弁護士が開発した広告表示適法性チェックアプリ「ad-vis」の正式リリースのお知らせ
― 生成AIで広告表示チェックを合理化 ―
ユニヴィス法律事務所(所在:東京都港区、代表弁護士:矢吹邦太郎、以下ユニヴィス)は、「広告に振り回される人をゼロに」をビジョンに掲げ、消費者・事業者ともに広告にまつわるトラブルをゼロにしたいという思いを込め、生成AIを活用した広告表示適法性チェックアプリ「ad-vis」を開発し、このたび製品版の正式リリースに至ったことをお知らせいたします。
開発の背景
消費者被害の深刻化に伴い広告規制が年々厳格化する中、事業者側における広告表示チェックの負担は増大しています。ad-visは、こうした課題を解決し、広告表示に関するトラブルの未然防止を目的として開発されました。

ad-visについて
ad-visは、広告表示文を直接入力するほか、広告文を含むファイルのアップロードやWebサイトのURLを入力することで、広告表示文を解析し、その適法性を判定するアプリです。
現在、化粧品分野を中心に業界ガイドラインを学習させており、法令および業界ガイドラインに基づいた広告表示チェックが可能です。
ad-visの導入により、事業者における広告チェック業務の合理化・迅速化を実現し、担当者確認前の一次チェックや社内レビューの効率化に寄与します。
また、広告制作やマーケティング支援を行う広告関係者においても、表現チェックや修正指示の負担軽減を通じて、広告制作・運用業務全体の効率化に貢献します。
これにより、事業者・広告関係者双方において、消費者との広告トラブルの未然防止にも寄与します。

弁護士が直接開発に関与
ユニヴィスには、表示規制対応を専門とする弁護士が複数名在籍しており、ad-visの開発を直接担当しています。
特に、適法性判断に必要なガイドラインや実務感覚の反映を弁護士が直接手を動かして実現することで、ad-visによる判定精度を向上させることができました。ユニヴィスが今までに培ってきた知見や経験を活かし、今後の広告の適性化への貢献を目指してまいります。
開発を担当した弁護士
所属弁護士の松下朋弘がad-visの開発を発案し、ad-visの原型となるアプリケーションを試作しました。試作後、同じく所属弁護士の五十嵐良平の協力により製品版の開発が進み、この度リリースが実現しました。
弁護士 松下朋弘

司法修習第70期、2021年ユニヴィス法律事務所参画、M&A分野のリーガルアドバイスや広告規制対応を担当しています。
広告分野では、大手化粧品会社、大手日用品メーカー、大手美容医療クリニック、不動産会社、その他広告代理店において作成された広告の適法性チェックを担当しています。特に、化粧品や美容医療に関する広告チェックを多く取り扱っており、実務で培った知見をad-visの開発に活かしました。
弁護士 五十嵐良平

司法修習第70期、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、山下総合法律事務所におけるM&A分野のリーガルアドバイスや国内大手証券会社への駐在経験を経て独立、2024年に事務所を統合し、ユニヴィス法律事務所に参画しました。
ITエンジニアとしてのスキルも有しており、自身で開発を行った法律事務所向けのタイムチャージ管理アプリ「Timemirable」をリリースしています。景品表示法などの広告表示分野の取扱いは紛争も含めて多岐に渡り、技術・法的知識の両側面でad-visの開発を支えました。
今後の展開
現在、ad-visでは化粧品、健康食品、医療および不動産分野の広告チェック機能を搭載しています。
今後は、金融分野など独自の広告規制が存在する業界にも対応範囲を拡大し、より多くの事業者にご利用いただけるよう機能拡充を進めてまいります。
【ユニヴィス法律事務所 概要】
事務所名:ユニヴィス法律事務所
代表弁護士:矢吹邦太郎
設立:2018年4月
本社:東京都港区虎ノ門3-8-8 NTT虎ノ門ビル6階
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
ユニヴィス法律事務所 ad-vis担当
電話: 03-6459-0267
メールアドレス: univis_law@univis.co.jp
※本リリースに記載の事項は発表日時点での最新情報となります。
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