AirPangaea、インドネシアのPGMP Bahasa Jepang Jabodetabek(ジャカルタ首都圏・日本語教師協会)と提携し、日本とインドネシアの学校間交流を拡大
日英併用プログラムの提供と学校データベースの構築で国際交流機会の拡大を目指す
この提携を通じて、当社は日英併用プログラムの提供を拡大します。これにより、日本の中高生にとって異国の同世代と交流する心理的ハードルが低減し、多くの中学校・高等学校が国際交流に参加することが期待できます。さらに、この提携の一環として、ジャカルタ首都圏・日本語教師協会に所属する学校のデータベース化を支援し、日本の教育機関が容易にアクセスできる環境を目指します。
提携の狙い
ジャカルタ首都圏・日本語教師協会には、ジャカルタ首都圏に位置する約150の中学校・高等学校が所属しており、およそ27,000名の中高生がインドネシア語、英語に続く第三言語として日本語を学習しています。
今回の提携により、ジャカルタ首都圏・日本語教師協会は、当社の日本国内の学校ネットワークや国際交流プログラムを活用して、インドネシアと日本の生徒間での異文化交流や国際協働学習の拡大を計画しています。異国の同世代とのコミュニケーションを通じて、生徒の異文化理解を促進するとともに、日本語や英語の学習モチベーションが向上することを期待しています。
当社の国際交流プログラムでは、異国の生徒同士は主に英語を共通言語として交流しますが、英語学習が途上である日本の中高生には少しハードルが高く感じられていました。今回の提携により、当社は、日本の中学校・高等学校が比較的容易に受け入れられる日本語と英語を併用することが可能な国際交流プログラムを数多く提供することが可能になります。また、ジャカルタ首都圏・日本語教師協会に所属する学校から日本語が堪能なインドネシアの中高生を集めることで、日本語を中心とする国際交流プログラムを日本の中学校・高等学校に提供することも可能となりました。
今後の取り組み
具体的な取り組みの第一弾として、12月16日を初日とする4日間のオンライン異文化交流 TOMODACHIプログラムを開催し、ジャカルタ首都圏・日本語教師協会に所属する高等学校で日本語を学習しているインドネシアの生徒と、当社が一般募集する日本の中高生が日本語と英語を用いて交流する機会を提供します。加えて、この協会に所属するインドネシアの中学校・高等学校と日本の学校の提携を加速させていきます。
さらに、今後は当社が開発するプラットフォームを活用し、ジャカルタ首都圏・日本語教師協会に所属する中学校・高等学校のデータベース化を支援していく予定です。この取り組みにより、日本の教育機関はパートナーシップ候補校を容易に検索し、連携を図ることが可能になります。この活動を通じて、日本とインドネシアの学校間連携がさらに拡大し、両国の生徒に新しい言語と文化を学ぶ機会、そして国際的な友情を育む機会が広がることを期待しています。
当社は、ミッションとして掲げる「全ての⽣徒が異⽂化交流を経験できる世界の実現」に向け、今後も⽇本と東南アジア諸国を中⼼とする教育機関と連携し、国際交流プログラムの進化・拡⼤展開を通じて、若い世代の異⽂化交流と国際理解の促進に貢献してまいります。
PGMP Bahasa Jepang Jabodetabekについて
協会名:PGMP Bahasa Jepang Jabodetabek(ジャカルタ首都圏・日本語教師協会)
会長:Nopi Kurniawan (右写真)
目的:ジャカルタ首都圏における日本語教育の普及と品質向上を推進することにより、教師と生徒の両方に日本語と日本文化への深い理解と関心を促すことを目的に活動しています。
登録学校数:約150の中学校・高等学校
活動概要:本協会は、ジャカルタ首都圏の日本語教育の質を高めるため、日本語教師への研修プログラムの提供や教材の開発、日本語能力試験への対策支援などを行っています。また、日本の文化や慣習を理解し、教育現場で生徒に伝えるためのワークショップやセミナーも開催しており、日本語教師間のネットワーキングの場としても機能しています。
今後の展望:AirPangaeaとの連携を通じ、ジャカルタ首都圏の学校に日本との交流プログラムや日本への留学情報などを提供します。これにより、生徒たちが実践的な言語スキルを身につけ、将来に渡って日本との架け橋となるきっかけを創出し、国際的な視野を持つ新世代のリーダーを育てることを目指します。
AirPangaeaについて
<会社概要>
会社名: 株式会社AirPangaea(エアパンゲア)
本社: 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2F
代表取締役:明石 剛
創業: 2020年12月
設立: 2022年3月
事業内容: 国際交流や異文化体験に関するプログラムの企画、開発及び運営
ウェブ: https://ja.airpangaea.com/
<創業の背景>
代表の明石は海外に全く関心がない学生でしたが、偶然友人に誘われてトルコを3週間放浪することになります。そこで明石は、児童労働や民族衝突、ハイパーインフレーションなど日本にいては知る由もなかった世界を目の当たりにし、仕事もプライベートもグローバル志向に一転することとなりました。
人生を変えてくれたその偶然に感謝する一方、「生徒の海外への関心」は未だに親の経済力や偶然の出会いに依存している日本の教育システムに違和感を感じて、「全ての生徒が異文化交流を経験できる世界を創りたい」と思い至ります。2020年末、想いに共感してくれたインドネシアの友人Fikri Akbarと議論を開始し、AirPangaeaを共同創業いたしました。
<提供プログラム>
AirPangaeaでは、各教育機関の具体的なニーズに合わせて、時間や回数、内容のカスタマイズが可能な以下の3種類のオンライン国際交流プログラムを提供しています。また、これらのプログラムは、当社が提携している海外校への訪問と組み合わせることで、より充実したブレンド国際交流プログラムとしても提供可能です。
⚫︎オンライン国際交流 TOMODACHIプログラム (90分×4回 または 45分×8回 など)
生徒たちはオンライン掲示板やビデオチャットを活用したグループ交流、1対1交流を実施し、伝統的な文化から趣味や学校生活、アニメや音楽などのサブカルチャーまで幅広く意見を交換します。最終日には幾つかのグループに分かれて、相手国について学んだことや新たな気づきをプレゼンテーションで共有します。
⚫︎オンラインSDGs国際協働学習 MOTTAINAIプログラム (90分×6回 または 45分×12回 など)
ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏の提唱する「MOTTAINAI」を主題に、生徒たちは2カ国混成の少人数グループに分かれて、異文化交流、天然資源の保全に関する議論を実施します。資源の浪費が地球に与える影響を調査し、その解決策をプレゼンテーションで発表します。
⚫︎オンラインSDGs国際協働学習 SDGsセレクション (90分×6回 または 45分×12回 など)
生徒たちは2カ国混成の少人数グループに分かれて、取り組みたいテーマを17のSDGsから一つ選択し、国際的な視点で調査と議論を行います。このプロセスで、共通の課題に対する解決策を模索し、それをプレゼンテーションで発表します。
<プログラムの効果>
プログラム参加後の生徒の意識変化*
⚫︎96% の生徒が「相手国/地域への関心が高まった」と回答
⚫︎95% の生徒が「英語学習のモチベーションが高まった」と回答
⚫︎97% の生徒が「地球規模の課題への関心が高まった」と回答
*2022年6月~2023年10月の日本人参加者へのアンケート有効回答に基づいています。
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