ネコの爪きり補助具「もふもふマスク」が2万枚、術後の傷口を保護する「フェザーカラー」が4万8千枚の販売達成
コロナ禍、そしてネコの長命化で販売数が増加
背景
もふもふマスク、フェザーカラーに共通の背景
販売数増加の背景には、コロナ禍によって、人との接触が制限されるなかで、ネコを飼う人が増えたことがあります。コロナ前の2019年の394,000頭と比べて、2021年は489,000頭と新たに猫を飼う方が大幅に増えています(一般社団法人ペットフード協会調べ)。
もふもふマスク、2万枚達成の背景
コロナの影響で気軽に動物病院に行きづらくなっています。コロナ前は動物病院でネコの爪を切ってもらっていた飼い主も、コロナを機に自宅で初めて爪切りに挑戦する人が増えました。室内ネコが爪を切らないでいると肉球に刺さったり、カーテンに爪が引っかかり取れなくなったりと怪我の原因になり非常に危険です。
飼い主が自宅で爪切りを躊躇する理由のひとつは、ネコが爪切りを嫌がり暴れたり、噛まれ、ネコと飼い主、双方がケガをする恐れがあるからです。そのため、目隠しをするとおとなしくなるネコの習性を活用した「もふもふマスク」の需要が高まっています。
フェザーカラー、4万8千枚達成の背景
ネコは室内で飼うことが基本となり、ネコの寿命は30年前と比べると3倍に伸びました。1990年の平均寿命は5.1歳ですが、2020年には15.45歳にまで伸びています(一般社団法人ペットフード協会調べ)。
寿命の伸びとともにネコがかかる病気が変化しました。室内飼いをする前の1990年代は、交通事故、猫同士の喧嘩、感染症でしたが、室内飼いの徹底、ワクチン接種によりそれらは予防できるようになりました。
現在は慢性腎不全、がん、心臓病が主で治療中のネコが増え、飼い主が自宅で投薬や皮下点滴をする時代になりました。それに関連し、術後の患部を舐めないよう保護するため首に巻いて使うエリザベスカラー、弊社のネコに優しい「フェザーカラー」の需要が高まっています。このような事情が追い風となり、販売枚数4万8千枚を達成することができました。
商品概要
もふもふマスクについて
開発のきっかけ
開発のきっかけは「うちの子は爪切りが大嫌いで大暴れします。飼い主も噛まれ爪切りが出来ない日々です。肉球に爪が入り込み動物病院に連れて行くもやはり大暴れし、麻酔をかけられて爪切りを終えました。これからも一生爪切りの度に麻酔を使うかと思うと、ネコへの体の負担が心配です」というお客さまからの困りごとでした。そこで、目隠しをするとおとなしくなる猫の習性を活用したネコ用爪切り補助具を使うと、興奮が抑えられ自宅で爪切り可能になるようになったのです。リラックスしている間に短時間で爪きりが完了します。
主な特長
- ネコの骨格にしっかりフィットする立体縫製技術は顔を優しく包み込むような立体感を大事にしました。
- マスクがずれると目隠し効果は得られません。子猫から短頭種まで対応の8サイズ。
- 肌に直接触れるものだから内側は人間の赤ちゃん用に使われている国産ガーゼ、表側はオーガニックコットンを使用しています。
- すべて、縫製業が息づく町「岩手県久慈市」の縫製職人が手作りしています。
もふもふマスク(ネコ専用 爪切り補助具)
https://kurokuro.jp/c/list/trimming/trimming03/mask
フェザーカラーについて
開発のきっかけ
猫の傷口舐め保護のため首に巻くエリザベスカラー、2005年頃ペットは犬が主流で売場も大半が犬用品、猫用は僅かで、犬用を代用するのが一般的でした。ですが、猫には重く硬く負担でした。そこで苦しむ猫のため、快適さをコンセプトにした猫用の商品を当社の「猫社員」(当社では代表の飼い猫が、社員として商品開発部に所属し、使用した感触を確かめています)と一緒に開発しました。
主な特長
- 一般的なエリザベスカラーは硬く、室内の家具にぶつかり「ガツンっ」と、衝撃を受け、身動きが取れなくなることがあります。ですが、私たちのフェザーカラーは家具にぶつかった時の衝撃も吸収し、テーブルの脚にひっかかっても柔らかいから前に進むことができます。
- 様々なネコの骨格にあわせ7サイズ。そして、病気、使用シーン、患部の位置に応じて4タイプ(透明ソフト、透明ハード、全面しん)を選ぶことができます。
- すべて、縫製業が息づく町「岩手県久慈市」の縫製職人が手作りしています。
フェザーカラー特集ページ
https://kurokuro.jp/c/list/nursingcare/nursingcare01
会社概要:
株式会社クロス・クローバー・ジャパン
(ブランド名:nekozukiねこずき)
大好きな猫の役に立てる仕事をするため、2005年に起業。たとえば、猫砂は人間の都合で、ネコの健康に害を与えかねない仕様となっています。現在、市場で人気の猫砂の多くは、固める、消臭、香料、抗菌など、人の利便性を考慮し、化学物質が添加されています。これでは猫は排泄後に足裏を舐める習性があるので、化学物質を体に溜めてしまいます。また、トイレ掃除をする飼い主にとっても、危険があります。私たちは「木だけの無添加猫砂」で健康猫砂市場を創出しています。将来の夢は「ネコと人間が共生できる家をゼロからプロデュースすること」。地域未来牽引企業(経済産業省)、東北アントレプレナー大賞(東北ニュービジネス協議会)。
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