旅行・観光アンケート1,764人分を対話で分析、「旅行ニーズAI」β版を公開

旅行会社・ホテル・交通事業者の企画・販促をデータで支援。登録不要・無料・利用回数制限なしで、年代・所得層別の旅行ニーズを自然言語で確認し、公開Web情報も補足

Hotel&Data

Hotel&Data(代表:中田裕哉、所在地:東京都渋谷区)は、2026年7月27日より公開中のAIチャットサービス「旅行ニーズAI」無料お試し版(β版)を提供しています。本サービスは、Hotel&Dataが独自に実施した旅行・観光アンケート6回、合計1,764人分の一次データをもとに、年代・所得層などの旅行者ニーズを自然言語で確認できるサービスです。

ユーザーは「10代の旅行ニーズを教えて」「高所得層の旅行先選びで重視される点は」「首都圏居住者と地方居住者で予約チャネルはどう違うか」などと入力するだけで、条件に応じたアンケート集計結果を会話形式で確認できます。旅行会社の企画書・提案書に用いる根拠データの探索、ホテルの商品・特典設計、交通事業者のCRM施策の仮説づくりなどを支援します。市場動向を含む質問では、必要に応じて公開Web情報を補足し、参照した記事名とURLを表示します。

現在は登録不要・無料・利用回数制限なしで利用できます。利用後のご意見・ご要望は、公式サイトのお問い合わせフォームまたはメールで受け付けています。

サービスURL:
https://www.hotelanddata.com/

サービスサイト_トップ画面

なぜ今、「旅行ニーズAI」なのか

旅行・観光業界では、訪日需要の拡大、旅行費用の上昇、オーバーツーリズムへの対応など、業界固有の変化が同時に進んでいます。日本政府観光局(JNTO)によると、2025年の年間訪日外客数は4,268万3,600人で過去最高を更新しました。需要が拡大する一方で、顧客層ごとの予算、重視点、予約行動を把握し、収益性と持続可能性を両立する企画がこれまで以上に求められています。

これとは別に、産業横断の変化として生成AIの業務利用が広がっています。しかし、汎用AIは、もっともらしい誤情報や根拠のない数値を生成する「ハルシネーション(AIによる事実誤認・創作)」の可能性があり、企画書やマーケティング施策の根拠としてそのまま使うことには課題があります。米国国立標準技術研究所(NIST)も、生成AIが誤った内容を確信をもって提示する現象をリスクの一つとして整理しています。

そこでHotel&Dataは、汎用AIの事前学習知識だけに回答を委ねず、自ら実施・保有する旅行・観光アンケートを回答の根拠に用いる「旅行ニーズAI」を開発しました。定期調査の集計表を読み込んだり、BIツールやSQLを操作したりせず、必要な切り口を会話形式で確認できる状態を目指しています。

参考:

汎用AI(ChatGPT等)との違い

「旅行ニーズAI」の最大の特徴は、一般的な知識から回答を組み立てるだけでなく、Hotel&Dataが保有する1,764人分の一次調査データを、質問で指定された条件に沿って集計し、その結果を根拠として回答する点です。

  • 一次データを根拠に回答:年代、世帯年収、居住地域、子どもの有無などの条件で対象者を抽出し、該当件数や選択率を集計します。

  • 数字の根拠を表示:アンケート由来の回答には、集計期間と対象件数を表示します。

  • 公開情報と自社調査を区別:市場動向を補足する場合は、公開Web情報の記事名とURLを表示し、アンケート集計と混同しないようにします。

  • ハルシネーションを抑える設計:数値をAIの推測だけで生成せず、集計結果に基づいて回答文を作ることで、根拠不明な一般論や数字の創作を抑えます。

※生成AIによる誤りを完全に防止するものではありません。重要な意思決定では、表示された集計条件・件数・出典をご確認ください。

「旅行ニーズAI」とは

「旅行ニーズAI」は、旅行・観光アンケートの集計結果を、自然な質問文から確認できるAIチャットサービスです。

専門的なBI操作やSQLを使わず、確認したい顧客層やテーマを文章で入力できます。AIは質問内容を解釈し、該当するアンケートデータを集計したうえで、結果を読みやすい文章にまとめます。

「市場動向も踏まえて」など公開情報が必要な質問では、アンケート集計とは別に公開Web情報を検索し、補足情報として提示します。アンケートを根拠とする回答には集計期間・対象件数を、Web情報を用いた回答には記事名・URLを表示し、情報源の違いが分かるようにしています。

アンケート集計→AIによる整理→必要時のみ公開情報を補足、の概要図

主な機能

  1. 自然言語による旅行・観光アンケートの集計
    「若年層の旅行ニーズ」「シニア層の旅行予算」など、確認したい内容を文章で入力できます。

  2. 年代・所得層・複合条件によるセグメント分析
    年代別、所得層別のほか、性別や子育て世帯など複数条件を組み合わせた質問にも対応します。

  3. セグメント間の比較

    若年層とシニア層など、複数グループの旅行意向・予算・重視点の違いを確認できます。

  4. 公開Web情報による補足

    市場動向を求める質問では、公開Web情報を補足し、記事名とURLをリンクとして表示します。

  5. 集計根拠・出典の表示

    アンケート由来の回答では集計期間・対象件数を表示し、公開情報由来の内容と区別します。

想定する活用シーン

旅行会社のマーケティング・商品企画担当者

年代・所得層・同行者別に、希望する旅行先、旅行目的、予算、重視点、予約チャネルを確認できます。新商品のターゲット設定、商品コンセプト、販促メッセージを検討する際に、企画書・提案書の根拠データとして活用できます。

活用例:「高所得層と子育て世帯で、旅行先選びの重視点はどう違うか」「20代と60代で利用意向のある予約チャネルはどう違うか」

ホテルのレベニューマネージャー・支配人

高所得層、ファミリー、シニアなど、狙いたい顧客層ごとの旅行予算の傾向や、宿泊施設の質、食、立地・アクセス、価格などの重視点を確認できます。客室単価やプラン価格を検討する際の仮説、食事特典、ファミリー向け設備、連泊特典などの設計に活用できます。

活用例:「世帯年収800万円以上の旅行予算と重視ポイントは」「未就学児を含む家族旅行で重視される条件は何か」

※調査で取得する旅行予算は旅行全体の予算であり、客室単価そのものではありません。価格設定では自社の予約・販売データと併せてご利用ください。

交通インフラ会社のマーケティング・CRM担当者

首都圏・地方などの居住地域別に希望旅行先を確認したり、年代別にOTA、宿泊施設直販、交通事業者直販、旅行会社パッケージなどの利用意向を比較したりできます。会員向けキャンペーンの対象者、訴求内容、配信チャネルを検討するための仮説づくりに活用できます。

活用例:「首都圏居住者と地方居住者で希望旅行先はどう違うか」「年代別の予約チャネル利用意向を比較して」

このほか、自治体・DMO・観光施設の観光施策、マーケティング会社の企画・提案時の基礎情報としての利用を想定しています。

実際に聞ける質問例

  • 10代の旅行ニーズを教えて

  • 高所得層の旅行ニーズを市場動向も踏まえて教えて

  • 子育て世帯の予約チャネルを教えて

  • シニア層の旅行予算を教えて

  • 若年層とシニア層の旅行予算の違いを教えて

  • 首都圏居住者が希望する旅行先を教えて

1,764人分のデータから見えたミニトピック

6回の回答者1,764人のうち、今後3か月以内の宿泊旅行について「行きたいと思わない」と回答した人を除く1,123人に、旅行先選びの重視点と利用予定の予約チャネルを尋ねました。以下はいずれも複数回答による集計です。

高所得層は「価格」より「食の魅力」、低所得層は「価格」が最多

世帯年収800万円以上(n=304)では、旅行先選びで重視する点の1位は「食の魅力」48.0%で、「価格」34.9%を13.1ポイント上回りました。一方、世帯年収400万円未満(n=408)では「価格」が48.8%で最多となり、「食の魅力」は38.7%でした。所得層によって、同じ旅行商品でも価格訴求と食体験の訴求を使い分ける余地がうかがえます。

OTA利用意向は50代47.3%、70代以上22.9%。旅行会社パッケージは70代以上が高い

利用を予定する予約チャネルとして「OTA」を挙げた割合は、50代(n=167)で47.3%、70代以上(n=223)で22.9%でした。一方、「旅行会社のパッケージ商品」は50代11.4%に対し、70代以上では24.7%でした。年代に応じて予約導線や会員向けキャンペーンの接点を変える仮説につながる結果です。

高所得者層が旅行先選びで重視する点

※本結果は回答者の傾向を示す記述集計です。母集団全体への一般化、因果関係、将来の成果を保証するものではありません。設問の回答対象者や定義により、集計母数は1,764人より少なくなる場合があります。

搭載する独自調査データ

本サービスには、Hotel&Dataが2025年8月から2026年2月までに実施した旅行・観光に関する独自調査6回分、合計1,764人分を搭載しています。6回の回答者IDはすべて異なり、同一回答者の重複はありません。

調査概要

  • 調査実施日:2025年8月9日、2025年10月1日、2025年11月8日、2025年12月6日、2026年1月30日、2026年2月27日

  • 調査対象地域:日本全国

  • 対象年齢:15~79歳

  • 調査方法:Web調査調査パネル:Freeasy

  • 有効回答数:各回294人、合計1,764人

  • 割付:2025年11月を除き、性年代別均等割付(年代は10歳刻み)。2025年11月は先着

  • 回答者の重複:過去回答者を各回除外

  • 調査実施・データ保有:Hotel&Data

※6回の調査には、月ごとに異なる設問が含まれる場合があります。質問内容や条件によって集計対象期間・件数は異なります。

プライバシー・データ利用への配慮

本サービスでは、サービス提供・改善・不具合調査・利用状況分析のため、ユーザーが入力した質問文、生成した回答文、匿名のセッションID、利用状況などを必要な範囲で取得・保存する場合があります。

個人情報・機密情報の入力は想定しておらず、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先の機密情報、未公開情報、APIキーなどを入力しないよう画面上で案内しています。保存するチャット本文は可能な範囲でマスキング処理を行いますが、すべての情報を完全に検出・除去できることを保証するものではありません。

詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
https://www.hotelanddata.com/privacy-policy

今後の展開

今後は、旅行・レジャーに関する調査設問の追加、調査規模の拡大、質問・回答精度の向上を進めます。また、法人向け機能および有料版の提供、個別テーマに応じたアドホック分析、マーケティングコンサルティングの提供を予定しています。

無料お試し版(β版)の利用状況や、お問い合わせフォーム・メールに寄せられたフィードバックをもとに、旅行会社、宿泊施設、交通インフラ会社などが必要とする機能・データを検討していきます。

代表者コメント

マーケティング調査会社およびコンサルティングファームで、データサイエンティストとして多くの企業・業界のマーケティング支援に携わってきました。その中で、旅行・レジャー分野では、変化の大きい市場環境に対して、定期的な市場調査やAIを日々の企画・意思決定に活用する余地が大きいと感じてきました。

生成AIは便利である一方、企画の根拠として使うには、回答のもととなるデータが確認できることが重要です。これまでの調査・分析の経験を生かし、旅行・観光に関わる方が生活者の声を根拠とともにすばやく確認できるサービスを育て、業界に貢献したいと考えています。

Hotel&Dataについて

屋号:Hotel&Data

代表者:中田裕哉

所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目23-4

事業内容:旅行・レジャー分野を中心とした市場調査、データ分析、AIサービス運営、マーケティング支援

Webサイト:https://www.hotelanddata.com/

本件に関するお問い合わせ

Hotel&Data
代表:中田裕哉
E-mail:data.for.marketing.com@gmail.com

メディア関係者様へ:個別データの提供、掲載テーマに合わせた詳細分析、代表への取材にも対応可能です。上記メールアドレスまでお問い合わせください。

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会社概要

Hotel&Data

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URL
https://hotelanddata.hp.peraichi.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前 6丁目23番4号 桑野ビル2階
電話番号
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代表者名
中田裕哉
上場
未上場
資本金
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設立
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