【HEART CATCHの新たな挑戦】演劇的思考が導く、変革と創造のビジネス論 / 代表・西村真里子 共編著 書籍『演劇脳とビジネス脳』 2025年7月24日発売
期間限定!西村真里子執筆【序幕】「経営者、舞台に立つ ービジネスという答えのないドラマ」を2025年8月8日まで、デジタルブックにて特別公開
演劇的思考が導く、変革と創造のビジネス論
──HEART CATCH西村真里子×SPAC宮城聰『演劇脳とビジネス脳』刊行
テクノロジーとアート思考を融合させた新規事業開発で官民連携を推進する株式会社HEART CATCH(代表取締役・西村真里子)は、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章・静岡県舞台芸術センター(SPAC)芸術総監督の宮城聰 氏と、日本を代表する企業経営者・起業家・投資家・行政リーダー9名(新浪剛史 氏(サントリーホールディングス株式会社 代表取締役会長)、鈴木俊宏 氏(スズキ株式会社 代表取締役社長)、孫泰蔵 氏(投資家・連続起業家)、鈴木康友 氏(静岡県知事)等)による対話を収録した書籍『演劇脳とビジネス脳』(講談社エディトリアル刊)を企画・構成・共編著し、2025年7月24日に刊行いたします。
本書は、HEART CATCHが長年培ってきた「異分野連携による価値創造」の実践として、舞台芸術の奥深さと現代ビジネスの本質に通底する思考と実践を探り、AI時代における新たな経営のヒントを提供する一冊です。


日本IBM、Adobeでの経験を経て独立し、企業の新規事業開発支援、スタートアップ支援プログラム開発を国内外で推進してきた西村真里子は、フランス発のイノベーション創出のためのプログラム「Art Thinking Improbable Workshop®」の日本展開などを通じて、アートとビジネスの融合、そして社会実装に取り組んできました。その中で、演劇という創作の現場に蓄積された知見が、現代のビジネス、特に予測不可能な時代におけるリーダーシップや組織運営にこそ活かされるべき本質を含んでいると強く認識しました。
演劇は、限られた時間の中で多様な個性を持つ俳優・スタッフと協働し、観客(=顧客)を魅了するストーリーを生み出していきます。その創作現場における演出、キャスティング、身体性、即興力、そして「解のない問い」に向き合う力といった知見は、今日のビジネスにおける組織運営、チームビルディング、リーダーシップ、変革推進、さらには顧客との深い共感を生み出すストーリーテリングといった核心的な要素と深く重なり合います。
HEART CATCHでは、これらの演劇的知見をビジネスに応用することで、組織の創造性と適応力を高めるコンサルティングや教育プログラムを提供しています。フランスの名門ビジネススクールESCPが開発した「Art Thinking Improbable Workshop®」の日本展開をはじめ、多様な業界の大手企業向けワークショップや地方自治体との共創事業などを通じて「アート×ビジネス」の実践を重ね、その有効性を実証してきました。
本書は、SPAC設立30周年という節目に、「演劇×ビジネス」という新たな社会実装への第一歩として位置づけられ、演出家・宮城聰 氏との対話を軸に、官民を越えた共創のプラットフォームとして設計されています。AI時代における新たなビジネスパラダイムの構築を目指す本書は、HEART CATCHの「異分野連携による価値創造」の経験と、多様なステークホルダーとの協働により実現しました。
変化の激しい時代における新たなリーダーシップや組織のあり方を模索するすべての人にとって、本書はそのヒントと可能性を多角的に示してくれる一冊です。ぜひページを開き、演劇とビジネスが交差するダイナミックな知の対話に触れてみてください。
なお、本書の【序幕】「経営者、舞台に立つ ービジネスという答えのないドラマ」(西村真里子・執筆)は、2025年8月8日(金)0:00までの期間限定で、SPAC公式の「SPACデジタルブック https://lit.link/spac 」にて無料公開中です。
本書の世界観をいち早く体験できる貴重な機会となっておりますので、ぜひこの機会にご一読ください。
書籍情報
書名:
『演劇脳とビジネス脳』
編著者:
西村真里子、宮城聰
価格:
1,800円(税別)
仕様:
四六判・並製・226ページ
出版社:
講談社エディトリアル
発売日:
2025年7月24日
販売場所:
Amazon、楽天など主要ECサイト
電子書籍(Kindle)
編著者プロフィール
西村 真里子(にしむら・まりこ)
株式会社HEART CATCH 代表取締役/プロデューサー
国際基督教大学(ICU)卒業後、日本IBMにてITエンジニアとしてキャリアをスタート。グローバル検索タクソノミーに関する特許を取得。アドビではフィールドマーケティングマネージャーとして、製品とブランドの市場展開やコミュニティ支援に従事。2011年よりデジタルクリエイティブエージェンシー・バスキュールにてプロデューサーを務め、カンヌライオンズ金賞を受賞。
2014年にHEART CATCHを共同創業。2020年には米国ロサンゼルスにも事業を展開するために法人を設立。テクノロジー、クリエイティブ、ビジネスの知見を横断的に活かし、企業や自治体と連携した新規事業プロデュース、スタートアップ支援、広報戦略設計、多数の企業向け教育プログラム開発に取り組む。フランスで開発されたArt Thinking Improbable®の日本代表の一人。これまでに複数の国内外スタートアップへの出資・事業支援実績を持つ。
内閣府「オープンイノベーション大賞」専門委員、経団連web3タスクフォース委員を務めるほか、武蔵野美術大学大学院 客員教授、Forbes JAPAN 公式コラムニストとしても活動。静岡県フェロー。
異分野を行き来しながら、人・企業・技術・文化を結びつける「Pollinator®(ポリネーター)」として、枠を越えたアイデアやコラボレーションの創出を行う。CES Innovation Awards® Program 審査員。
宮城 聰(みやぎ・さとし)
演出家、SPAC芸術総監督、静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ館長
2007年SPAC芸術総監督に就任。自作の上演とともに世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を招聘、また中高生鑑賞事業をはじめとする人材育成にも力を注ぎ「世界を見る窓」としての劇場運営を行う。代表作に『王女メデイア』『マハーバーラタ』『アンティゴネ』など。近年はベルリン国立歌劇場などでオペラの演出も手掛ける。
対談者および対談タイトル(全9名)
新浪剛史 氏(サントリーホールディングス株式会社 代表取締役会長)
経営者は舞台に立つ役者―独自性が生む革新と共感の力
鈴木俊宏 氏(スズキ株式会社 代表取締役社長)
個の人間力を信じ抜くチーム経営
申真衣 氏(株式会社GENDA 取締役)
世界一を目指すためのアウトサイダーの視点、たとえ話
孫泰蔵 氏(投資家・連続起業家)
AI時代に必要な「解のない問い」に向き合う演劇の力
鈴木健一郎 氏(鈴与株式会社 代表取締役社長)
「考える脳」を鍛える―経営者に求められる思考力の深化
清明祐子 氏(マネックスグループ株式会社 取締役兼代表執行役社長CEO)
「見えない価値」を見極め、イノベーションを生む組織
伊達善隆 氏(株式会社鳥善 代表取締役)
身体性を取り戻す―演劇が経営にもたらす視点
鈴木康友 氏(静岡県知事)
「演劇イノベーション県」に向けた仕掛けづくり
中西勝則 氏(株式会社しずおかフィナンシャルグループ 取締役会長)
演劇が伝えるビジネスの「時間軸」のあり方
■本書に関するお問い合わせ
株式会社HEART CATCH
E-mail: info@heartcatch.me
URL: https://heartcatch.me
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