【建設業者の物品(間接資材)発注業務の課題】約半数が物品発注に「紙のカタログ」を使用、慣れている反面「現場で欲しい商品の確認ができない」などの課題も

〜紙カタログとWebサイトの併用で、発注業務負担の軽減に期待〜

プラス株式会社

 法人向けのオフィス用品通販サービス「スマートオフィス」事業を展開するプラス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉忠久)は、従業員数100〜1000名未満の建設業の企業に勤めており、お勤め先で物品(間接資材)発注業務に携わっている方304名を対象に、建設業の物品調達における課題調査を実施しましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー


  • 調査概要

調査概要:建設業の物品調達における課題調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2023年10月26日〜同年10月27日

有効回答:従業員数100〜1000名未満の建設業の企業に勤めており、お勤め先で物品(間接資材)発注業務に携わっている方304名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


  • 63.5%が、勤め先の物品(間接資材)発注業務において、「課題を感じる」と回答

 「Q1.あなたは、お勤め先の物品(間接資材)発注業務において、課題を感じることがありますか。」(n=304)と質問したところ、「とてもある」が19.1%、「ややある」が44.4%という回答となりました。

Q1.あなたは、お勤め先の物品(間接資材)発注業務において、課題を感じることがありますか。Q1.あなたは、お勤め先の物品(間接資材)発注業務において、課題を感じることがありますか。

・とてもある:19.1%

・ややある:44.4%

・あまりない:22.7%

・全くない:6.6%

・わからない/答えられない:7.2%


  • 物品(間接資材)発注業務においての課題、「伝票や請求書管理に手間がかかる」が46.1%で最多

 Q1で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q2.物品(間接資材)発注業務において、どのような課題を感じますか。(複数回答)」(n=193)と質問したところ、「伝票や請求書管理に手間がかかる」が46.1%、「予算や納期の管理が難しい」が39.9%、「必要な物を揃えるため複数の店舗/サイトを利用している」が29.0%という回答となりました。

Q2.物品(間接資材)発注業務において、どのような課題を感じますか。(複数回答)Q2.物品(間接資材)発注業務において、どのような課題を感じますか。(複数回答)

・伝票や請求書管理に手間がかかる:46.1%

・予算や納期の管理が難しい:39.9%

・必要な物を揃えるため複数の店舗/サイトを利用している:29.0%

・発注業務が複雑で担当者にしか行えない:26.9%

・必要なものを店舗まで買いに行くため時間がかかる:25.4%

・在庫管理に手間がかかる:19.7%

・その他:1.0%

 ー​​47歳:手続きに時間がかかる

・わからない/答えられない:2.1%


  • 「物品管理に人材や予算がかかり過ぎる」や「担当者しか管理の仕方がわからない」などの課題も

 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、物品(間接資材)発注業務において感じる課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=189)と質問したところ、「物品管理に人材や予算がかかり過ぎる」や「担当者しか管理の仕方がわからない」など136の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>

・34歳:こまかいセット売りが多い。

・50歳:物品管理に人材や予算がかかり過ぎる事。

・40歳:到着の日数にばらつきがある。

・33歳:ヒューマンエラーが度々起こる。

・43歳:欠品があったとき困る。

・40歳:担当者しか管理の仕方がわからないのだが、ほかに引き継ぎが難しい。

・51歳:在庫の管理などができておらず、何が何個あるのかわからないため発注に人手がかかる。


  • 物品(間接資材)発注業務において、商品閲覧をする媒体、「オンライン(デジタル)カタログ」や「紙のカタログ」

 「Q4.お勤め先の、物品(間接資材)発注業務において、商品閲覧にどのような媒体を用いていますか。(複数回答)」(n=304)と質問したところ、「オンライン(デジタル)カタログ」が71.4%、「紙のカタログ」が49.0%、「モバイルアプリ」が16.1%という回答となりました。

Q4.お勤め先の、物品(間接資材)発注業務において、商品閲覧にどのような媒体を用いていますか。(複数回答)Q4.お勤め先の、物品(間接資材)発注業務において、商品閲覧にどのような媒体を用いていますか。(複数回答)

・オンライン(デジタル)カタログ:71.4%

・紙のカタログ:49.0%

・モバイルアプリ:16.1%

・実店舗に見に行く:16.1%

・ショッピングプラットフォーム:12.8%

・その他:1.3%

 ー48歳:販売業界により使い分け

 ー62歳:検索

・わからない/答えられない:6.2%


  • 物品(間接資材)発注業務に、紙のカタログを利用している理由、「使い慣れているから」が71.8%で最多

 Q4で「紙のカタログ」と回答した方に、「Q5.物品(間接資材)発注業務に、紙のカタログを利用している理由を教えてください。(複数回答)」(n=149)と質問したところ、「使い慣れているから」が71.8%、「全ての商品をスムーズに見ることができるから」が38.3%、「会社がメインで利用しているから」が32.9%という回答となりました。

Q5.物品(間接資材)発注業務に、紙のカタログを利用している理由を教えてください。(複数回答)Q5.物品(間接資材)発注業務に、紙のカタログを利用している理由を教えてください。(複数回答)

・使い慣れているから:71.8%

・全ての商品をスムーズに見ることができるから:38.3%

・会社がメインで利用しているから:32.9%

・製品のイメージが湧きやすいから:28.9%

・カタログを見るのが楽しいから:9.4%

・思いもしない製品に出会えるから:6.7%

・Webの閲覧を禁止されているから:6.0%

・その他:3.4%

 ー56歳:webで見つけられない時がたまにあるから

 ー53歳:メーカーがデジタル化していないから

 ー34歳:会社に定期的に届くから

・わからない/答えられない:0.7%


  • 半数以上が、紙のカタログに「不便さを感じる」と回答

 Q4で「紙のカタログ」と回答した方に、「Q6.あなたは、紙のカタログに不便さを感じることがありますか。」(n=149)と質問したところ、「とてもある」が12.8%、「ややある」が38.3%という回答となりました。

Q6.あなたは、紙のカタログに不便さを感じることがありますか。Q6.あなたは、紙のカタログに不便さを感じることがありますか。

・とてもある:12.8%

・ややある:38.3%

・あまりない:43.6%

・全くない:5.4%

・わからない/答えられない:0.0%


  • 紙のカタログに不便さを感じる理由、「多数の物品を探す手間が膨大」が65.8%で最多

 Q6で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q7.紙のカタログに不便さを感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=76)と質問したところ、「多数の物品を探す手間が膨大」が65.8%、「大きくて場所を取る」が57.9%、「現場で欲しい商品の確認ができない」が27.6%という回答となりました。

Q7.紙のカタログに不便さを感じる理由を教えてください。(複数回答)Q7.紙のカタログに不便さを感じる理由を教えてください。(複数回答)

・多数の物品を探す手間が膨大:65.8%

・大きくて場所を取る:57.9%

・現場で欲しい商品の確認ができない:27.6%

・価格などの情報更新がリアルタイムではない:22.4%

・その場で発注ができない:18.4%

・その他:5.3%

 ー56歳:文字が小さくて見づらい

 ー53歳:探すのが手間

 ー63歳:取り寄せに時間がかかる

・わからない/答えられない:0.0%


  • 約8割が、紙/Webどちらからも商品閲覧が可能で、現場用品等の品揃えも充実しており、必要なものが一つのサイトに揃っているオフィス用品通販サービスがあれば「活用したい」と回答

 「Q8.あなたは、紙/Webどちらからも商品閲覧が可能で、現場用品等の品揃えも充実しており、必要なものが一つのサイトに揃っているオフィス用品通販サービスがあれば活用してみたいと思いますか。」(n=304)と質問したところ、「非常にそう思う」が24.3%、「ややそう思う」が55.6%という回答となりました。

Q8.あなたは、紙・Webどちらからも商品閲覧が可能で、現場用品等の品揃えも充実しており、必要なものが一つのサイトに揃っているオフィス用品通販サービスがあれば活用してみたいと思いますか。Q8.あなたは、紙・Webどちらからも商品閲覧が可能で、現場用品等の品揃えも充実しており、必要なものが一つのサイトに揃っているオフィス用品通販サービスがあれば活用してみたいと思いますか。

・非常にそう思う:24.3%

・ややそう思う:55.6%

・あまりそう思わない:12.2%

・全くそう思わない:2.0%

・わからない/答えられない:5.9%


  • オフィス用品通販サービスを活用してみたいと思う理由、「オフィス、現場と臨機応変に活用できるから」や「スマホ/タブレットなどからも閲覧できるから」など

 Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.Q8のようなオフィス用品通販サービスを活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=243)と質問したところ、「オフィス、現場と臨機応変に活用できるから」が58.4%、「スマホ/タブレットなどからも閲覧できるから」が48.6%、「必要な物品がスムーズに揃いそうだから」が44.4%という回答となりました。

Q9.Q8のようなオフィス用品通販サービスを活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)Q9.Q8のようなオフィス用品通販サービスを活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)

・オフィス、現場と臨機応変に活用できるから:58.4%

・スマホ/タブレットなどからも閲覧できるから:48.6%

・必要な物品がスムーズに揃いそうだから:44.4%

・現場で発注まで可能になるから:25.9%

・伝票や請求書管理の手間が減らせそうだから:23.0%

・履歴管理が容易になりそうだから:15.6%

・その他:0.4%

 ー64歳:発注時間の短縮

・わからない/答えられない:0.0%


  • まとめ

 今回は、従業員数100〜1000名未満の建設業の企業に勤めており、お勤め先で物品(間接資材)発注業務に携わっている方304名を対象に、建設業の物品調達における課題調査を実施しました。


 まず、建設業の物品発注業務担当者は、「伝票や請求書管理に手間がかかる:46.1%」「予算や納期の管理が難しい:39.9%」などの理由から「担当者しか管理の仕方がわからない」状況が多く、63.5%の方が、お勤め先の物品(間接資材)発注業務において、課題を感じていることがわかりました。

また、物品(間接資材)の商品閲覧には、約半数が「紙のカタログ」を使用しており、その理由として「使い慣れているから」が71.8%で最多となりました。一方で、「多数の物品を探す手間が膨大」「大きくて場所を取る」などの理由から約半数が紙のカタログに「不便さ」を感じている実態が明らかになりました。


 大量の資材や物品(間接資材)を調達する必要がある建設業の現場において、物品(間接資材)調達は重要であり、欠かせない業務です。今回の調査結果で、手配の管理方法や業務が複雑で多岐にわたるため、属人的になっている背景がわかりました。2024年問題などで雇用や業務効率化などにも課題がある建設業において、これらの業務の簡素化や標準化は必須です。

また、「オンライン(デジタル)カタログ」の利用者数が多い一方で、「紙のカタログ」だからこそ見やすいなどの理由で、利用し続けている方も多いことが明らかになりました。紙/Webどちらからも商品閲覧が可能で、品揃えも豊富なオフィス用品通販サービスを、約8割が「活用したい」と回答しています。「オンライン(デジタル)カタログ」と「紙のカタログ」の両方の良さを兼ね備えたサービスを用途や場所で使い分けたり、ショッピングプラットフォームの購買管理機能を利用したりすることで、物品(間接資材)発注業務の負担軽減につなげることができそうです。


  • スマートオフィスで日々の物品(間接資材)手配・管理業務を”スマート”に!

「smartoffice(スマートオフィス)」はプラス株式会社ジョインテックスカンパニーが運営する法人向けのオフィス用品通販サービスです。


 「スマートオフィス」では、紙/Webどちらからも商品閲覧が可能で、現場用品等の品揃えも充実!必要なものが一つのサイトに揃っています。事務用品・OAサプライをはじめ、飲料食品、防災用品、家電、オフィス家具、さらに、OA・PC用品を取り扱う専門サイトなども連携し幅広い商品が購入できます。

 また、Webサイトには、承認機能や予算管理機能なども搭載しています。それらを活用することで、発注業務の効率化、時短化を図り、本来業務に集中していただくことが可能です。

また、近年は、物流業務の効率化、CO2排出量の削減、ドライバーの労働時間を規制する「2024年問題」などへの対応が各企業に対し求められています。

「スマートオフィス」では、業務効率化と同時に、2024年問題への解決方法となる購買方法のご提案も可能です。


▼詳しくはこちら:

https://www.smartoffice.jp/info/smartoffice-first/


  • 会社概要

会社名    :プラス株式会社

設立     :1948年(昭和23年)2月16日

代表取締役社長:今泉 忠久

所在地    :〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号

        虎ノ門タワーズオフィス12階

事業内容   :オフィス家具、オフィスインテリア用品の製造・販売

        文具、事務用品、OA・PC関連商品、事務機器の製造・販売

        オフィス環境のデザイン・施工・内装工事・電気工事・管工事

        電子光学機器、教育機器の製造・販売

        日用雑貨品、食料品、ソフトウェア、書籍の販売

        インターネットを利用した上記商品の販売

        上記商品を対象とした海外事業

URL     :https://www.plus.co.jp/

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会社概要

プラス株式会社

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URL
https://www.smartoffice.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス12階
電話番号
-
代表者名
今泉忠久
上場
未上場
資本金
-
設立
1948年02月