医療AIベンチャー MEDICOLAB、補助上限約1.09億円のAMED事業に採択・交付決定
21件中4件に選定。頭部MRIを活用した神経疾患診断支援AIの国内承認・海外展開を加速

株式会社MEDICOLAB(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:井汲一尋、以下「MEDICOLAB」)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和8年度「医工連携グローバル展開事業」に採択され、交付決定を受けました。
本事業では、補助上限額約1.09億円を活用し、頭部MRI画像から核医学検査に関連する評価情報を推定・提示する医療AIプログラムの実用化を進めます。
パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の診断支援を目的に、国内の大学・医療機関と連携した多施設での性能検証、臨床性能評価、薬事・品質管理体制の整備を行い、国内での医療機器承認と海外展開を目指します。
日常診療のMRIに、新たな診断価値を
パーキンソン病等の神経変性疾患では、症状や頭部MRIだけでは診断・鑑別が難しく、必要に応じて専門的な核医学検査が行われます。
一方、核医学検査には専用設備や専門人材が必要であり、検査を受けられる医療機関が限られるほか、患者の移動や待機、医療機関の運用負担などの課題があります。
MEDICOLABは、日常診療で広く撮像されている頭部MRIを医療AIで解析し、これまでMRIからは得ることが難しかった評価情報を提示することで、医師による診断・鑑別や追加検査の判断を支援します。
開発する医療AI
本プログラムは、頭部MRI画像を解析し、核医学検査から得られる情報に関連した評価情報を推定するプログラム医療機器です。
主に以下の疾患を対象とした活用を想定しています。
・パーキンソン病
・レビー小体型認知症
・進行性核上性麻痺
・多系統萎縮症
医師の診断そのものを代替するのではなく、追加検査の必要性、専門医への紹介、診断・鑑別、診療方針の検討を支援します。
AMED事業で進めること
今回の採択を通じ、主に以下の開発を進めます。
・多施設データを用いたAIモデルの高度化と汎用性検証
・医療機器承認に必要な臨床性能評価
・薬事、品質管理、サイバーセキュリティ体制の構築
・医療機関の画像システムと連携する製品開発
・海外データによる検証と米国等への展開準備
研究用AIにとどまらず、実際の医療現場で安全かつ継続的に使用できる製品として、社会実装を進めます。
代表取締役・井汲一尋のコメント
「私自身、脳神経内科医として、診断に迷う患者さんや、専門的な検査を受けるまでに時間を要する患者さんを数多く診療してきました。
日常診療で広く撮像される頭部MRIから、診断や追加検査の判断に役立つ情報を得られれば、神経疾患診療の選択肢を大きく広げられる可能性があります。
今回の採択を、研究段階から医療機器としての実用化へ進む重要な機会と捉えています。国内承認と海外展開を見据え、大学・医療機関、事業パートナーの皆さまとともに、実際の医療現場へ届けるための開発を進めてまいります」
株式会社MEDICOLABについて
MEDICOLABは、脳神経内科領域を中心に、医療AI・プログラム医療機器の研究開発と事業化を行うスタートアップです。
第一種医療機器製造販売業許可を取得し、医療AIの研究開発から、薬事承認、製造販売、医療現場への導入までを見据えた事業体制を構築しています。
会社名:株式会社MEDICOLAB
所在地:愛知県名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ルーセントタワー40階
代表者:代表取締役 井汲一尋
事業内容:医療AI・プログラム医療機器の研究開発および事業化
株式会社MEDICOLAB 経営企画部
E-mail:k.ikumi@medicolab.co.jp
※本リリースに記載された医療AIプログラムは現在開発中であり、医薬品医療機器等法に基づく製造販売承認または認証を取得していません。
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