プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

株式会社トヨコー
会社概要

業界初!サビ・塗膜除去工事用途で世界最高峰6kWレーザー 「CoolLaser G-19」実用化モデル発表

高出力化と酸化被膜の抑制を両立

株式会社トヨコー

 老朽化した建物や既存インフラ構造物のメンテナンスを行う株式会社トヨコー(本社:静岡県富士市、代表:豊澤一晃、茂見憲治郎)は、高出力レーザーでサビや塗膜などの付着物を除去する装置「CoolLaser(クーレーザー)」の実用化モデル「CoolLaser G-19」(以下「G-19」)を開発しました。これまでレーザーでは厚みのある対象物の除去は困難とされてきましたが、「G-19」は同目的では世界最高峰の6kWの出力を実現する事で100μm程度のサビや300μmを超える塗膜、サビの原因となる目に見えない塩分を高速で除去できる装置です。
また、塗装耐久性への影響が懸念されている除去後の金属表面に形成される酸化被膜*1を抑制する事にも成功しました。2021年11月11日(木)には、国立研究開発法人土木研究所にて実演デモを行いました。

 

 


酸化被膜形成の抑制に成功し、施工スピード効率が約3~4倍アップした新型機「G-19」
 近年、インフラの老朽化や土木建設業界の人手不足、維持管理・更新費の財政圧迫などの理由からインフラ維持管理に関するコスト削減や効率化に対するニーズが高く、その解決策としてレーザー適用への期待が高まっています。しかしながら、従来のレーザーでは照射処理の速度が遅かったり、厚みのある対象物の除去が困難であったり、照射処理後に酸化被膜が形成されるなど様々な課題があり、現在に至るまで実用化が進まず普及に至っていないのが現状です。

 

 この度完成した「CoolLaser G-19」は、屋外工事を目的としたレーザー装置の出力量としては世界最高峰の6kWで、これまで当社が開発していた従来モデルと比較してレーザー出力が2倍となり、施工スピードが約3~4倍(当社実験レベルでの計測)*2アップしました。今までレーザー業界では実用化が難しいと言われていた鉄橋や鉄柱、プラント等の屋外工事において、100μmのサビや300μmを超える塗膜といった分厚い対象物を除去することができる画期的な装置です。
 

「CoolLaser G-19」は、従来のレーザークリーニング装置に使われる「パルスレーザー」と呼ばれるレーザーを非連続に照射する方法ではなく、「連続波(CW)レーザー」と呼ばれる連続的にレーザー照射する方法を採用し、平均的に高い出力を保つことができます。

また、高出力化に伴い除去後の表面に残る熱影響を抑える事で酸化被膜の形成を抑制する事にも成功しました。

「CoolLaser」の価値
  • サビや塗膜、塩分まで除去する事による構造物の長寿命化への貢献
  • サビ・塗膜などの除去時に廃棄物が出にくいため地球環境を汚染しない
  • クリーンな作業環境による現場作業者の3K環境改善

「CoolLaser G-19」の特徴
  • 世界最高峰!出力6kWの高速除錆能力
  • 高出力ながら酸化被膜形成の抑制を両立
  • 工事用途として安全性、安定性、操作性を向上

今後レーザー技術のサビ除去工事分野における社会実装に向けては、日本産業規格 JIS Z 2358「レーザー照射処理面の除せい(錆)度測定方法」の制定、レーザー施工研究会*3とともに、「レーザー照射処理に関する安全ガイドライン」の公表および資格講習会による人材育成、国立研究開発法人土木研究所の「革新的社会資本整備研究開発推進事業」における、施工困難部位と言われている支承部等の狭隘箇所の施工方法に関する共同研究を推進しています。

また、この「G-19」をベースモデルとしたレーザー装置のレンタル開始に向けて準備を進めていく予定です。

 橋の修繕工事におけるサビ取りの現場は、「3K(キツい・汚い・危険)」と呼ばれていますが、当社はこの社会を支える仕事の現場を「3C(Cool・Clean・Creative)」に変えなければならないという使命感を持っています。

当社はCoolLaserの実用化、普及をすすめることで日本のみならず世界で持続可能な社会の実現に取り組み、人々の生活がより便利で豊かなものになるよう今後とも努めてまいります。

*1 酸化被膜とは、金属表面が空気中の酸素と反応して生じる化合物の「サビ」。鋼材をレーザーなどの高熱で照射した際に金属母材の表面に酸素と結合して一種の膜が生じてしまう。
*2 スピード効率は当社実験レベルでのアップのため、実用レベルでの計測は今後実施します。
*3 レーザー施工研究会は、90を超える企業や専門家等の会員によって運営される、インフラ等の構造物の維持技術としてレーザーを用いた施工技術の普及発展に関する活動を行い、社会インフラの維持管理に寄与することを目的とした団体となります。



会社概要
  • 社名 株式会社トヨコー( https://toyokoh.com/
  • 本社所在地 静岡県富士市青島町39
  • 設立 1996年3月
  • 代表者 代表取締役 社長 CFC 豊澤一晃、代表取締役 社長 CRC 茂見憲治郎 
  • 資本金 8億7,600万円(資本準備金・その他資本剰余金を含む)
  • 事業内容 (1)屋根の防水・断熱・補強工事 (2)レーザー装置を用いた塗装・サビ・有害物質等を除去するクリーニング事業 (3)建物やインフラに対するパブリックアートデザイン提案とその塗装工事

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
ビジネスカテゴリ
建設・土木その他
位置情報
静岡県富士市本社・支社
関連リンク
https://www.toyokoh.com/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社トヨコー

0フォロワー

RSS
URL
https://www.toyokoh.com/
業種
建設業
本社所在地
静岡県富士市青島町39
電話番号
0545-53-1045
代表者名
豊澤 一晃
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1996年03月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード