ハラカド3階 "STUDIO SUPER CHEESE”に行き交う2名のカメラマン 柏木瑠河による個展「Objects in Flux」木下ロコによる個展「boundary(かいそう)」を同時開催!
【THE COFFEE BREW CLUB GALLERY ハラカド1周年企画】会期:4月10日(木)〜19日(土)


クリエイティブディレクター大木秀晃が代表を務め、クリエイティブコミュニティーを企画運営を行う株式会社OOAACC(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大木秀晃)が運営する、ハラカド3階のTHE COFFEE BREW CLUB GALLERYでは、ハラカド1周年企画として、柏木瑠河による個展「Objects in Flux」と木下ロコによる個展「boundary(かいそう)」を、4/10(木)〜19(土)に同時開催することをお知らせいたします。
今回は、ハラカド1周年企画として、ハラカド3階のSTUDIO SUPER CHEESEに行き交っており、それぞれ活躍の場を広げているカメラマン2名による写真展をGALLERY ROOM・STREETにて開催いたします。
<「Objects in Flux」「boundary(かいそう)」開催概要>
会期:2025年4/10(木)〜19(土)
会場:THE COFFEE BREW CLUB GALLERY
柏木瑠河は、GALLERY ROOMにて展示
木下ロコは、GALLERY STREETにて展示
時間:11:00〜23:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿 ハラカド 3F
入場:無料
◼︎「Objects in Flux」ステートメント
本展示は、日常にひそむ日用品や美術品が、元々担っていた機能や歴史、記憶という文脈 から切り離され、現代における多層的な対話の場へと昇華されるプロセスを探求します。
現代社会は、大量消費と同時に大量廃棄の現実を抱える中で、一度は失われた価値や物語 が、新たな解釈と偶然の出会いによって再生される可能性を秘めています。 この展示では、捨てられた廃品が呪術的なオーラや夢見心地な幻想、そして自然におこる 予期せぬ現象と交錯しながら、単なる「物自体」から解放され、観る者との対話を通じて新たな物語や価値を生み出す触媒となる様子を描き出します。これらのオブジェクトは、 固定された意味を持つものではなく、鑑賞者との交流や環境との予測不可能な相互作用の中で、常に再解釈され、変容する「関係性の場」として存在します。
さらに、ブードゥー教の儀式や象徴性が示唆するように、日用品や廃棄物が神秘的な力を帯び、呪術的な意味合いを持つ転化の可能性にも注目します。ブードゥー教では、これらのオブジェクトが 神々との交信の媒介や、秘められたエネルギーを具現化する道具として扱われることがあ り、こうした視点は、本展示における現代の消費と廃棄のパラドックス、そして夢と現 実、秩序と混沌が交差する空間の神秘性をさらに深めるものとなっています。
『Objects in Flux 』は、過去の記憶や伝統的な価値観、そして自然界の神秘的な力が、偶然の出会いや呪術的な雰囲気の中で再び輝きを放つ瞬間を問いかける場です。鑑賞者は、 これらのオブジェクトとの対話に参加することで、それぞれの記憶や経験と新たな関係性 を築くとともに、固定された「物自体」から流動的で多層的な「関係性」へと変容する 可能性を体験するでしょう。
■柏木瑠河 プロフィール

1991 年東京都生まれ。写真表現を軸に活動するアーティスト。日常で見慣れてしまった物や、一見混乱する様に見える事柄から局所的なルールを見つけ、画面上で再構築し、 オブジェクトを組み立てる。
2021 年 JAPAN PHOTO AWARD 太田睦子 ( I MA エディトリアルディレクター) 賞受賞。
HP:rukakashiwagi.com
◼︎「boundary(かいそう)」ステートメント
いつも「自分と誰か」や「自分と社会」の境界を漂っています。「誰か」や「社会」だけではなく、「自分の在り方」でさえも漂っています。boundary、境界を漂いながら、2016年~2025年にかけて撮影した写真で三部作のzineを制作中。
本展示はその一作目のzine「boundary」((かいそう)) )から20点を展示します。
((( か い そ う )))
気がつけばエスカレーターばかり撮っていたのは、フロアとフロアの間をスーーーーーーッと自動に、何も考えなくても何の労力を使わなくても移動できてしまうのが、楽で怖くて不思議で思考停止で可笑しかった、から、かもしれない。
どのフロアにもいたくない時、ひとまずエスカレーターに乗ってしまいたくなる。階段の踊り場に佇みたくなる。
■木下ロコ プロフィール

ポートレートを中心に、広告写真や商業写真を撮影しながら作品制作を行なっている。
1999年 編集者・フォトグラファー米原康正に師事
2004年 フリーランスフォトグラファーとして独立
2005年 個展 「 Live Report 」 NO 12GALLERY
2016年 個展 「 東京ソウルoo 」dish(東京)、Onnesaitjamais(ソウル)
2025年 個展 「 boundary 」barin
Instagram : https://www.instagram.com/locokinoshita/
■THE COFFEE BREW CLUB GALLERY

ガラスで区切られたスペースで世界を“空間全体“で表現可能なギャラリーです。絵画や、イラスト、写真作品はもちろん、什器などを使用して展示会やポップアップイベントにも最適。貸しギャラリーと自主企画を組み合わせ月3〜4回展示が変わっていきます。
セミナールーム・会議室として利用することも可能です。
場所:東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿 ハラカド 3F
HP:https://thecbc.jp/products/gallery-room-free
■The Coffee Brew Club

会員制のクリエイティブラウンジ。
“おいしい珈琲と人が集まる場所に、新しいアイデアが生まれる”をコンセプトに、ラウンジや大型アンティークスピーカーを備えたミニシアター、ポップアップスペース、ギャラリーなどが展開されています。
場所:東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿 ハラカド 3F
Instagram:https://www.instagram.com/baby.thecbc/
■OOAA
クリエイティブディレクター大木秀晃が代表を務め、クリエイティブコミュニティーを企画運営を行う株式会社OOAACCの親会社であるクリエイティブアライアンス。「課題を価値に変えていく」をパーパスとし、企業のブランディング・商業施設の体験設計・都市開発のコンセプトデザインなど、手がける案件は多岐にわたる。人と企業とのアライアンスで築いてきた広く深いネットワークを強みとし、プロジェクトごとに組むプロフェッショナルチームで価値発揮していくスタイルをもつ。
2024年には、原宿の新名所「ハラカド」のコンセプトを手掛け、同施設内にクリエイティブコミュニティー「BABY THE COFFEE BREW CLUB」と角打ちとフォトスタジオを融合した「STUDIO SUPER CHEESE」をオープン。
また、プロダクト開発でも、気分でコーヒーを選ぶことができる『OOAA COFFEE』をリリース、またベルリンと東京をダイレクトに結ぶグローバルアライアンス『NIOAA』を創業。クリエイティブの力で世の中の課題を価値に変えていくアライアンスの幅を広げ続けている。
公式HP:https://ooaa.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/ooaa_inc/
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