山形発”介護DX”スタートアップが山形市協力のもと実証実験をスタート【株式会社CARESPACE】
ICTツールによる介護現場の業務改善に向けた実証実験を行います
山形市協力のもと、なでしこ地域包括支援センター圏域内の事業所間をクラウドネットワーク化することで介護現場の業務改善を目的とした実証実験を開始することを発表いたします。
- 現状の課題と解決案
介護業界の現状は、要介護者に関する情報共有の主な手段として電話やFAXが用いられている。そのため、現場では下記のような課題が存在する。
・相手の都合により電話連絡が繋がりにくい。
・口頭連絡による言った言わないのトラブル。または伝言ゲームのような情報伝達。
・FAX送受信の過多による業務時間と紙やインクなどの資源の浪費。
・個人情報漏洩の危険性。(FAXの誤送信など)
・ITリテラシーの問題によるICT利用が進まない。
このような課題を踏まえて、要介護者の情報を関係する他事業所と一元化することで、正しい情報の共有や引き継ぎと最適な介護を提供できる仕組みを構築し、業務効率化と業務時間の削減、さらにはICT利用のきっかけをつくり、今後のICTツール利用の促進を期待できると考えております。
効率化やICT促進を行うことで、介護従事者の方々の利用者と向き合う時間が今以上に増え、業務の質の向上や自立支援に資する対応へと繋がっていくことと思います。
- 実証実験 概要
◇目的:圏域内事業所間のクラウドネットワーク化による介護現場の業務改善
◇期間:2022年10月3日(月)〜12月末日
◇エリア:なでしこ地域包括支援センター圏域内
◇参加事業所:なでしこ地域包括支援センター、ながまち荘、など
- 実証実験の先に見据えるもの
圏域内事業所間のクラウドネットワーク化による介護現場の業務改善が確認された先に、そのネットワークを活用した要介護者の必要とする最適な介護サービスを探せる機能を提供いたします。
それにより、ケアマネジャーの介護事業所探しと介護事業所の利用者探しの効率化を計り、安定した地域介護を支える仕組み作りを計画しています。
- ケアマネジャーと介護事業所をつなぐICTプラットフォーム「CareSpace」について
CareSpaceは、ケアマネジャーと介護事業所をつなぐICTプラットフォームです。
介護業界が抱える情報共有や連携、サービス調整、担当者会議の日程調整などの非効率な業務をクラウドを利用したシステムで効率化できます。また、様々な介護向けICTツールとAPI連携が可能であり、業界全体のICT化を後押しします。
CareSpaceは、介護業界の情報共有・連携を加速させることで介護従事者と介護や支援の必要な方々とが向き合う時間を増やします。
▼「CareSpace」サービスサイト
https://care-space.jp
- 「CareSpace」パートナー募集
株式会社CARESPACEでは「CareSpace」のさらなる普及を通して、介護業界の効率化・ICT化を支援し、介護が必要な方が最適なサービスを受けることができる社会の実現を一緒に目指すパートナー様を募集しております。
また、「CareSpace」導入を検討されている 介護事業所やケアマネジャー様はもちろん、地域全体の介護業務効率化や実証実験をお考えの自治体からのお問い合わせもお待ちしております。
ご質問、ご相談はお問い合わせフォームよりお送りください。
▼株式会社CARESPACE お問い合わせフォーム
https://company.care-space.jp/contact/
■ 会社概要
- 社名:株式会社CARESPACE
- 代表取締役:三浦 亮
- 事業内容:ケアマネジャーと介護事業所をつなぐICTプラットフォーム「CareSpace」の企画・開発・運営・販売
- 設立:2020年8月25日
- 本社:山形県山形市あかねヶ丘2-12-15
- 企業URL:https://company.care-space.jp/
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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