絹タンパク素材のながすな繭、経済産業省の「J-Startup2023」に選定
京都北部に本社がある企業として初めて、地方より伝統と革新の融合を進める生物素材系企業として採択。
■ J-Startupの概要
日本では約1万社のスタートアップが日々新しい挑戦をしています。しかし、グローバルに活躍する企業はまだ一部。革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップを創出するため、経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、「J-Startup」プログラムが2018年6月に立ち上がりました。
「J-Startup」として選定された企業は、海外・国内大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、研究開発支援、規制改革対応、入札機会拡大、民間企業「J-Startup Supporters」との連携支援など、様々な支援を受けることができます。
J-Startup公式サイト
https://www.j-startup.go.jp/
経産省スタートアップ関連情報ページ
https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/index.html
スタートアップ育成に向けた政府の取組解説資料
https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/meti_startup-policy.pdf
「J-startup」選定企業紹介資料
https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/j-startup2023.pdf
■ 審査員からの推薦理由コメント
伝統と革新の融合。日本最大のシルク織物産地・丹後地方において、伝統に新しいテクノロジーやサイエンスを付加して織物以外の新しい用途開発をすることで、日本全国へ、そして海外へ打って出て、往年の輝きのある町への創生にも貢献しようと目論む。
衰退した国内シルク産業の活性化と、京丹後の地方創生をリードする存在となり得ると期待。
生物系素材系ベンチャーとして世界に打って出る会社になっていく可能性がある。
■ ながすな繭について
弊社は、国内最大の絹織物の産地丹後地方の京丹後市から、絹織物用途だけでなく、シルク(蚕・繭)のもつ特性を探求し、人類を救うかもしれないシルクの力を信じ確信へと変えていきたい。
弊社の誇れるシルク加工技術「粉砕加工」「微細加工」「成形技術」を活かしたシルクナノファイバー分散液、球状シルクビーズ、シルクスポンジの開発研究をしています。
シルクで地球にいいこと、新しいことへ挑戦してまいります。
【会社概要】
会社名:ながすな繭株式会社
本社所在地:京都府京丹後市網野町網野363-1
代表者:代表取締役 永砂 修
事業内容:シルク加工技術の研究開発及びライフサイエンス・ケミカル原料、化粧品等の製造販売
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