【国内初！】HOUOH、伝統産業に特化したSNS運用始動

鳳凰株式会社（本社：東京都、代表取締役：藤澤李子、以下HOUOH）は、日本の伝統工芸や伝統文化を対象とした国内初となる“伝統産業に特化したSNS運用事業”を開始しました。

鳳凰株式会社

2025年6月30日 17時02分

■HOUOHとは

HOUOHは、日本の「余情の美」という独自の感性を、世界共通の価値へと昇華させるブランディングカンパニーです。

戦略的な「ブランディング」、革新的な「製品開発」、そして持続可能な「文化投資」を軸に、日本の職人が紡ぐ伝統と、海外のラグジュアリー層の洗練された感性との間に対話を生み出し、新たな文化経済圏を築きます。

■ 日本の伝統文化は世界のラグジュアリーなる

ディオールが京都・東寺で披露したフォールコレクション、グッチと西陣織の邂逅――。今、世界のトップメゾンが、日本の職人技と伝統技術が持つ奥深い価値に気づき、熱い視線を注いでいます。

真のラグジュアリーを定義づけるもの。それは、「歴史」「希少性」「品質」そして「洗練されたブランディング」の4要素です。日本の伝統文化は、そのうち3つの要素――長く豊かな歴史、職人技による希少性、世界に誇る品質――を既に有しています。

唯一の課題は、その本質的な価値を的確に伝え、世界観を構築する「洗練されたブランディング」の不在です。

私たちHOUOHは、その決定的な役割を担います。伝統に新たな光を当て、世界が渇望する本物のラグジュアリーとして未来へと受け継いでいく。それが私たちの使命です。

■ SNS運用を開始する事業者紹介

東京友禅

HOUOHは、日本の伝統を未来へと繋ぐべく、伝統工芸の価値を世界に発信するSNSブランディング事業を展開しています。その取り組みの一つとして、東京手描友禅の老舗である小倉染芸のプロジェクトを始動。Bottegaをはじめとする高級ブランドとの取引実績もある同工房の図案力に着目し、私たちはSNSを通じてその魅力を可視化していきます。制作風景や作り手へのインタビューを英語で発信しながら、海外の著名ブランドとの協業等を通じて、日本の工芸が持つ潜在的な価値を国内外に再提示。HOUOHは、ストーリーある伝統にふさわしい文脈と場をデジタル上に創出することで、ブランドとしての格を高めていきます。

京友禅

HOUOHでは、京都で友禅染を手がける別の工房とも連携し、SNSを活用した商品ブランディングプロジェクトを展開中です。クライアントの「より多くの人に作品を手に取ってもらいたい」という想いに寄り添いながら、私たちはその世界観や美意識が響く層に向けた発信戦略を構築。たとえば、日常の中に上質なものを取り入れる感性を持つ都市生活者に向け、京友禅の美しさを活かしたPCケースや名刺入れ、御朱印帳などを第一弾商品として販売し、国内外のマーケットでの展開を見据えたコンテンツ設計を進めています。制作工程の美しさを伝える映像や、ブランドの思想を織り込んだ二言語での発信を通じて、伝統の魅力を現代の暮らしと丁寧に繋げていきます。

鎌倉彫

HOUOHでは、伝統工芸を「人」から届けるという視点から、鎌倉彫作家・三橋鎌幽氏とのブランディングプロジェクトも展開しています。法学部出身という異色の経歴を持ちながら、祖父の死をきっかけに家業を継ぎ、先祖のルーツや美意識と向き合いながら独自の「青の世界」を創作する鎌幽氏。その軌跡を言葉と映像で丁寧に掘り起こし、単なる“作品紹介”にとどまらず、「なぜ彼が今この作品を作るのか」という物語を軸にSNSを構築します。アーティスト個人の哲学や葛藤、美意識を言語化・映像化し、国内外のファンとの新たな接点を創出して参ります。また、私たちは戦略設計のみならず、クライアントが本当に伝えたいもの・目指したい姿を時間をかけて引き出し、ともに見つけていくプロセスを大切にしています。時に、ブランディングを超えてコンサルティング的な役割を担いながら、伝統と現代をつなぐ“人”そのものの魅力を、確かな形で社会に届ける支援を行っています。

■ 提供サービス概要

日本の伝統工芸・伝統文化に特化したSNS運用（Instagram / X / TikTok）ブランディング戦略英語・日本語によるバイリンガル発信コンテンツ制作（動画・写真・コピーライティング）海外向けEC / 展示会との連携

HOUOHは、日本の伝統工芸・伝統文化に特化したSNS運用およびブランド戦略を通じて、工芸の「美しさ」と「思想」を現代の文脈に再接続するクリエイティブカンパニーです。Instagram、X、TikTokなどを活用したSNS運用に加え、コンテンツ制作（映像・写真・コピーライティング）から英語・日本語によるバイリンガル発信、さらには海外向けECや展示会との連動まで、伝統産業の課題に一気通貫で寄り添う体制を整えています。職人や作家の想いや哲学を丁寧に汲み取り、商品単体では伝えきれない“背景”や“美意識”を戦略的に言語化・可視化することで、国内外の生活者との新たな接点を創出。これまでの商流・情報流に依存しない、新しい伝統の見せ方と届け方を提案しています。