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株式会社スリーハイ
会社概要

横浜の従業員40名の町工場、非財務・財務情報を開示したアニュアルレポートを初公開

ステークホルダーとの関係性を深化 中小企業の情報開示の先駆け事例となりたい

株式会社スリーハイ

産業用ヒーターを製造・販売する株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区、代表取締役:男澤 誠 以下、スリーハイ)は、持続可能な社会の実現に向けた当社の取り組み及び財務情報を開示した「THREE HIGH ANNUAL REPORT OMOU 2022(以下、「OMOU 2022」)」を発行いたしましたので、お知らせいたします。

OMOU 2022 公開ページ

URL:https://www.threehigh.co.jp/company/report.php


  • アニュアルレポート発行の背景

アニュアルレポートとは、財務情報および非財務情報(企業理念や人材、CSR、SDGsなどの取り組み)を取りまとめた報告書のことです。

非上場企業においてアニュアルレポートを発表する企業は少ない現実があります。その理由には①規模の小さい企業では、アニュアルレポートを作成するための人員や予算が限られており、作成することが困難である、②財務情報や社会的責任など様々な情報を盛り込んだ複合的な報告書であるため、作成に時間や手間がかかること、等が挙げられます。


そのような課題があるなかでも、中小企業にとってアニュアルレポートをつくる必要性が年々高まっています。具体的には、金融機関が融資判断をする際に、財務情報だけでなく非財務情報も加味した事業性評価が重視されつつあります。


さらに、スリーハイのような中小製造業がこれからも生存するためには、ステークホルダーのみなさまにサステイナビリティについての取り組みについて、説明が必要となる機会が増えてきました。


スリーハイはこれまで2022年にサステナビリティレポートを公開しましたが、この度の2022年版からは、財務内容の公表にも踏み込んだことから、アニュアルレポートとして公開しました。


これからも、スリーハイはステークホルダーの皆さまと共に歩み、本業を通じた社会・環境の課題解決に資する取り組みを一層推進して参ります。


  • 「OMOU 2022」の概要

<報告期間>
2022年1月~2022年12月
※一部の情報については2022年12月以降の情報も含む

<内容>

・代表あいさつ

・会社紹介

・スリーハイの「ステークホルダー経営」

 -お客様を、どこまでも想う

 -地域を、どこまでも想う 

 -働く仲間を、どこまでも想う 

 -未来を、地球を、どこまでも想う 

・2022年活動まとめ 

・会社概要・組織体制・沿革 

 -会社情報

 -価値創造プロセス 

 -財務情報(貸借対照表) 

・SDGs達成貢献に向けた取り組み 

・表彰、認証・認定 

・第三者コメント 


「OMOU 2022」のダウンロードはこちらから

URL:https://www.threehigh.co.jp/company/report.php


  • 「OMOU 2022」のポイント

ポイント① 事業活動における成果を数値とともに見える化

スリーハイは、これまでCSR活動やSDGsへの取り組みなど、様々な活動をしてきました。


「OMOU 2022」では、それぞれのステークホルダーに対してスリーハイが行ってきた活動をまとめるとともに、数値測定できるものは数値を公表し、取り組みの成果を見える化しました。

製造プロセスを通じた環境負荷軽減の取り組みを数値化製造プロセスを通じた環境負荷軽減の取り組みを数値化

東山田地区の 小学生を招いて地域の工場をめぐる「こどもまち探検」の成果を数値化東山田地区の 小学生を招いて地域の工場をめぐる「こどもまち探検」の成果を数値化

「顧客」「地域」「従業員」「未来・世界」の4つの側面から、スリーハイの取り組みを整理「顧客」「地域」「従業員」「未来・世界」の4つの側面から、スリーハイの取り組みを整理


ポイント② 価値創造プロセスの可視化

本アニュアルレポートにおいては、スリーハイが事業活動を通じて、誰にどのような価値を創造しているかを示した図式である「価値創造プロセス」を作成しました。

この「価値創造プロセス」は、企業と投資家をつなぐ「共通言語」として、企業が投資家に伝えるべき情報(経営理念やビジネスモデル、戦略、ガバナンスなど)を体系的・統合的に整理し、投資家との対話の質を高めるためのフレームワークです。


今回スリーハイが価値創造プロセスを作成するにあたっては、「国際統合報告<IR>フレームワーク」を参考にしました。


この価値創造プロセスを作成することにより、スリーハイが行う事業活動が、社会にどのような成果(アウトカム)を生み出しているか可視化することができました。

スリーハイが行う事業活動が社会にどのような成果(アウトカム)を生み出しているか可視化する 価値創造プロセスの図スリーハイが行う事業活動が社会にどのような成果(アウトカム)を生み出しているか可視化する 価値創造プロセスの図


ポイント③ 社員が広く作成に関わる

本アニュアルレポートは、当社の社員が広く作成に関わりました。


本アニュアルレポートの6~7ページでは、「『温めるをつくる』スリーハイの経営」として、「顧客」「地域」「仲間」「未来 世界」という4つの側面から、スリーハイがそれぞれの関係者(ステークホルダー)にどのような価値を届けていく存在であるかを言語化しました。

言語化にあたっては、これら4つの側面それぞれについて社員でチームをつくり、「スリーハイがどのような価値を届けているか」数多くのディスカッションを重ね、言葉をまとめました。

アニュアルレポート作成では、社員をグループに分け、数多くのディスカッションを重ねたアニュアルレポート作成では、社員をグループに分け、数多くのディスカッションを重ねた

ステークホルダー(顧客・地域・仲間・未来 世界)に対して、スリーハイが届ける価値を社員が言語化ステークホルダー(顧客・地域・仲間・未来 世界)に対して、スリーハイが届ける価値を社員が言語化

中小企業にとって、アニュアルレポートの作成には時間と手間がかかります。そのような課題があるなか、経営企画室 室長の徳江が中心となり、掲載すべき指標の洗い出しや数値の検証等に取り組み、今回のレポートができあがりました。


経営企画室 室長 徳江 彩貴のコメント

経営企画室 室長 徳江 彩貴(とくえ さき)経営企画室 室長 徳江 彩貴(とくえ さき)


スリーハイの主な事業である産業用ヒーターは、一般消費者に馴染みがあるものではありません。また、一つひとつ顧客の課題に合わせたオーダーメードであることから、スリーハイが社会に対して価値を提供しているのか、伝わりやすい写真や図がないということが、企業として長年課題となっていました。


そこで今回作成した「OMOU 2022」は、スリーハイが顧客を始め、従業員・地域・世界といったステークホルダーのみなさまに対して提供している価値を可視化することに挑戦した冊子です。


「OMOU 2022」を制作するに先立ち、会社のことを従業員はどのように思っているのか従業員への意識調査を実施するとともに、各社員へ「スリーハイはどんな価値を提供する」存在であるのか、数多くのヒアリングをしました。これらのヒアリングから「関係者(ステークホルダー)をどこまでも温め、スリーハイという大きな木を育てていく。」という言葉が生まれました。

「木」のイメージ図「木」のイメージ図

制作の過程で従業員の声を幅広く聞いたことで人事制度の見直しが始まるなど、中小企業がアニュアルレポートをつくることは、外部環境変化に強い組織づくりにつながる一歩になることも分かりました。


改めて制作にご協力いただいた社員の皆様、外部パートナーの皆様に感謝いたします。


ポイント④ 財務情報を掲載

経営情報開示が中小企業でもスタンダードになることを見据え、「OMOU 2022」では、スリーハイの貸借対照表を全文掲載しています。スリーハイは、覚悟を持ってこれからも財務の透明性を高めてまいります。


有識者の声 相模女子大学大学院 社会起業研究科 教授 依田真美氏

相模女子大学大学院 社会起業研究科 教授 依田真美氏相模女子大学大学院 社会起業研究科 教授 依田真美氏

会社法では、中小企業であっても、貸借対照表の要旨(全部で15 項目程度)の開示が最低限の情報開示として義務化されています。しかし、実態としては、中小企業の多くは外部に財務内容を開示していません。


財務諸表は、会社経営の成績表です。自分自身が何人の人と成績表を共有していたか思い出してみれば、スリーハイが貸借対照表の全項目を公開することの覚悟を感じることができると思います。従業員や取引先、金融機関はもとより、地域や社会全体に対して、自らの責任を果たそうという覚悟です。




  • 今後の取り組み〜海外展開と脱炭素化の実現を目指す

スリーハイは、東京中小企業投資育成株式会社から株式による1,000万円の資金調達を3月28日に実施し、資本金が3,000万円になりました。

(参考)2023年4月18日発信プレスリリース

横浜市の産業用ヒーターメーカー、中小企業の成長支援機関から1,000万円を調達し増資。横浜から世界の「熱の困った」を解決する企業へ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000100107.html


今後スリーハイでは、海外展開への積極的投資や脱炭素化、ステークホルダー経営を実現するための広報活動の強化、及び人材育成に投資し、横浜から世界に羽ばたく中小企業として、より強固な経営基盤を構築してまいります


  • 代表取締役 男澤 誠からのメッセージ

株式会社スリーハイ 代表取締役 男澤 誠(おざわ まこと)(写真右側)株式会社スリーハイ 代表取締役 男澤 誠(おざわ まこと)(写真右側)

株式会社スリーハイは、当社初のアニュアルレポートとなる「OMOU 2022」を発行いたしました。


スリーハイはこれまでも、自らの企業活動について積極的に公開してきました。その理由は、スリーハイが工場と住宅が混ざり合う準工業地域に立地していることにあります。

「住宅街にある町工場」は、地域との信頼関係がなければ事業を継続できません。信頼関係をつくるには、私たちの方から工場を開き、顔をあわせながら対話を続けること。その地道な積み重ねによって、今の当社と地域の関係性が築かれてきたと、スリーハイは考えます。


スリーハイは、これからもステークホルダーの皆様とともに歩み、横浜から日本の製造業を盛り上げていきたいと考えております。


今後のスリーハイの取り組みに、どうぞご期待ください。


  • 株式会社スリーハイについて

株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。

会社名:株式会社スリーハイ

代表者 :男澤 誠

所在地 :神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16

設立  :1990年5月24日

事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売


公式サイト:https://www.threehigh.co.jp/

公式Facebook:https://www.facebook.com/threehigh/

公式Instagram:https://www.instagram.com/threehigh.official/

■本リリースに関する問い合わせ先

担当:株式会社スリーハイ 経営企画室 室長 徳江 彩貴(とくえ さき)

TEL:0120-972-128

メール:pr@threehigh.co.jp

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種類
経営情報
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会社概要

株式会社スリーハイ

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https://www.threehigh.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
電話番号
045-590-5561
代表者名
男澤 誠
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1990年05月
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