日本製鉄発のスタートアップＫＡＭＡＭＥＳＨＩ、経済産業省「出向起業補助金」事業に2年連続で採択

ＫＡＭＡＭＥＳＨＩ

2024年8月2日 10時00分

中小製造業向けの設備部品管理・マッチングプラットフォームを提供する株式会社ＫＡＭＡＭＥＳＨＩ（本社：東京都大田区、代表取締役社長：小林俊、以下「ＫＡＭＡＭＥＳＨＩ」）は、経済産業省が実施する令和6年度の「多様な人材の活躍による企業価値向上促進事業（出向起業補助金）」にて採択事業者となったことを発表します。鉄鋼・金属・鉱業業界の中では唯一であり、昨年度から2年連続の採択です。

■経済産業省「出向起業補助金」

経済産業省は、「大企業等人材による新規事業創造促進事業（出向起業等による新規事業創造の実践）」（※）により、大企業等の人材が、所属企業を辞職せずに外部資金調達や個人資産の投下等により起業し、起業したスタートアップに自ら出向等を通じて行う新規事業（出向起業）を支援しています。これによって、これまで活用されてこなかった経営資源（人材・知的財産含む）の開放を促し、新規事業の担い手の数を増やしていくことを目指しています。

経済産業省による「出向起業補助金」は、大企業等の人材が所属企業を退職せず、外部資金の調達や個人資産の活用等により自らスタートアップを起業し、出向等を通じて当該スタートアップの経営を行う「出向起業」に係る費用の一部を補助する取り組みです。

この度KAMAMESHIは、第三者審査委員会の審査の結果、昨年度から2年連続で「出向事業補助金」の採択事業者に選ばれました。

※経済産業省HP：https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/shukkokigyo/shukkoukigyou.html

■KAMAMESHIの事業状況

日本製鉄からの出向起業としてスタートしたKAMAMESHIは、中小製造業が抱える設備老朽化を始めとする課題を解決するため、設備部品管理・マッチングプラットフォーム「Kamameshi」を提供しています。

「Kamameshi」は2024年4月にサービス開始後、既に60を超える事業所に導入いただいています。さらに多くの企業から問い合わせをいただいており、年内100社導入の目標に向けて順調に商談を進めています。１期目の決算となった2024年6月期では、初年度より黒字化の見込みであり、2期目以降も利用企業の拡大と共に、大きく事業成長する見通しです。

「Kamameshi」サービス紹介ページ

■代表のコメント

株式会社ＫＡＭＡＭＥＳＨＩ

代表取締役社長

小林俊

２年連続での出向起業の事業採択をいただき、心より感謝しております。経済産業省のご支援もいただきながら、当社としては、製造業の在庫管理のデジタル化を進め、設備老朽化という大きな課題に対して、取り組んでまいります。社名にもあるように製造業全体を同じ釜の飯を食う仲間にし、シェアリングによって支え合える仕組み作りを進めることで、日本の製造業の競争力維持・強化に貢献していきます。