葛飾区のセイズ、令和5年度「東京エコビルダーズアワード」唯一の全5部門受賞
3月4日にはセイズ登壇の受賞イベント開催
セイズ株式会社(東京都葛飾区、及川達也代表取締役、以下セイズ)は2月2日、令和5年度東京エコビルダーズアワードの断熱・省エネ性能部門、再エネ設備設置量部門の「リーディングカンパニー賞」「ハイスタンダード賞」および「ソーラーチャレンジ賞」を受賞いたしました。全国展開する大手ハウスメーカーが受賞企業に名を連ねる中、最も権威あるリーディングカンパニー賞2部門を含め、全5部門を受賞したのは、葛飾区・江戸川区・足立区を中心に地域に根ざして設計・建築・販売を続けているセイズのみです。
19日の表彰式では、小池百合子東京都知事から賞状とトロフィーが授与されました。3月4日には受賞イベントも開催されます。
東京エコビルダーズアワードとは
同アワードは、住宅の高断熱化や太陽光パネルの設置など、環境性能の高い建築物の普及に意欲的に取り組んでいる先進的な事業者を表彰するもの。2030年の「カーボンハーフ」実現に向け、脱炭素社会の基盤を確立するため、2025年4月に始まる「建築物環境報告書制度」に先駆けて、業界をけん引する事業者を表彰し、都民や事業者の理解促進と脱炭素化に向けた意識醸成を図ることを目的としている。
表彰式における小池知事のコメント
「本日リーディングカンパニーでいらっしゃる皆様方をはじめとして、住宅業界の先進的な取り組みを広く活用していく、そして普及を一層推進して、気運を高めていきたいと考えています。力を合わせまして、環境性能の高い、真に快適な住宅が当たり前と言うことになるように、ムーブメントをおこしていきたいと考えております。
昨今の国際情勢を鑑みましても、エネルギーはそもそも非常に脆弱な我が国でございますし、それぞれのご家庭の皆様方も安心して、また安定して、どんな場合でも電力が使える、また、暮らして当たり前、そして夏は涼しい、そんな快適な家をご提供していただくことは、都民の健康を守る意味でも、経済を守る意味でも有効だと考えておりますので、本日の受賞を機に、さらにそれぞれが工夫してただいて、東京の家は暮らしやすい、住みやすい、健康が保ちやすい、そういう家々にしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」
実績および評価されたポイント
ハイスタンダード賞/リーディングカンパニー賞(ともに断熱・省エネ部門)
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UA値 セイズ平均0.44
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BEI値 セイズ平均0.59 ※
※上記BEI値は、太陽光を乗せていない数値。セイズの住宅には太陽光発電が多く搭載されており、太陽光を乗せて計算すると平均0.42となります。
ハイスタンダード賞/リーディングカンパニー賞(ともに再エネ設備設置部門)
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東京都が定めた一定の水準以上の太陽光発電システム搭載の物件数の伸び率があった
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セイズでは8割以上の住宅で太陽光発電システムを搭載
ソーラーチャレンジ賞
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セイズでは8割以上の住宅で太陽光発電システムを搭載
評価ポイント
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壁面・屋根裏にもしっかりと断熱を施し、窓には断熱性能の高いLow-eガラスを標準装備。加えて室内の温熱環境を快適に維持できる熱交換気システムを採用した「zero-e」を標準仕様として供給
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引き渡し後にオーナーの協力により、リアルな光熱費データの集計を定期的に実施し、建築前に行ったシミュレーションとの比較を行うなど、常に性能の向上に努めている
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太陽光パネルを可能な限り全棟設置し、クリーンで再生可能なエネルギーを確保
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電気料金の削減等、投資回収期間が短く経済的な利点があることをシミュレーションをしながらご案内する等の取組を実施
【3月4日(月)】受賞イベント開催
3月4日には、東京エコビルダーズアワード2023受賞イベントが開催されます。同イベントでは、セイズを含むリーディンカンパニー賞を受賞した企業12社によるプレゼンテーションに加え、ゲストや審査員によるパネルディスカションが予定されています。
セイズの環境性能向上への取り組み
SW(スーパーウォール)工法
セイズが採用しているSW(スーパーウォール)工法は、高性能なスーパーウォールや高断熱サッシ、計画換気システムなどを用いて、高気密・高断熱・高耐震構造を創り出す建築方法です。
さらに、ハイブリッド給湯器「エコワン」を導入することで大幅に消費エネルギーを削減し、太陽光発電システムによるエネルギー創出により、高い住宅性能を実現しています。全国規模の組織「SUPER WALL BUILDERS FAMILY」の中心ビルダーとして、全ての人へ「健康・快適・安心・安全」な住宅を届けるため設計・建築を開始し、SW工法施工の最多棟数7年連続で全国ナンバーワンとなりました。
ZEHの普及率は上昇傾向にあるものの、そのほとんどが注文住宅というのが現状です。環境共創イニシアチブによれば、2021年に東京都で建てられたZEHの分譲住宅は192棟。セイズは、このうち3割以上にあたる69棟を建築しています。
セイズの住宅はHEAT20の「G2」レベル
2025年度よりスタートする「建築物環境報告書制度」の外皮基準は0.87ですが、セイズの住宅の外皮基準は平均0.44を達成しています。これはHEAT20が提唱する住宅外皮水準の「ZEH+」を上回る「G2」相当に値します。
セイズの想い
第6次エネルギー基本計画において、政府は次のような目標を掲げています。
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2030年度以降に新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す
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2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す
我が国のエネルギー消費量の約3割を占める建築分野における脱炭素、カーボンニュートラルへの取り組みは急務です。高性能住宅の普及は、カーボンニュートラルに向けた国策であるとともに、住まう人の快適や健康にも直結します。
セイズは、2001年の創業当時から「本物を追求する」ことを使命の一つとし、省エネ住宅の世界最先端といわれるドイツやスイスを訪れ、現地を視察、研修にも参加してきました。セイズが得た知識やこれまでのノウハウは、セイズ代表の及川がセミナーなどで全国のビルダーに伝え、住宅業界を牽引しています。また定期的に、消費者の皆さんに高性能住宅の良さや重要性を伝えるワークショップも開催しています。
セイズがいち早く高性能住宅の普及に取り組んできた理由は、企業理念にもあるように「本物を追求する」から来ています。自然災害や温度変化から顧客の家族の命と財産を守り、販売して終わりではなく、一生涯にわたって顧客の住まいを維持管理し続けることを使命としてきたからです。親から子へ、子から孫へと100年以上引き継いでいける価値ある住宅を提供し、住まいの維持・管理にも寄り添っていくことがセイズの役割であると考えています。
このような家づくりを通じて、顧客だけでなく社員やパートナー企業の幸せを実現し、地域社会に貢献することを目指しています。2025年には、全ての新築住宅に省エネ性能基準への適合が求められます。セイズは、今後も高性能住宅をご提供するとともに、普及に努めてまいります。
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