”Tokyo区市町村DXaward 2024”にて「AIごみナビ」の調布市における試験運用が大賞を受賞
生成AI、大規模言語モデルを活用した次世代型ごみ分別案内システム
Borzoi AI株式会社(東京都千代田区)が電気通信大学および調布市との産官学連携により開発した「AIごみナビ」は、東京都調布市において「調布ごみナビ」として試験運用を行っております。この度、この取り組みが、2024年11月6日(水)に東京都主催で開催された「Tokyo区市町村DXaward 2024」において区市町村DX賞(大賞)を受賞いたしました。(記事はこちら)「Tokyo区市町村DXaward 2024」は、行政が直面する様々な課題の解決を目指した各自治体のDXの取組や自治体又は職員等の新たなDXに関する提案を都内自治体で共有・横展開することを目的に開催されています。
AIごみナビとは?
「AIごみナビ」は全国の自治体向けに開発された、LINE公式アカウント上で動作するごみの自動分別案内サービスです。市民からの問い合わせにAIが自動回答し、どなたでも簡単に分別ルールを理解できるようサポートします。また、外国語対応により、多様な市民へのサービス提供が可能となり、自治体の負担を大幅に軽減します。
AIごみナビの特徴
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AIを使用した分別案内
従来のシステムでは文字の一致度に基づく品名検索が一般的ですが、本システムはAIによるスマート検索を提供します。このため、例えば「ガラケー」を「携帯電話」、「手持ちの扇風機」を「ハンディ扇風機」といったように、異なる表現やより自然な表現でも品名検索が可能です。
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写真による案内機能を搭載
捨てたいものの写真をトーク画面から送ると画像認識AIが写真に写っている物体を認識し、分別案内を行います。捨てたい対象を手で持ったり複雑な背景の前で撮影した場合でも高性能AIがごみの部分だけを適切に認識します。
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最大13ヶ国語で案内
分別案内は最大で13ヶ国語で案内が可能です。やさしい日本語もサポートされており、多様な文化や背景を持つ外国人居住者の方への案内を提供することができます。
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位置情報を活用した場所検索
最寄りの収集袋販売店や拠点回収場所の検索が可能です。場所やお店の検索用途であればどのような対象にも応用可能です。
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収集カレンダー表示機能
お住まいの地域に応じた収集カレンダーを画像や文字などの形式で表示します。新たにデータを入力することなく既存のデータをそのままご活用頂けます。
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通報機能
不法投棄や動物の死骸などの状況を写真と位置情報とともに通報できます。通報された内容は管理画面からリスト形式で確認することができます。
自治体が抱える課題
近年、自治体では人員不足により、ごみ分別に関する問い合わせ対応に十分な職員を配置できない、時間外や休日の問い合わせに十分に対応できないといった課題を抱えております。また、分別間違いによる火災の発生や資源の無駄、増加する外国人居住者からの問い合わせに適切に回答することが難しいといったことも課題となっております。AIごみナビはこれらの課題を解決するために開発されました。
導入事例
現在、東京都調布市(名称:調布ごみナビ)および秋田県能代市(名称:能代市ごみナビ)にて全市民を対象に試験運用を実施中です。その他にも全国の複数の自治体様からお問い合わせを頂き、試行版での検証を行って頂いております。
お問い合わせ
AIごみナビに関する詳細およびお問い合わせは製品Webサイト(https://aigominavi.com)をご覧ください。
Borzoi AI 株式会社
代表取締役:原 宏太
設立:2024年2月
所在地:〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2丁目8-11 VORT水道橋III
WEB: https://borzoi.ai
Borzoi AI株式会社は、技術とイノベーションによって人々の生活を豊かにし、社会に貢献することを目指しています。私たちは、AIの力を最大限に活用して、日常生活における様々な課題に対する実践的な解決策を提供します。
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