ウェットスーツ素材のGX化
株式会社トータスの挑戦
ウェットスーツ素材を専門に開発販売する株式会社トータス(本社:神奈川県藤沢市大庭5451-1、代表取締役CEO:岡田至功 https://www.to-tas.co.jp/)は、ウェットスーツ用素材のGX化に挑戦している。
同社はSDGsの理念に賛同し、2030年までにこれらサスティナブル素材の適用比率を商品全体の50%までに引き上げる事を目標に拡大策を推進している。
スポンジは合成ゴムから天然ゴムへ
ウェットスーツで使われるスポンジは、開発以来約100年に亘り、石油由来の合成ゴム(クロロプレン)が使用されてきたが、製造時に膨大なCO2を排出するため、カーボンニュートラルに近づける天然ゴムへの切り替えを目指し、研究を続けている(2025年末までの発売を目指している)。
ジャージはリサイクル素材へ
次に、スポンジの表面に貼り合わせている布地だが、これも使用済みとなった漁網を再資源化したリサイクルナイロンへの切り替えを進めている(発売済み)。
品質も通常品と遜色なく仕上がっており、意識の高い顧客から徐々に採用の輪が広がっている。
ラミネートは水性ボンドヘ
さらに同社では、これらを貼り合わせるボンドも地球温暖化の原因となるVOCガスを排出する有機溶剤から水性ボンドへの切り替えを進めている。
既にクロロプレンゴムのラミネートは水性化に成功しており、現在天然ゴムのラミネートの水性化に取り組んでいる(2025年末までに対応できるよう研究が進んでいる)。
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