きみの家にもいるかも!?身近な「もの」が化けた“もののけ”たちの集まりを描いた絵本『もののけしょくどう うらめしや』が6月12日(水)から全国書店にて発売。
もののけアーティスト・谷村紀明の初の絵本が「ぐりとぐら」シリーズの福音館書店から刊行。身近な「もの」を個性的な「もののけ」に見立てるユニークな視点が入り口となり、子どもたちの想像力が広がる絵本です。
株式会社HONNOW(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:谷村紀明)は、もののけや妖怪をテーマに創作活動を行うもののけアーティスト・谷村紀明による初の絵本『もののけしょくどう うらめしや』を福音館書店から刊行、6月12日(水)より全国書店にて発売します。
『もののけしょくどう うらめしや』は、カプセルトイで話題の<てんぷら妖怪>をはじめ、これまでさまざまな“もののけ”をテーマにした創作活動、作品発表を行ってきた谷村紀明が、テレビのリモコンや歯ブラシ、掃除機といった子どもたちの身近にあるもの(道具)がもののけに化けたら面白いのではないかと着想し、およそ3年の歳月をかけて完成した絵本です。
本作は、家の中にあるさまざまな「もの」が化けた「もののけ」たちが、真夜中になるとひっそりと開店するふしぎな⾷堂「うらめしや」に集まるシーンからはじまります。
最初にやってきたのはリモコンさん。リモコンさんは大好物の「でんちにぎりずし」を注文します。続いてやってきたクッションさんには「ふわふわワタのハンバーグ」、せんたくかごさんには「くつしたのてんぴぼし」、⻭ブラシさんには「ハミガキこ ソフトクリーム」、ティッシュケースさんには「ティッシュミルクレープ」など、もののけたちの好物に合わせた特別なメニューがたくさん⽤意されています。
注目すべきは、リモコンと電池、クッションとわた、せんたくかごと靴下、冷蔵庫とタッパーなど、親しみやすく愛嬌たっぷりに描かれた個性的なもののけたちとその好物の組み合わせ。現実世界の「もの」と照らし合わせることで、子どもたちがユニークな視点で、身近な「もの」から想像をどんどん広げていくことができます。
さらに、おうちの中で一日の仕事を終えてクタクタになったもののけたちが、食事でお腹を満たして元気になっていく様子が印象的に描かれており、「個性はみんな違うけれど、食べて元気になるのはみんな一緒」というメッセージが伝わります。子どもたちの身近にあるものをもののけとして描くことで、それぞれの好みや個性の違いの大切さや、食べることの楽しさに共感しやすいストーリーになっています。
モノの見方は一つではないことや、人と違う視点をもつことの面白さを子どもたちに伝えたいという作者の想いから3年の歳月をかけて生まれた絵本『もののけしょくどう うらめしや』。
私たちはこの絵本を通じて、子どもたちの柔軟な想像力や発想力を育む可能性を広げてあげることができればと考えています。
※『もののけしょくどう うらめしや』の発売にあたり、「うらめしや」やお店に集まるもののけたちと出会えるPOP UPイベントを、全国各地の蔦屋書店で展開予定です。また全国の紀伊國屋書店でもコラボイベントを開催予定です。ぜひ書店に足を運んでいただき、「うらめしや」に集まるもののけたちと出会ってください。
<参考URL>
『もののけしょくどう うらめしや』
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=7582
イベントの告知などは随時インスタグラムで配信予定です。
https://www.instagram.com/mononoke_comics/
<作者紹介>
【もののけアーティスト/谷村紀明】 1988年京都府生まれ。身近にあるものを題材に“もののけアート”を創作し活動する作家。Lürzer's ARCHIVE 200 Best Illustrators Worldwide 選出。これまでの仕事に、『てんぷら妖怪』『ウルトラマン55周年記念 ウルトラ怪獣もののけ絵巻』『Pokémon Battle Festival Asia』『鬼太郎EXPO』『白い妖怪ぱーく展』などがある。
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