大阪・関西万博で高い関心を集めた瓦礫下の被災者を早期発見する「被災者捜索システム」の製品化を本格始動
RFID技術で挑む、72時間の壁。リアルタイムかつピンポイントでの位置特定により、従来では困難だった迅速な救助活動を実現。
株式会社マトリックス(本社:大阪市、代表取締役:辻 義光)は、2025年10月7日から13日に開催されたEXPO 2025大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」において、株式会社ミマモルメ、旭電機化成株式会社と共同で、災害時に瓦礫下の要救助者を迅速に発見する「要救助者探知システム」の展示を行いました。多くのご来場者から高い関心と貴重なご意見をいただき、これを踏まえ「被災者捜索システム」として製品化に向けた開発を本格始動いたします。
【万博特設サイトURL】https://matrix-inc.co.jp/lp/expo2025/

出展概要
リボーンチャレンジ展示会場では、腕に装着した「RFIDタグ + バイタルセンサー」で心拍などの生体情報を送信し、探知機が磁界を用いて位置情報やバイタルを特定するシステムを紹介しました。このシステムは、災害時に瓦礫下に埋もれた要救助者を迅速に発見・特定し、救助活動の効率化に寄与することを目指しています。
期間中、多くのご来場者に実際にご体験いただき、参加型展示として高い人気を得ました。ご来場者の記憶に残る体験を提供できたと考えております。
ご来場者からは「スマートフォンやスマートウォッチへの搭載を期待する」「防災ツールとして日常的に使いたい」など、多くのご意見を頂戴しました。

今後の製品化計画
製品化にあたっては「被災者捜索システム」として展開し、まずは「ICタグ捜索システム」の製品化に取り組みます。工場、オフィス、倉庫などへの展開を計画しており、今後はさらなる精度向上と小型化を進め、実用化に向けた開発を加速してまいります。

【第一フェーズ】
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ICタグ捜索システムの製品化
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工場、オフィス、倉庫などへの展開
【具体的な応用】
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既存製品「フォークリフト安全対策 ヒヤリハンター」「ハンズフリー入退管理システム dokoja」との連携
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避難訓練・点呼システム
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小型化など災害現場で活躍できる製品への改良
BtoB市場を中心としつつ、万博での反響を踏まえBtoC市場への展開も視野に入れています。
今後の展望
今回の万博出展を通じ、一般の方々との直接対話により、技術が社会に果たす役割を改めて認識いたしました。当社は今後も「人命を守る技術革新」を追求し、社会の安全と安心に貢献してまいります。
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
株式会社マトリックス
TEL:06-4707-6707
お問い合わせフォーム:https://matrix-inc.co.jp/support/contact.html
株式会社マトリックスについて
【会社概要】
本社所在地:〒541-0046 大阪市中央区平野町2丁目1番2号 沢の鶴ビル2階
代表取締役:辻 義光
事業内容: セミアクティブRFID製品の設計・開発・製造、セミアクティブRFID製品の販売・ソリューション提案、レースタイム計測業務、サイクルイベント企画運営
設立: 1985年5月 (創業:1980年8月)
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