MOAI Lab、AMPL Optimization, Inc. と国内総代理店契約を締結

数理最適化モデリングツール「AMPL」および最適化ソルバーの販売を開始

株式会社MOAI Lab

株式会社MOAI Lab(本社:東京都江東区、代表取締役:野々部宏司、以下「MOAI Lab」)は、AMPL Optimization, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Bill Wells)と日本における総代理店契約を結び、数理最適化モデリングツール「AMPL」の国内販売を本日より開始することをお知らせいたします。あわせて、Gurobi、CPLEX、Xpressなど、AMPLと連携可能な主要最適化ソルバーの取り扱いを開始いたします。

近年の技術革新により、数理最適化は様々な産業分野における複雑な課題解決に不可欠なツールとなっています。サプライチェーン設計、生産計画、ロジスティクス、人員配置、エネルギーマネジメントなど、多くの領域で数理最適化の活用が求められています。AMPLは、数理最適化モデルを直感的かつ柔軟に記述できる強力なモデリング言語であり、世界中の最適化の専門家や研究者に広く利用されています。AMPLを用いることで、複雑な最適化問題を数学的な表現に近い形でモデル化し、多様な最適化ソルバーを活用して効率的に解を導き出すことが可能です。

MOAI LabはAMPL国内総代理店として、AMPLソフトウェアの提供に加え、これまで培ってきた数理最適化に関する専門知識や自社技術を組み合わせることで、お客様の最適化プロジェクトを強力にサポートいたします。さらに、Gurobi、CPLEX、Xpressといった業界を代表する最適化ソルバーの提供を開始いたします。問題の特性や規模に応じたソルバーの選択により、高速・高精度な最適化計算を実現し、お客様の迅速な意思決定と競争力強化に貢献いたします。

AMPLについて

AMPLは、数理最適化モデルを記述するための高水準モデリング言語です。線形最適化、整数最適化、非線形最適化など、様々な最適化問題を効率的にモデル化し、多様な最適化ソルバーと連携して解を求めることができます。その直感的な構文と柔軟性により、研究開発から実務まで幅広く利用されています。

AMPLの主な特徴

  • 代数的な記述 :数学の教科書に近い記法による直感的で理解しやすいモデリングが可能です。

  • モデルとデータの分離 :最適化モデル構造 (変数、目的関数、制約条件)と数値データ(係数、上下限など)を分離管理する設計により、モデルの再利用が高く、大規模データにも容易に対応できます。

  • ソルバー連携の柔軟性:バックエンドの最適化ソルバーには、Gurobi、CPLEX、Xpressなどの商用ソルバーに加え、CBC、HiGHS、SCIPなどのオープンソースのソルバーが選べます。特定ソルバーに依存しない柔軟な運用を実現します。

    ※ 弊社では、以下の商用ソルバーを取り扱っています: Gurobi、CPLEX、Xpress、COPT、Knitro、CONOPT、MINOS、SNOPT、Baron

  • 高い表現力 :線形最適化、混合整数最適化、二次最適化、非線形最適化など、幅広い最適化問題に対応できます。

  • Pythonとの親和性 : 「amplpyモジュール」を活用することで、AMPLによるモデリングを行いながら、Python環境でのデータ管理や結果分析との連携が可能です。

  • 高い安定性と信頼性 :AMPLは、1980年代後半にベル研究所のロバート・フォーア(Robert Fourer)、デイビッド・ゲイ(David M. Gay)、そしてC言語の開発者としても著名なブライアン・カーニハン(Brian W. Kernighan)によって開発されており、長年の実績と技術的蓄積により、その安定性と信頼性が確立されています。

  • 自動再定式化機能 : 「MPライブラリ」によりソルバーの特性に応じたモデルの自動変換が行われ、求解効率と頑健性が向上します。

AMPLに関する詳しい情報は、下記URLよりご確認いただけます。

AMPLおよびソルバーの無料トライアルもご用意しておりますので、ぜひお試しください。

https://www.moai-lab.jp/products/ampl/ampl

AMPL Optimization, Inc.について

AMPL Optimization, Inc. は、Robert Fourer、David M. Gay、Brian W. Kernighanら数理最適化と言語設計の分野で著名な研究者により創設され、数理最適化モデリング言語「AMPL」の開発元として知られる米国企業です。

Gurobi、CPLEXといった商用ソルバーおよびCBC、HiGHS、SCIPなどのオープンソースソルバーとも連携可能なAMPLは、産業界から学術界まで幅広く利用されており、教育・研究機関へのライセンス提供などを通じて、最適化技術の普及と発展に貢献しています。

会社名:AMPL Optimization, Inc.(https://ampl.com/
所在地:211 Hope Street #339 Mountain View, CA 94041, USA
CEO:Bill Wells
President:Robert Fourer ※AMPL創設者の一人
事業内容:数理最適化モデリング言語「AMPL」の開発・販売、および関連ソルバー・ツールとの統合ソリューションの提供

株式会社 MOAI Lab について

MOAI Labは、野々部(法政大学教授)、久保(東京海洋大学教授)ら組合せ最適化の研究者が中心となって立ち上げた会社です。MOAI Labのメンバーは、学術界での活動に加え、最適化ソリューションの開発や企業の最適化プロジェクトへの参画など産業応用の分野でも多くの実績を有しています。

会社名:株式会社MOAI Lab(https://www.moai-lab.jp/
所在地:東京都江東区三好1-8-3 越前屋ビル2F
代表者:代表取締役 野々部 宏司
設立:2024年11月
事業内容:MOAIプラットフォーム(SaaS)を基盤とした最適化ソリューションの提供およびコンサルティング

〈本件に関するお問い合わせ先〉

以下の問い合わせフォームよりお問い合わせください。

https://www.moai-lab.jp/about/contact-us

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会社概要

株式会社MOAI Lab

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URL
https://www.moai-lab.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区三好1-8-3 越前屋ビル 2F
電話番号
-
代表者名
野々部 宏司
上場
未上場
資本金
1850万円
設立
2024年11月