「第3回 全国そうめんサミット2023 in 小豆島」、延べ来場者5,000人の大盛況。鑑評会は6作品が金賞に!
2023年6月3日(土)・4日(日)の2日間、小豆島にて開催されたイベントは全国のそうめんの発展につながる可能性を見出しました。
また、来場者アンケートの結果、全体の6割超が「満足している」、全体の8割超が「また来たい」と回答しました。
<1日目「そうめんを学ぶ日 –STUDY DAY-」に実施したイベント>
■「第1回 全国そうめん鑑評会」は金賞が6作品!
全国公募により応募のあった「16作品」を、ミシュラン星付きレストランの料理人、創作そうめん専門店のオーナー、大学教授や本イベントの大会長、副大会長、計6名が審査員を務め、ブラインドで食味審査しました。
結果は以下のとおりです。
▶手延べ製法の部10作品の結果 : 「金賞」 5作品、「入賞」 5作品
▶機械製法の部6作品の結果 : 「金賞」 1作品、「入賞」 5作品
入賞者には、販売時に活用できるよう金賞/入賞マークを配布しています。
鑑評会の詳細をお伝えする文書(PDF)は、公式WebサイトのTOPページにて本公開しました。
https://somen-summit-2023.com/
また、審査現場の記録動画もYouTubeにて公開しています。
審査の一部始終が分かります。ぜひご覧ください。
記録動画①:https://www.youtube.com/watch?v=teRAXXqE-Bg&t=14s
■全国の生産者が集結した「サミット本会」
1日目の午後、オリーブ公園のオリーブホールにて サミット本会を開催。
大会長ご挨拶やご来賓の皆さまに温かいお言葉をいただいた式典。午前中の「第1回 全国そうめん鑑評会」を即時集計した結果発表、表彰式。6名の登壇者の皆さまと、そうめんの未来について語り合う公開討論会。副大会長のご挨拶をもって、サミット本会は盛会のうちに幕を閉じました。
サミット本会の様子はこちら
記録動画②:https://www.youtube.com/watch?v=B2M07EIpEwM&t=17s
■「誰でもそうめん鑑評会」では驚きの結果に
関係者限定で実施した「第1回 全国そうめん鑑評会」を一般の方々にも味わっていただきたく、同じ日の午後、鑑評会と同じ場所(国民宿舎 小豆島)で『誰でもそうめん鑑評会』を開催しました。
16作品をブラインドで試食し、投票するスタイルで、100名近くの皆さまに審査員体験を楽しんでいただきました。
投票の行方は…なんと、得票の多かった上位5位の作品が、「第1回 全国そうめん鑑評会」の金賞受賞作品と同じになる、という驚きつつも納得の結果となりました。
■大行列の「日本三大そうめん食べ比べ」
また、同時間帯に サン・オリーブ2階レストラン)で『日本三大そうめん食べ比べ』を行い、1,000食を提供。
3つの生産地のそうめんそれぞれの魅力をたくさんの方々に満喫していただきました。
「誰でもそうめん鑑評会」と「日本三大そうめん食べ比べ」の様子はこちら
記録動画③:https://www.youtube.com/watch?v=5yeyUDaFh48&t=3s
<2日目「そうめんと遊ぶ日 -PLAY DAY-」に実施したイベント>
■桂こけ枝 「そうめん落語」
立ち見が出るほどの満員御礼状態に。落語のいろはから教えてくれる分かりやすい小噺に始まり、今回の“ごちそう”である、アクロバティックなそうめん落語まで。宙を舞うそうめんが目の前に見えるような師匠の動きとお噺は、会場を笑いで包みました。
■FMラジオ コラボ企画 「OH! HAPPY MORNING」公開録音
香川県初の「OH! HAPPY MORNING」公開録音。ハピモニの月曜・火曜パーソナリティ 井門宗之さんと森藤恵美さんが小豆島に来てくださいました。参加者であふれた会場の熱気は最高潮。ハピモニ・オールスターズの歌を全員で歌い、感動のうちに幕を閉じました。
■流しそうめん
午前と午後の2回開催。青空の下、たくさんの方々が小豆島そうめん“島の光”に舌鼓を打ちました。徹底的に衛生面に配慮した“紙トング”でそうめんをキャッチしてから自分のお箸で食べるスタイルは、新しい流しそうめんの形を見せてくれたと好評でした。
■吉田さんちの大道芸
SNS総再生回数1億回超えの話題の親子大道芸人「吉田さんち」のパフォーマンスは、感動で涙する人も。
■キッズダンス・フラダンス
島内外から集まった多くのパフォーマーが、石のステージでダンスを披露。会場を元気にしました。
■キッチンカー/物販
大行列のキッチンカー、鑑評会出品作品即売会や、島の魅力ある特産品。どれもほぼ完売に。
以上、2日目の様子もすべて記録動画に収めています。来場者の方々のインタビューも収録。皆さんのリアルなお声をぜひご覧ください。
「2日目のイベントぜんぶ!」の様子はこちら
記録動画④:https://www.youtube.com/watch?v=goqqQyZb16k&t=150s
<まとめ>
どのプログラムも大盛況の結果となった「そうめんサミット」でした。
鑑評会では、産地・製法・生産者により大きな違い、個性を確認することができました。審査員からは、“麺ごとに合う料理があること、麺ごとに適した食べ方が異なることを実感した” という声もありました。こうした感触は、事前の予想を大きく超える発見となりました。
そうめん(乾麺)には産地・製法でそれぞれ大きな違いがあるという事実を認識し、理解できたからこそ、今まで以上にその先の展開(調理方法・提供方法のバリエーション)が広がっていく、といえます。
地場産小麦、国産小麦の活用については、希望と課題が入り混じる結果となりました。
(詳細は公式サイト https://somen-summit-2023.com/ に掲載した詳報をご覧ください)
この結果は、そうめん生産者や業界団体だけでなく、行政、製粉会社など関連企業の皆さまとともに検証し、研鑽していくことなのではないかと考えられます。
各産地、今すでにある個性をより活かして、さらに付加価値を上げ、消費者に選ばれ続ける存在となれば、そうめん市場縮小の難局を乗り越えていけるのではないでしょうか。
そのためにも、そうめんサミットや、今回初めてチャレンジした「全国そうめん鑑評会」を継続し、定期的に品質・技術の向上を確認していけることを強く願っています。
次にバトンを受け取っていただける産地の方々、ご連絡をお待ちしております。
<参考:これまでのリリース>
▼開催告知(実施の背景・目的)
「第3回 全国そうめんサミット2023 in 小豆島」、小豆島で開催します。(2023/4/27)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000109626.html
▼鑑評会作品出品募集告知
そうめんを徹底的に食べ比べる「第1回 全国そうめん鑑評会」、開催。生産者の皆さまの参加を募集します。(2022/10/6)
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