夏でもいちごが収穫できる!近未来の農業・LED水耕栽培(閉鎖型)

2021年7月、LED水耕栽培閉鎖型施設(いちご専用・40平米)の増設

・いつでも野菜やいちごが収穫できる
2018年2月、株式会社ユタカ(たおる本舗)は、10平米の施設からLED水耕栽培をスタートしました。
まずはフリルレタスやバジルから。当時まだ水耕栽培は今ほどメジャーではなく、手探りでのスタートです。
マニュアル通りに種まきした後、1か月後に初収穫に成功しました。
LED水耕栽培の利点は、
①害虫被害がない→無農薬
②畑を耕すなどの、体力が不要
③室内栽培で気候に左右されない→価格や収穫量が安定
④収穫時期がコントロール→管理者の休みが取れる
⑤LEDの光を調整→栄養強化
⑥誰でも簡単に栽培方法が習得できる
⑦消費地や店内で栽培→輸送で発生するCO2が削減できる

緑が美しく、野菜の味が濃いのが特徴。LED光と水と液体肥料だけで育ちます。
順調に収穫量を増やすことができ、敷地内で経営する「焼きたてパン工房ゆたか」でサンドイッチやピザの材料として使用を開始しました。

パン工房店内で栽培風景をご覧いただけます。お客様に「見て・食べて」楽しんで頂いています。




・非常に繊細ないちご栽培を開始

野菜の栽培に成功し、2019月2月、試験的にいちご栽培を開始しました。
種植え(播種)、定植や株取り、花芽分化を経て、花が咲き手作業で受粉作業を行います。
一茎に実が4~5個になるよう摘花、葉かぎも行い実が赤く大きくなるといよいよ収穫です。
同年9月、初収穫に成功。真っ赤な美しいLED栽培いちごが30個ほど収穫出来ました。

LED施設を増築する際、業者様に「LEDでいちごを育てるのは難しいよ」とのお言葉を頂きました。

そのお言葉通り、次第に種が多く、固くて小さい実ばかりが出来るように。
原因を突き止めようと、試行錯誤する日々が続きます。

 

 



・救世主「ビーフライ」に受粉を託す

濃い緑色の大きな葉と茎が育ち、花が咲くまでは順調でした。では受粉の段階で原因があるのでしょうか。

弊社は人工的に授粉を行っていました。時期は開花3~4日後、毛の細い筆でおしべとめしべに触れます。
しかし、小さい施設ですが、管理者1人で栽培しているため、どの花が受粉に適した時期なのか特定が難しかったのです。
さらに冬場は、結露が起きます。(弊社の施設が原因です)
結露で花粉が水分を含み、塊になり上手く受粉できません。したがって変形した実がなります。
皆様に知恵を頂き、約1年間人工授粉で生育させ何とか実を付けていましたが、初収穫時のような大きくて美しいいちごは実りません。

そんな時、ビーフライ(医療用無菌バエ)を思い出しました。
以前は医療用として、やけどや糖尿病で壊死した部分などを治療する「マゴットセラピー」に活用されてきたハエの1種(ヒロズキンバエ)です。
蜂に比べて蜂のように刺されることもなく、活動温度は10~35度。紫外線がなくても活動します。
ビーフライは2021年2月から使用を開始しました。

受粉はビーフライに任せ、管理者はそれ以外の作業に集中しました。

ビーフライを使用し始めてから、次第に変形した実が減り、サイズは大きくはありませんが赤く綺麗な形をしたいちごが増え始めたのです。
ビーフライの使用は成功したと言えます。
最初にいちごの種を植えてから、約2年が過ぎ、そろそろ苗の寿命を迎えようとしていました。

 

 




・増産をめざして、いちご専用施設を増設
弊社のLED施設は敷地内に3か所あります。
2021年3月、一番小さい施設で同年7月のLEDいちご専用施設(40平米)完成に合わせ、新しくいちごの種を植え、準備を開始しました。

新しい施設には二酸化炭素濃度計測計などの最新設備を整えました。

7月下旬、大きく育ったいちごの苗、約50本ほど移植していきます。
ビーフライにも受粉を手伝ってもらいながら、苗の手入れをし、赤く実が付くのを待ちます。

8月下旬、赤く綺麗な大きいLEDいちごが実りました、新しい施設での初収穫に成功。
お味は甘く程よく酸っぱい、なかなかの出来で管理者も一安心です。

約2年間、試行錯誤しながら栽培してきたノウハウを最大限に生かし、新しい施設で夏でも収穫できるLEDいちごのさらなる増産を目指しています。
収穫したLEDいちごは主に併設するパン屋でサンドイッチ等に使用、今後はいちご加工品の開発も検討中です。

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