宿泊施設向け多言語オペレーションプラットフォームを提供する株式会社SpaciaNet Japanが約1億円の資金調達を実施
宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム『AirXpress』を展開する株式会社SpaciaNet Japan (本社:大阪市北区、代表取締役:青木 渉、以下、「当社」という。)は、リード投資家の株式会社basepartners及び株式会社ゼロワンブースターキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、総額約1億円の資金調達を実施しましたことをお知らせいたします。今回の資金調達により営業・マーケティングの強化、システム開発の強化、新規事業への投資に力を入れていきます。
■直近の事業状況
多くの旅行関連企業は、コロナにより莫大な損害を受け、困難な状況に立たされました。その後、2022年10月に実施された水際対策の大幅緩和及びコロナ5類移行により、インバウンド旅行客が再び日本に入国できるようになりました。
上述の通り、コロナにより大きな打撃を受けた宿泊業界ですが、現在ではコロナの影響がなかった2019年12月を上回る水準にまで回復しております。当社のサービスは2015年の民泊の黎明期から宿泊施設運営会社、不動産会社、旅行会社、個人オーナーなど幅広いクライアント様のご要望をできる限り形にし、ゲスト満足度向上に貢献して参りました。
当社はコロナ前、コロナ禍での経験を活かし、より安定した強いサービスを目指すために拠点の分散化にも力を入れております。その重要なオペレーション拠点となる徳島オペレーションセンターを2022年10月に開業し、現在は日本とカンボジア拠点の2つで『AirXpress』を提供しております。
■調達の目的と今後の展開
コロナウイルスにより日本国内でも急速に無人宿泊施設が拡大し、市場規模は6万部屋から100万部屋まで拡大しています。当社は万博開催を控えた大阪を拠点とし、今までのオンライン上のサービスだけにとどまらない、ワンストップサービスの提供ができる会社を目指します。
当社は今後、関西圏を中心にオフラインサービスにも力を入れ、有人ホテルの省人化を実現できるサービスに『AirXpress』を成長させます。それにより労働者不足で悩む中小規模のホテル・旅館オーナー様を支援します。
また当社は新しいチャレンジとしてFintech領域でのサービスリリースを目指しています。当社の強みであるテクノロジーと海外拠点を活かすことができるビジネスであると共に、今後大きく発展する成長マーケットだからです。日本に住む外国人の金融課題を解決し、日本と海外を繋ぐ海外送金サービスを開発しております。
■投資家からのコメント
株式会社basepartners 代表パートナー 山口 丈寛 氏
青木さん・ワさんという素敵な共同創業者に惚れ込み、basepartnersから投資させて頂くことになりました。
SpaciaNetJapanは、既に民泊向けの多言語CSソリューションとして大きな実績をあげておりますが、今後はホテル・旅館など幅広い宿泊業界の労働力不足を解決し、より良い顧客体験を追求していくことに挑戦しようとしています。我々は投資家として最大限支援して参りますが、様々な業界・業種の方々とのコラボレーションを必要とする会社でもありますので、何かご一緒できることがございましたらSpaciaNetJapanもしくは我々にお気軽にお声がけください。
株式会社ゼロワンブースターキャピタル 取締役・パートナー 浜宮 真輔 氏
私たちはSpaciaNetのビジョンと、代表のCEO青木さんとCTOワコラさんが8年かけて作ってきたビジネスの礎に深く共感しました。最先端のIT技術を駆使し、民泊施設の運営を革新する彼らの取り組みは、日本の観光業界に新しい風をもたらすと信じています。特に、PMSシステムと多言語サポートを実現し、国内外のお客様に快適な滞在を提供は、インバウンドの増加する日本の宿泊業界において、大きな価値をもたらすと確信しています。新事業の展開にも期待し、SpaciaNetとの一緒に歩む旅を楽しみにしています。
■株式会社SpaciaNet Japanについて
SpaciaNetは2017年にカンボジアで設立された企業です。当社は、テクノロジーとグローバルな拠点を駆使し、日本企業が世界に向けて製品やサービスを展開するためのパートナーとしての役割を目指しています。コロナ禍を克服し、日本国内でのサービスを更に発展させるため、2021年6月に日本に本拠地を移しました。当社が提供する『AirXpress』は、宿泊業界の労働力不足とDX化に対応し、日本の観光立国推進に寄与することを使命としています。
■『AirXpress』について
当社は、言語によるコミュニケーション問題を最適化して、宿泊施設とゲストの架け橋になるサービス『AirXpress』を提供しており、これまでの受託実績は累計約7,000部屋に上ります。多言語オペレーターによる24時間•365日のきめ細やかなコミュニケーションサービス、そして無人宿泊施設(スマートホテル)運営に必要な、柔軟で拡張性の高いシステムを自社グループで開発することにより、スムーズなオペレーションを実現しています。
オペレーションとシステム開発の双方を内製化し、宿泊業界のニーズに合わせて迅速にシステム化するという高い問題解決力が『AirXpress』の選ばれる理由となっています。
〜『AirXpress』ロゴデザイン刷新について 〜
この度『AirXpress』はロゴデザインを刷新致しました。
今回のロゴデザイン刷新は、AirXpressの進化とコミットメントを象徴し、サービスの向上と持続可能な成長を約束するという決意を表しています。
【日本法人 本社】
商 号 株式会社SpaciaNet Japan
代表取締役 青木 渉
本社所在地 大阪府大阪市北区角田町1番12号
設 立 日 2021年6月
会社ホームページ : https://www.spacianet.co.jp/
AirXpressホームページ : https://airxpress.jp/
【SpaciaNet 徳島オペレーションセンター】
商 号 株式会社SpaciaNet Japan 徳島支店
支店所在地 徳島県徳島市八百屋町1丁目14
設 立 日 2022年10月
【カンボジア法人】
商 号 SpaciaNet Co.,Ltd.
代表取締役 VA Kora
本社所在地 #14, Street 278, Phum 4, Sangkat Boeung Keng Kang I, Khan Boeung Keng Kang, Phnom Penh, Cambodia
設 立 日 2017年1月
U R L https://spacianet.com/
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