【新製品】Form 3Lの大型造形に対応する自動後処理機が本日より新登場
自動洗浄装置「Form Wash L」と自動二次硬化装置「Form Cure L」で更なる業務効率化を
Formlabs株式会社(本社:東京都品川区北品川/代表者:ゼネラルマネージャー 長谷部 吉紀)は、本日10月27日(水)より、光造形(SLA)方式3Dプリンタ「Form 3」の大型機である「Form 3L」による大型造形に対応する自動後処理機「Form Wash L」と「Form Cure L」の販売を開始いたしました。
ユーザー様のメリット
一般的に光造形(SLA)方式による3Dプリントは、プリンタでの造形完了後に造形物表面に残る未硬化の液 体レジン(光硬化性樹脂)を洗浄し、その後材料本来の機械的性質を得るために二次硬化を行うという後処理工程が必要です。本新製品「Form Wash L」「Form Cure L」は、洗浄と二次硬化の後処理工程を自動化することで、後処理工程に必要な人の手による作業を最小限に抑え、業務の更なる効率化を図ることが可能なだけでなく、特に二次硬化工程における紫外線照射時間を各材料に最適なものにコントロールすることで、安定的に精緻な寸法精度をもって造形物を仕上げることが可能となります。
これは、大きな造形物や小さな造形物を複数同時に造形する等の広い造形容積が求められる作業から不確定要素を排除することに繋がり、より確実に期日までに造形物を仕上げることが可能となります。
本新製品の基本スペック情報
■Form Wash L
大型自動洗浄装置。Form 3L用ビルドプラットフォームごと洗浄が可能です。また、ビルドプラットフォームから取り外しての洗浄、および標準機であるForm 3用ビルドプラットフォームなら2台分の同時洗浄も可能です。
- 最大対応サイズ:W335×D200×H300mm
- 使用可能溶剤:IPA、TPM等
- タンク容量:37.9L
■Form Cure L
大型二次硬化装置。造形物を洗浄・乾燥後にビルドプラットフォームから取り外して使用します。庫内は2機のヒーターで10分以内に80℃に達し、3ユニットの高出力UVにより確実な二次硬化を実現します。
- 最大対応サイズ:W335×D200×H300mm
- 最高温度:80℃ ※10分以内で到達
- UV光源:365nm LED、395nm LEDおよび白色LED
Formlabsについて
Formlabsは米国マサチューセッツ州サマービルに本社を置き、ノースカロライナ州、ドイツ、日本、中国、シンガポール、ハンガリー等に拠点を置く、「誰もがものづくりに参加できる世界に」をミッションに掲げる産業用3Dプリンタメーカーです。創業者マックス・ロボフスキーらがMIT(マサチューセッツ工科大学)在学中に創業し、昨月2021年9月をもって創業10周年を迎えました。
Formlabs製3Dプリンタは、スマートフォンのようにファームウェアのアップデートでスペックを向上しているため、ユーザー様は購入後にも性能向上を期待いただけます。これまで光造形方式をデスクトップ型に小型化し、独自のLFS(Low Force Stereotholigraphy)技術でその光造形方式の精度を更に1つ上のステージに押し上げ、更に粉末飛散やスペース、価格等の課題が多かった粉末焼結積層(SLS)方式3Dプリンタも小型化し、粉末飛散を防ぐ専用後処理機も開発しました。私たちはものづくりの裾野を広げる挑戦を続けて参ります。
本件に関するお問合せ先
Formlabs株式会社 マーケティング部
Tel: 03-6718-4004 Email: jp-sales@formlabs.com
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