冬の電気代高騰に不安を感じる人は98.8%!!約30%の人が2万円以上の電気料金、節電意識は高まるも“我慢型”が主流
〜太陽光発電の設置など長期的な節電を目的に費用をかけて対策する人は27%〜
太陽光発電・蓄電池を中心とした再生可能エネルギーWebプラットフォーム「エコ×エネの相談窓口」を運営するWAVE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:金子 貴直)はこの度、戸建て住宅にお住まいの男女500名を対象に 「冬の電気代に対する意識調査」を実施いたしました。
【調査の背景】
電気料金の高騰と寒波の影響により、冬の光熱費が家計を圧迫しています。特に暖房や給湯など電力消費が増える季節では、多くの家庭が節約と快適さの両立に悩んでいるようです。
「暖房を我慢したくないけれど、電気代が心配」
「節電しても請求額が下がらない」
そんな声を受けて当社は、全国の戸建てにお住まいの500名を対象に「冬の電気代に関する意識調査」を実施しました。
その結果、9割以上が電気代高騰に不安を感じており、約30%の人が2万円以上の電気代を支払っており、平均額は月1.5〜2万円台に上ることがわかりました。節電意識は高いものの、“我慢型の節電”が中心で、根本的な対策として太陽光発電や蓄電池への関心が高まりつつあります。
調査内容
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1年の中で電気代が一番高くなる季節はいつですか。
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冬の電気代はいくらくらいですか。
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電気代の高騰に対して不安を感じますか。
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具体的にどのような方法で電気代の節約をしますか。(複数回答)
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冬の節電対策として、取り入れたい・気になる方法はありますか。
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現在、太陽光発電や蓄電池を設置していますか。
 
調査サマリー
「冬」が最も電気代が高い季節と回答したのは65%

「電気代が最も高くなる季節は?」という質問に対し、65%の人が「冬」と回答し、圧倒的多数を占める結果となりました。次いで「夏」と答えた人が34.6%、「春」はわずか0.4%にとどまり、冷房よりも暖房の使用が電気代を押し上げている実態が明らかになりました。
冬場は暖房器具や給湯設備の使用頻度が増えるほか、日照時間の短さから照明や家電の稼働時間も長くなりやすく、年間で最も電力消費が増える時期といえます。
特に共働き・子育て世帯では、在宅時間の長い夕方から夜にかけての使用量が多く、「暖を取るための電気」が家計に大きく影響していることがうかがえます。
家庭の冬の電気代は平均1.5〜2万円前後、半数が「1〜2万円台」

「冬の電気代はいくらくらいですか?」という質問では、「1万円〜1万5千円未満」26.6%、「1万5千円〜2万円未満」23.6%と回答した人が最も多く、全体の約半数が1〜2万円台に集中しました。
一方で、「2万〜3万円未満」が20.8%、「3万円以上」も9.0%にのぼり、家庭によって電気代の負担差が大きいことが明らかになっています。
平均的な冬の電気代はおよそ1.5〜2万円前後と推定され、特に在宅時間の長い家庭やオール電化住宅では高くなる傾向が見られました。
物価上昇や電力料金の改定により、前年よりも請求額が増えたと感じる声も多く、「節電しても以前ほど下がらない」という実感が広がっています。
電気代高騰に「不安を感じる」家庭は98.8%

「電気代の高騰に対して不安を感じますか?」という質問では、「とても感じる」67.1%、「やや感じる」31.7%と回答し、98.8%が不安を抱いていることがわかりました。
「不安を感じない」と答えたのはわずか1%にとどまり、ほぼすべての家庭で電気料金上昇への懸念が広がっていることが明らかです。
特に30~40代の共働き世帯や子育て世帯では、生活時間の長い夜間に暖房を使用することが多く「節電したくても暖房を止められない」という切実な声も見られました。
こうした結果から、家計への影響を抑えるために、短期的な節電だけでなく電気を自らつくる仕組みへの関心が高まりつつあることがうかがえます。
約9割が節電を意識、しかし「我慢型」が主流」

「具体的にどんな方法で電気代の節約をしますか?」という質問では、「重ね着・厚着をして暖房器具の使用を控える」(26.3%)が最多となり、次いで「エアコン(暖房)の設定温度を下げる」(15.9%)、「こまめにスイッチをオフする」(15.5%)が続きました。
一方で、「太陽光発電・蓄電池の電力を利用する」(3.6%)や「スマートプラグ・タイマー機能を使う」(0.9%)など、設備投資型や自動化型の節電行動はまだ少数派にとどまっています。
結果からは、「厚着」「温度を下げる」といった“我慢型の節電”が主流であり、快適さを保ちながら消費電力を抑える「省エネ型の住まいづくり」や「再エネ活用」への取り組みが今後の課題といえそうです。
他にも、以下のような方法で節約しているという声がありました。
使っていない家電のコンセントを抜く、またはスイッチ付きタップで一括管理。特にプリンターや電子レンジなど、使う頻度が低いものは効果的です。
夜は家族が一つの部屋に集まって過ごすようにして、照明や暖房の使用を最小限にしています。冷気が入りやすい玄関や窓際には簡易の断熱ボードを立てかけています。朝のうちは太陽の光を入れて自然な暖かさを活用し、夕方以降は厚手のカーテンで保温しています。使っていない部屋のブレーカーを切るなど、できる範囲で無駄を減らすよう心がけています。
子どもと一緒に楽しみながら節電するために、我が家では「電気を使わない時間チャレンジ」をしています。夕食後の1時間は照明を消してキャンドルや懐中電灯で過ごし、ちょっとしたキャンプ気分に。テレビを消してトランプやしりとりを楽しむことで、自然と家族の会話も増えました。子どもも「今日は何分電気を使わなかった!」とゲーム感覚で盛り上がり、節電が義務ではなく遊びのひとつに。家族の絆も深まる楽しい節電習慣です。
家庭ではこのように、無理のない範囲で電気の使い方を見直す工夫が広がっています。
節電を義務ではなく「家族で楽しむ習慣」として取り入れることで、節約と団らんの両立を実現している家庭も少なくありません。
こうした小さな取り組みの積み重ねが、エネルギー意識を高めるきっかけになっているようです。
冬の節電対策として注目されるのは「電気毛布・こたつなど低電力暖房」

「冬の節電対策として、取り入れたい・気になる方法はありますか?」という質問では、「電気毛布・こたつなど低電力暖房の活用」36.9%が最も多く、節電と快適さを両立できる方法として関心が高いことがわかりました。
次いで、「特に気になるものはない」18.6%、「断熱リフォーム・窓の見直し」13.6%、「電力会社のプラン見直し」13.0%が続き、“我慢する節電”から“仕組みで減らす節電”へ、意識の多様化が進んでいることが見て取れます。
一方で、「断熱リフォーム・窓の見直し」13.6%、「太陽光発電・蓄電池を導入して自家発電したい」7.2%、「高効率エアコンへの買い替え」6.2%など、再エネ設備や高効率家電による長期的な節電へのために新しい設備に費用をかける層も27%存在しています。
太陽光・蓄電池の導入・検討世帯は約25%、「電気を買う」から「自分でつくる」へ

「太陽光発電や蓄電池を設置していますか?」という質問では、「設置していないが検討している」22.4%、「太陽光のみ設置」9.2%、「両方設置」6.2%、合計で約23%の家庭が導入または導入検討段階にあることがわかりました。
一方で、「設置しておらず検討もしていない」家庭は61.2%と依然多数派ですが、電気代高騰が続く中で、「電気を買う」から「自分でつくる」へ意識をシフトする動きが見られます。
電気代の上昇が長期化する今こそ、補助金制度を活用した太陽光・蓄電池の導入が家計と環境の両面で注目されています。今後は、初期費用を抑えつつ自家発電を取り入れる動きがさらに広がると考えられます。
まとめ
今回の調査から、多くの家庭が冬の電気代上昇に不安を感じつつも、節電と快適さの両立に努めている実態が明らかになりました。
「厚着」や「設定温度を下げる」などの“我慢型”の節電が中心ではあるものの、家族で楽しみながら取り組むなど、日常生活に節電を自然に取り入れる工夫も見られます。
また、おおよそ4世帯に1世帯が太陽光発電や蓄電池の導入・検討を進めていることから、今後は「電気を買う」だけでなく、「自分でつくる」選択肢への関心が高まっていくと考えられます。
初期費用や設置環境などの課題は残るものの、補助金制度や技術進歩によって導入ハードルは年々下がりつつあります。
アンケートの詳細はこちら:https://eco-ene.com/column/winter-electricity-bill-survey/
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「エコ×エネの相談窓口」(https://eco-ene.com/solor/)は、優良販売施工会社を完全無料でご紹介する一括見積もりサービスです。
全国の厳選された太陽光発電・蓄電池の施工会社の中から、ご家庭の状況やご希望に最適な会社を選定します。
■ エコ×エネの相談窓口
太陽光発電一括見積もり:https://eco-ene.com/solor/
蓄電池一括見積もり:https://eco-ene.com/lp02
【調査概要】
調査対象:全国の戸建て住宅にお住まいの男女
調査期間:2025年10月27日〜10月28日
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人
性別内訳:女性274人(54.8%)/男性219人(43.8%)/回答しない7人(1.4%)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 16.8%/30代 39.0%/40代 26.4%/50代 14.0%/60代以上 3.2%
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所在地 :東京都渋谷区渋谷3−16−5 SHOKAIビル3F
代表者 :代表取締役 金子 貴直
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