福岡銀行および日本政策金融公庫の協調融資により7,000万円のデッド調達を実施。全方向移動ロボットTriOrb BASEを用いた複数台連携による協調的なタスク処理の実装を目指す。
シードラウンドで総額1.1億円を調達
TriOrbは、2023年2月に創業後、全方向移動ロボット(以下、TriOrb BASE)を用いて製造現場でのロボット導入加速や建築現場での資材搬送システムの実装等(共同研究:戸田建設株式会社、2023年6月~)、産業応用可能なロボットの足を展開しています。今般の資金を基に、2023年秋から冬にかけて自律移動ソフトウェア群のリリースおよび2024年度中に協調移動ソフトウェア群のリリースを目指して開発を進めて参ります。
● TriOrb BASEの特徴
TriOrbは、TriOrb BASEにより、重労働や劣悪な環境での作業、人手不足等の産業界が直面する課題の解決を目指しています。
TriOrb BASEは従来の全方向移動機構に比べコンパクトさを有しながら高い走破性や移動性能を持つため、製造現場や建設現場などの荒れた床面や狭い場所での活用、精緻な移動が必要な場面での活躍が期待されています。また、メンテナンスの簡易性も大きな特徴です。
詳しくはこちら(https://www.triorb.co.jp/#base)をご参照ください。
● スケジュール
【2023年4月】TriOrb BASEのトライアル(レンタル)および販売を開始
TriOrb BASEの導入を検討する企業様向けに一定期間のレンタルを行うトライアルを受付しています。トライアル期間中に企業様の課題解決に適した仕様を相談し、本格導入に向けたサポートを実施します。また、購入することも可能です。
【2023年秋~冬】自律移動ソフトウェア群をリリース
2023年秋から冬にかけて、指定地点間の自律移動を可能とする自律移動ソフトウェア群のリリースを計画しています。各種ロボットシステムとの連携によりTriOrb BASEの自律移動が可能となります。
【2024年秋~冬】協調移動ソフトウェア群をリリース
2024年秋から冬にかけて、TriOrb BASEを複数台用いた協調移動を実現するソフトウェア群のリリースを計画しています。これらの組み込みによって協調搬送・作業に向けたシステム化が可能となります。
<協調搬送・作業のイメージ図>
<左> 協調制御による重量物の分散支持 <右>協調作業によるタスクの効率化
● 日本政策金融公庫 北九州支店 国民生活事業 コメント
福岡銀行北九州営業部との協調融資により、新型コロナ対策資本劣後ローン(制度名:「新型コロナウィルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付」)を実行しました。
スタートアップ時の研究・開発や人員確保等で必要となる運転資金の支援を行ったものです。
日本公庫は引き続き、地域の成長を担うスタートアップ企業や、コロナ禍に立ち向かう中小企業・小規模事業者の事業発展・継続を積極的に支援してまいります。
本件お問い合わせ先
株式会社TriOrb(トライオーブ)
e-mail: info@triorb.co.jp
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