デジタル証明書スタートアップのclarus、画像AI×ブロックチェーンによる証明システムで特許を取得
ブロックチェーンに保存された登録品画像のパターンを学習したAIが、贋作を検知しすり替えを抑止
「テクノロジーでアートの更なる発展を」目指すスタートアップの株式会社clarus(クラルス、京都府京都市左京区、代表取締役 東原達矢、以下clarus)は、画像AI×ブロックチェーンによる証明システムにおいて、特許を取得しました。なお、当該特許はPCT出願も完了しており、随時対象国において、移行手続を進めていく予定です。
当該技術は当社のデジタル証明書サービス・clarus IDの中核となる技術であり、作品登録時に撮影される作品データをNFTに記録することで改ざん・削除されないデジタル証明書を提供するとともに、当該登録画像データを参照して登録品と評価対象の作品が一致するかをAIが判定することで、登録品が贋作にすり替えられていないかを検知・抑止することが可能です。また、対象となる画像データは動画や3D画像はもちろん、X線や赤外線といったあらゆる波長の画像データを含む包括的な範囲となっており、登録/判定の対象品もアート作品に限定されません。
今後は当特許技術を軸に自社サービスの強化を進めるだけでなく、当該技術を応用して企業との技術連携も推進していきたいと考えております。
デジタル証明書プラットフォームclarus IDとは
clarus IDとは、独自開発のAI・ブロックチェーン技術(特許取得済み)を活用し、登録品の贋作すり替えを防止するデジタル証明プラットフォームです。証明情報として作品情報・作品画像をブロックチェーンに記録し、贋作すり替えの有無を調べるための作品照合の際にはリアルの作品と紐づけるために用いられ、AIによって確度の高い一致判定が行えるようになっています。
従来は紙の証明書・鑑定書にホログラムをつけるなどして証明書についての偽造防止策は講じられていますが、作品自体がすり替わってしまえばどうしようもないという状況が続いておりました。clarus IDはそうした状況を打開する新しい手段として期待される技術となります。
株式会社clarus 会社概要
社名:株式会社clarus
代表者:代表取締役 東原達矢
所在地:京都市左京区孫橋町23 SAMURAIビル2階
設立:2022年1月
URL:https://about.clarus-art.com/
事業内容:デジタル証明書「clarus ID」の開発・提供、他
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