじめ問題に関する「正しい知識/技法」を提供しています。また、受講後すぐに現場で取り組めるように、指導案や教材も準備しています。
URL:http://kodomolove.org/business/course/prevention
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*2:学校風土いじめ調査は、学校で起こっている「いじめ」と、その学校や学級の「風土(雰囲気)」に着目した調査です。信頼性・妥当性を科学的に検証した調査項目で、「いじめ被害」と「学校風土」の実態把握を行います。子どもたち1人ひとりへの無記名のアンケート調査を行い、子どもたちの視点から「学校」や「学級」の風土(雰囲気)を数値(データ)で捉え、可視化します。それにより、教師の方々が漠然と感じていた学校や学級の「強み(長所)」や「弱み(短所)」をデータとして捉え、教師間で共有できるようになります。このようなエビデンスに基づき、課題解決に向けた具体的な学校経営や学級を行えます。
URL:http://stopijime.kodomolove.org/lp/
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■今後について
子どもの発達科学研究所は今後、引き続き吹田市と協力して、いじめ撲滅のために調査を続けていく予定です。また、この活動を全国の自治体、学校へと広げていきたいと考えています。
■子どもの発達科学研究所について
名称: 公益社団法人 子どもの発達科学研究所
設立: 2010年1月
理事長: 片山 泰一
URL:http://kodomolove.org/
子どもの発達科学研究所は、大阪大学大学院・大阪大学、浜松医科大学、千葉大学、金沢大学、福井大学による「子どものこころの発達研究センター」との連携のもと、科学的根拠に基づいたプログラムの普及と啓発活動を行っています。
保護者の方はもちろん、子どもが成長段階で関わる医療・生活・教育など、あらゆる場面において当研究所のプログラムをご活用頂けるよう、啓発活動を行っています。また、様々な場面で子どもを支える方のために、スペシャリストの育成を行いながら、すべての子どもたちが輝ける社会の構築を目指しています。
当研究所では以下の4つを軸に活動を行っています。
①自閉症・発達障害の早期発見と子育て支援に関する調査研究
②こころの成長の正しい理解・啓発のための広報活動
③発達障害のある子どもたちの発達支援・教育と就労支援に関する調査研究
④その他、社会活動・普及の窓口等への支援
具体的には、当研究所は、育児・こころ・教育などをテーマに、様々な支援者向けのプログラムを提供しています。上記の「いじめ予防プログラム『TRIPLE-CHANGE』」や「学校風土いじめ調査」のほかにも、子育てを科学する「こころの発達アテンダント」や、子どもの学びを科学する「学びの発達アテンダント」といった認定プログラム、教育現場に科学を持ち込む「『教育に科学を!』科学研究講座」、弘前大学・浜松医科大学・浜松市精神保健福祉センターの協力により作成した、子どものメンタルヘルス(抑うつ・不安)と背景要因に関する調査システム「こころの健康観察『NiCoLi』」などを提供しています。また、「ACE(Adverse Childhood Experiences)」研究などにも取り組んでいます。
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Tel/FAX:053-456-0575
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〒430-0929
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