価値を大切にする金融実践者の会(JPBV)、「持続可能な地域社会のためのリーダーシップ『コンダクターシップ』」を提言
カスタムGPT(生成AI)「ローカル・リーダーシップ・アドバイザー」も同時に公開
一般社団法人 価値を大切にする金融実践者の会(JPBV)は、一般社団法人長野県経営者協会および一般社団法人Creative Guildと共同で、2024年度ローカル・リーダーシップ分科会 調査レポート「持続可能な地域社会に必要なリーダーシップ 『コンダクターシップ』」を公開しました。本レポートは、これからの持続可能な地域社会のためのリーダーシップ像の提言となっています。また、その活用を促進するため本調査結果を活用したカスタムGPT(生成AI)「ローカル・リーダーシップ・アドバイザー」を同時に公開しています。
また、5/22に本レポートの内容を紹介するオンラインイベントを企画しています。
【イベント概要】
「コンダクターシップ」でひらく、地域と未来の可能性 ~ローカル・リーダーシップの新たな姿を描くレポート発表&GPT体験会~
日時 2025/05/22 (木) 15:00〜17:00
参加費:無料
参加資格:テーマに関心があるかたは、どなたでも参加できます。
開催方法:オンライン(zoom)
主催:一般社団法人価値を大切にする金融実践者の会
共催:一般社団法人 長野県経営者協会 一般社団法人Creative Guild
詳細 申込はこちら
https://jpbv20250522.peatix.com/view

■本レポートの目的
本レポートは、多様な利害関係者が協力して持続可能な地域社会を築くためのリーダーシップの在り方を多角的に捉え、その育成と実践を促進するための方法論、およびその実践のための具体的な戦略とアクションを示すことを目的としています。
■調査方法
地域の経営者・起業家や金融関係者など国内外170名以上の実践者との対話やワークショップを踏まえ、最新の生成AI(ChatGPT-4o / ChatGPT-o1 pro)を活用して対話内容を分析した結果からまとめています。
■持続可能な地域社会に貢献するリーダーシップ像「コンダクターシップ」
「コンダクターシップ」はオーケストラの指揮者(コンダクター)になぞらえて、多様な組織・人材を結びつけ、新たな価値を生み出すリーダーシップ像です。4つの成熟ベクトル:論理性・直感性・広がり・深まりに向け、マインドセットとスキルセットを身につけることが必要です。そのうえで、以下の4つのアクションフレームを組織や立場の枠を超えて実践していきます。
・余白のマネジメント:振り返ったり、新しい挑戦したりするための余白づくり
・個人の認知向上:個々の自律的な気づきと成長を促す
・越境機会の活用:分野や立場を超えてつながり、新しい可能性の扉を開く
・社会的資源としての共有:生み出した成果を社会の価値として共有・活用する

■「コンダクターシップ」実践へのポイント
〇地域の総合力で取り組む人財投資を推進
・3領域で推進する人財投資(事業競争領域/戦略的協調領域/非競争領域)
・社内外のリソースや機会をつなぐプロデュース人財をシェアードで活用
・マインドセット×スキルセット×マネジメントアプローチの一体化
・長期的・社会的視点で、人財投資と合わせ組織開発も推進
・半歩ずつでも前進し、経験学習と成功循環のプロセスを地道に続ける
〇持続可能な未来へ向けて地域社会からインパクトを創出する
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学習と経験の循環が地域課題解決と新事業開発を加速する
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地域社会が連携する越境的ネットワークを形成
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地域・業界を横断する人財・ノウハウ・資金の循環
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地域から世界に繋がるDX/GX/SXなどの変革とイノベーションの創出を可能に
この「コンダクターシップ」は、「人を大切にしながら地域と未来を大切にする変革」を導く包括的なモデルです。各ステークホルダーが小さくとも具体的なアクションを積み重ねていくことで、個人・企業・地域社会の成長・発達と、持続可能な未来の実現につながっていきます。
■カスタムGPTの提供
今回の調査レポート内容に基づいて、ChatGPTのカスタムGPT機能 GPTsを活用した「ローカル・リーダーシップ・アドバイザー」の提供を開始しています。本レポートの内容を踏まえ、持続可能な地域社会のためのリーダーシップ「コンダクターシップ」の実践の観点から、地域課題解決や地域企業経営、事業展開、組織開発、人財育成等の相談にAIで回答いたします。

■調査レポート表紙のアート作品について
本レポートの表紙には多様性の時代に、「どんな人にも社会に提供し得る価値があり、その可能性を紡ぎ合わせることで未来は変わっていく」という想いを多くの方と共有するため、特別なニーズを持つアーティスト i21氏に提供いただいています。既存の枠組みやスタイルにとらわれず、自分自身が見ている・感じている世界を思いのままに自由に表現する、個性豊かな次世代のアーティストです。
【調査レポート概要】
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タイトル:持続可能な地域社会のためのリーダーシップ「コンダクターシップ」
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発行日:2025年4月
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発行元:一般社団法人 価値を大切にする金融実践者の会(JPBV)
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協力:一般社団法人 長野県経営者協会、一般社団法人 Creative Guild
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制作者:渋谷 健
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公開形式:PDF形式にて以下URLより一般公開
【カスタムGPT概要】
タイトル:ローカル・リーダーシップ・アドバイザー
発行日:2025年4月
制作者:渋谷 健
公開形式:ChatGPTのカスタムGPTとして以下URLより一般公開
https://chatgpt.com/g/g-67beac27c5c081918758de220672bc40-rokaruritasituhuatohaisa
【お問い合わせ】
JPBV 事務局まで(以下URLのコンタクトフォームよりお願いします。)
【一般社団法人価値を大切にする金融実践者の会(JPBV)について】
2009年の世界的な金融危機を受け誕生したGABVの理念を継承し、「価値を大切にする金融」を日本で普及・実践するために2018年に発足。気候変動やDXなど幅広いテーマの対話型ワークショップや分科会活動を通じ、金融の現場からの変革を支援。規模や効率を追い求める従来モデルを超え、人々の繋がりや循環を尊重する新たな金融のあり方を探求し、今こそ銀行の存在理由を見直すムーブメントを創り出すための活動を展開中。
【一般社団法人 長野県経営者協会について】
1947年(昭和22年)、戦後の荒廃した世相を背景として、産業復興と労使関係の安定を求める世論に呼応し「経営者よ、正しく強かれ」のスローガンのもとに設立。「進取創造」「終生学習」を開設以来の活動理念とする。長野県経済・産業の振興に資するため、業種を超えた人材の交流や育成、労務に関する情報提供や相談、各種の政策に関する提言・要望、地域貢献活動等の事業を展開し、長野県を代表する経済団体として、県内外より高い評価を得ている。
【一般社団法人Creative Guildについて】
港区立産業振興センターのコミュニティ形成プログラムから派生して設立。持続可能な社会の実現に向け、「“楽しい”から始まる未来づくりをコンセプト」に、地域や組織、業種、年代、国籍を超えたオーケストレーションのプラットフォーム。港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがつながるコミュニティを拡大として、業種・業界を問わないDX推進やイノベーション創出を支援している。
<制作者プロフィール> 渋谷 健(しぶや たけし)
アクセンチュアや国内ベンチャーや大手企業の戦略部門を経て、フィールド・フロー株式会社を2014年に設立。オープンイノベーションや地方創生に関わる多岐にわたるプロジェクトをリード。地域活性化や新しいビジネスモデルの創出を通じて(ビジネスモデル特許取得)、企業や自治体との共創にファシリテーションとデジタルを武器に尽力。JPBVには設立から関わり、サポーター代表/理事を務める。2023年に港区産業振興センターにて一般社団法人 Creative Guildを設立し、活動展開中。長野県経営者協会のSXアドバイザー。
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