東北大学と共同開発したアイラト株式会社の放射線治療AI(AIVOT:アイボット)がTV東京 WBSに紹介されました。
TV東京 WBS 【AIで進化するがん治療 最新テック×医療の未来】
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_273425/
5/12までは以下の見逃し配信からご覧いただけます(29分頃から3分放送、無料)
https://tver.jp/episodes/epfywmoyb7
それ以降はテレ東BIZ(有料)でご覧いただけます。
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/lp/?utm_source=txweb&utm_medium=footer_bn&utm_campaign=wbs
新たに子宮頸癌についても対応可能となりました!
【ソフトウェアの開発の背景】
国際がん研究機関は、 2020 年~ 2040 年の間でがんの患者数は 50% 増加し、全がん患者の半数以上が放射線治療を行うと予測しています。 これに合わせるかたちで放射線療法の技術も進歩しており、近年では従来法より高い治療効果を発揮する強度変調放射線治療( IMRT )が普及してきています。IMRT は従来の放射線療法より生存率が高く、副作用の発生も低減できる技術であり、すなわち1/3 は働きながら治療を続けるといわれるがん患者の QOL 向上に大きく寄与できると期待されています。一方で 、国内の30の医療機関へのヒアリング及び日本放射線腫瘍学会の研究班の報告などから、IMRTには放射線治療計画の品質のばらつき の問題があることが指摘され、解決が望まれています。そこで、我々は東北大学発スタートアップとしてNEDO(共同研究先:山梨大学や東北大学)からの支援を受けて、国内のHigh Volume Centerの臨床知見や高品質な治療計画データを学習したAIを用いることで、この「治療計画の品質のばらつき」といった臨床現場の課題を解決できると考え、本製品を開発しました。
弊社では、今回リリースした放射線治療計画の品質管理に特化したAIソフトウェアに続き、今後も日本発の放射線治療AIスタートアップとして、医療現場に真に必要とされる放射線治療AI ” AIVOT(アイボット) ” の研究開発を進めています。AIVOTは、AIを用いて様々なプロセスを自動化し、高精度な予測技術を使った高品質な治療計画、合わせて安全性の確立と省力化を実現いたします。より安定的な医療提供体制の構築に寄与するととも、医療スタッフの負担を軽減することで、人件費削減や診療報酬の収益効果にも繋げていきます。
https://airato.jp/aivotqa_release/
カタログ
https://airato.jp/wp-content/uploads/2023/05/AIVOTQA_catalog_v6.pdf
【「AI支援放射線治療計画品質管理ソフトウェア」の主な特長】
1. 国内のhigh volume centerの臨床知見+学習データ+独自のAI を活用し、高品質なお手本となる線量分布を提供
2. 前立腺癌、頭頚部癌、肺癌、子宮頸癌に対応(国内のメジャー臨床プロトコルに対応(JCOGなど))
3. IMRTの治療計画の教育用ソフトウェアとしても利用可能
Use case
– 放射線治療計画を作成する前に、線量分布のイメージをつくる
– 国内High Volume Centerの線量分布を参考にする
– 未熟な計画者が作った治療計画をダブルチェックする
– 複数の計画者がいる施設において、計画者ごとの計画のばらつきを低減する
◆製品についての問い合わせ
こちらのお問い合わせフォームより、お気軽にお問合せください。
https://airato.jp/contact/
【アイラト株式会社 会社概要】
所在地: 〒980-8572 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
東北大学マテリアル・イノベーション・センター青葉山ガレージ内
創業者: 木村 祐利、角谷 倫之、海老名 亮
創業 : 2022年3月
URL : https://airato.jp/
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