GRL、SD Express/UHS-II Verification Programの正規テストラボに指定
規格に適合し、最高水準の互換性を提供する製品の認証を実現へ
コネクティビティとパワーデリバリーに関するエンジニアリングサービスおよびテストソリューションの世界的リーダーであるグラナイトリバーラボ(本社:米国カリフォルニア州、以下GRL)は、この度、業界指針となるメモリーカード規格を策定する規格団体、SDアソシエーション(本社:米国カリフォルニア州、以下SDA)の新たなSD Express/UHS-II Verification Program(以下SVP)の適合性テストにおける正規認証機関に選定されました。
GRLはSDAの会員として、これまでもさまざまなSD製品の検証やコンサルティングサービスを手がけています。GRLでは今後、横浜、サンタクララ(米国)のラボを通じてSVPプログラム向けの適合性テストを提供していく予定です。
任意のSVPではSDAの物理層試験ガイドラインを用いた、インターフェイス規格の適合性をテストします。SVPの一環としてテストの対象となるデバイスタイプには、PCI Expressを使用したSD ExpressまたはSD UHS-IIカード、ホスト機器及び周辺機器が含まれます。
SDアソシエーションのプレジデント坂本広幸氏は、次のようにコメントしています。
「会員向けの新たなサービスであるSD Express/UHS-II Verification Programは、SD ExpressおよびSD UHS-IIインターフェイスの仕様に適合し、堅牢な性能を実現する製品の検証において重要な役割を果たします。SDAはGRLと協力し、GRLの優れた能力によって、SVP指定テストラボとして世界中のお客様を支援できることをうれしく思います。SVPはインターフェイス規格を満たしている製品が消費者や企業の信頼性を高め、性能や相互運用性を保証します。SVPに合格した製品の公式リストはSDAのウェブサイトに『検証済み製品』として掲載されています。」
GRLの共同創業者兼最高執行責任者(COO)であるQuintin Andersonは、次のように述べています。
「GRLがSDアソシエーション初の正規テストセンターとなったことを非常にうれしく思います。GRLのビジョンは、ハードウェア開発者が、高速化、複雑化が進み、試験の難易度も上がるデジタルインターフェイス技術を実装する際に、高額な測定器への投資をすることなく、必要不可欠なテストサービスを提供することです。試験技術分野における我々のリーダーシップはSD Express/UHS-II Verification Programの運用管理、展開において、成功へと導く非常に大きな資産となるでしょう。」
SDAの仕様を使った製品開発やSVPへの参加に興味のある企業は、https://www.sdcard.org/join/のウェブサイトでSDAの参加申し込みが行えます。
本件に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://graniteriverlabs.co.jp/2021/09/28/pr_0928/
- 技術的なお問い合わせ
info_japan@graniteriverlabs.com | 045-470-0030
グラナイトリバーラボ(Granite River Labs)について
https://graniteriverlabs.co.jp/
グラナイトリバーラボ(GRL)は、2010年にシリコンバレーで設立されました。最先端の技術を採用する製品を開発するかたがたへend-to-endテスト、認証試験、コンプライアンスサービス、および関連する独自の計測とソフトウェアソリューションを提供するプロバイダーとして、成長しました。2021年9月現在、米国本社以外にも、日本、中国、ドイツ、シンガポール、マレーシア、台湾、インドの世界8カ国・地域に9拠点を展開しています。GRLはエンジニアが設計や検証の難しい課題を解決することを支援します。近年、デジタルインターフェイスがより高速に、より複雑になるに伴い、テストが困難になってきています。GRLはそのようなインターフェイスの開発を行うハードウェア開発者を支援することを目的として設立されました。GRLはすでに、数百もの企業、および世界中のR&Dセンターで新規技術を導入した製品開発を行う数多くのエンジニアを支援してきました。市場をリードする技術専門知識、コネクティビティと充電技術に関する幅広い能力、品質に顧客サービスの卓越性への集中的な取り組みにより、GRLは急速に成長し、頼りになるエキスパートとして認知されています。
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