『Digital Ending Service』と『あんぴープラス』の提供開始で、株式会社amが一人暮らしの孤独死問題にソリューションを提案
安否確認と死後手続きを一貫してサポートする画期的なサービス
株式会社am(あうん)は、「Digital Ending Service」と呼ばれるサービスを提供開始いたします。このサービスは、現役世代の一人暮らしの方々が孤独死を回避し、望んだ死後手続きを実現するためのサポートを行います。
さらに、私たちは8月7日より「あんぴープラス」という安否確認アプリもリリースしました。「あんぴープラス」は、使いやすく変化に富んだトップ画面が特徴であり、ユーザーは安否登録を楽しみながら行うことができます。
Digital Ending Serviceの料金は一回のスタートで3800円となっており、「あんぴープラス」はApple Storeからダウンロードすることができます。また、一週間の無料トライアルを提供し、その後は月額500円のサブスクリプションとなります。
内閣府の「2023年 孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」によれば、現役世代(20代から60代)は全人口の39.2%を占めています。高齢者と現役世代の割合はほぼ3:2であり、現役世代向けの見守りサービスの需要も高まっています。特に未婚女性の52%が孤独感を感じたことがあり、女性のセルフネグレクト増加原因の一つとなっています。また、現役世代の一人暮らしでは、病死が死因の67%を占めており、見守りサービスは非常に重要な存在です。
通常、高齢者向けの見守りサービスは親族が契約し、高齢者の安否を確認する仕組みが一般的ですが、現役世代においては異なります。現役世代は一人暮らしをしているため、長期放置されてから発見されることや、後の死後手続きに対しての不安があります。そのため、現役世代の見守りサービスは本人が契約し、死後の手続きを委ねる人物が実行することになります。委ねられる人物には、親兄妹、親戚、甥や姪、友人などが含まれます。
Digital Ending Serviceは、契約者が作成した死後手続き内容を、契約者の死後に実行者に渡すサービスです。
Digital Ending Serviceの手順は以下の通りです:
1. あんぴープラスで安否登録されなかった場合、ユーザー設定日数後にユーザーに電話します。
2. ユーザーに連絡がつかない場合は、指定された安否確認者や警察などの第三者に確認を依頼します。
3. ラストメッセージの受取人の身元確認を行った後、メッセージを渡します。
以下は具体的なメッセージの一部例です:
- スマホの暗証番号
- 銀行口座やカードの場所と暗証番号
- 保険証書の場所と保険会社の連絡先
- 保険金や銀行残高の使い方について
- 葬儀やその後の供養方法
- 部屋の片付けと遺品分配
- 友人への手紙の送付
- ペットの今後について
- サブスクリプションや支払いの手続きの停止
一人暮らしの人々は増え続けており、多くの人々が孤独死の不安を抱えながら日々を過ごしています。時にはセルフネグレクトや自殺に至ることもあります。
日本少額短期保険協会の「第8回 孤独死現状レポート」によれば、現役世代一人暮らしの自殺は男性が37.9%の割合であるのに対して、女性は43.3%と多く、また女性のほうがセルフネグレクトになりやすいとも言われています。
現代では、デジタルの発展が進み、刺激的なゲームやSNSのコミュニケーションがますます人々を魅了しています。さらに、人々とAIとの会話が現実のコミュニケーションを超える日も近い将来になるでしょう。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2030年には女性の生涯未婚率が20%を超え、2040年までには25%に達する可能性があると予想されていますが、デジタルの発展でその予想を上回る可能性があります。
それと比例して自殺・孤独死がともに増加していくでしょう。
Digital Ending Serviceは、そうした人々を救う役割を果たします。
しかしながら、人々は通常、未来よりも現在を重視しがちです。孤独死を予防できると知りつつも、安否登録をすることに億劫さを感じる人もいます。
今後、このような方々のためにも、より楽しく安否登録ができる機能を「あんぴープラス」に追加し、より多くの人々が孤独死の不安から解放される社会の実現を支援していきます。
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