製本業界から、新たな市場へ。業界を超えた自動化・省人化のニーズに応える
印刷製本業界のポストプレスで世界トップクラスのシェアを誇る、株式会社ホリゾンが、培った技術を応用し、包装業界へ進出。高まる自動化・省人化へのニーズを世界で実感。
5月にドイツで開催されましたinterpack2023にてホリゾンは、製本システムの技術を応用し開発した、食品などを入れる軟包装をまとめる「製袋スタッカー SPS-300L」を出展しました。本製品は、製袋された軟包装の袋を次の工程へ送る際、人の手でまとめることが多い作業を機械とロボットを使い自動化できるスタッカーシステムとなっています。
ホリゾンの本展示会への出展は今回が2度目となり、初出展の2014年からの印象では、各ブースの随所でロボットによる自動化が進み、印刷製本業界とは異なる技術の進化が感じとれました。今回提案した「製袋スタッカー SPS-300L」 と同等のシステムは、他ブースでも少ない出展で、製袋後の自動化提案は来場者の目を引く盛況を得られました。自動化・省人化のニーズは、印刷製本業界だけではなく包装業界でも最重要課題であるとともに、デリバリーに自動化を求める各国の状況や現場の声を聞くなど、メーカー間の情報交換の機会となりました。
今回の出展により、製本業界で培った技術を多方面に活用できるチャンスがあると手応えを感じ、展示会での市場調査や各地域への調査を踏まえながら今後の展開を進めていきます。
interpack2023 概要
interpack2023は、2023年5月4日~10日までドイツのデュッセンドルフで開催された、世界最大の包装技術展で、7日間の来場者は156ヵ国から143,000名を記録し、ドイツに限らずヨーロッパの国々をはじめ、インド、日本、アメリカからの来場がありました(主催者レポートより)interpackとは食べ物、飲料、衣料品、化粧品、食べ物以外の消費材、工業製品などのパッケージ製品や材料の生産、パッケージングと流通を経て、品質保証や消費者保護に至るまでプロセス全体を展示した総合展示会として知られています。6年ぶりの開催となった今回、61ヵ国2,807社の出展で活気をみせた。
株式会社ホリゾン 会社概要
株式会社ホリゾンは、印刷(プレス)の後(ポスト)に、さまざまな紙加工を行う産業用機器(=ポストプレス機器)事業を主力とし、業界に先駆けて「印刷製本工場の自動化」を掲げ、高度な自動制御による開発を進めています。印刷の後工程である紙加工において、その主流となる「紙折り」「丁合(ページ揃え)」「糊綴じ」「針金綴じ」「断裁」の5カテゴリーを産業機器で持つ、世界で唯一のポストプレス機器メーカーです。世界トップクラスのシェアを誇る株式会社ホリゾンは、マーケティングからR&D、製造、販売、アフターサービスまでをグループで手掛け、自社の一貫体制の強みを活かしながら時代に応じた変化を遂げてきました。世界120ヵ国を超える国で展開しており、グローバルニッチトップ企業100選へも選定された、業界内で唯一無二の地位を確立している製本機器メーカーです。近年では印刷製本業界の枠を超えた分野にもチャレンジしています。詳しくはhorizon.co.jpをご覧ください。
会 社 概 要
社 名:株式会社ホリゾン
創 業:1946 年1月
代 表 者:代表取締役社長 堀 英二郎
総従業員数:グループ国内585 名 (2023年3月時点)
事 業 内 容:製本関連機械(OA 用、業務用)、製本システム機、紙工機器
特殊印刷機、アウトドア関連機器の開発・製造・販売
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