【実施報告】埼玉縣信用金庫と共創し、渋沢MIXで小中学生向け実践型アントレプレナーシップ教育「ジュニア起業チャレンジ！アドバンス」を開催

〜“融資面談”まで体験する本格プログラムで、子どもたちの挑戦が加速。協賛企業・自治体連携の募集を開始〜

株式会社SAIL

2025年12月17日 09時32分

株式会社SAIL（本社：埼玉県さいたま市、代表取締役：石井龍生）は、2025年12月13日（土）、埼玉県のイノベーション創出拠点「渋沢MIX」（さいたま新都心）にて、実践型アントレプレナーシップ教育プログラム「ジュニア起業チャレンジ！アドバンス」を開催しました。

協賛として埼玉縣信用金庫に参画いただき、金融機関による“融資面談”まで含む、よりリアルな事業づくりを体験する構成で実施。終了後は「もっと続けたい」「次も参加したい」という声が多数寄せられ、会場は大きな熱量に包まれました。

本取り組みを、企業協賛による次世代人材育成・地域の共創活動として拡大し、自治体連携（教育・産業振興・シティプロモーション領域）へとつなげていくため、協賛企業・連携自治体の募集を開始します。あわせて、株式会社SAILが運営する継続伴走型の起業ラボ「LIGHTHOUSE」への参加導線も強化し、子どもたちの挑戦を“単発で終わらせない”地域の学びのインフラづくりを推進します。

■ 開催の背景：いま求められるのは「知識」よりも“挑戦できる力”

社会の変化が激しい時代、子どもたちに必要なのは、正解を当てる力だけではありません。
自分で課題を見つけ、仲間と協働し、失敗を糧にして前へ進む——そうした“起業家精神（アントレプレナーシップ）”は、将来どの道に進んでも必要となる力です。

「ジュニア起業チャレンジ！」は、子どもたちが“会社づくり・商品開発・事業計画・プレゼン”までを短時間で一気通貫に体験し、「自分にもできるかも」という自己効力感に火を灯すプログラムです。今回はアドバンス編として、金融機関との融資面談を組み込み、より現実社会に近い形で実施しました。

実施概要

名称：【渋沢MIX】ジュニア起業チャレンジ！アドバンス by 株式会社SAIL
日時：2025年12月13日（土）13:00〜17:30（12:45受付開始）
会場：渋沢MIX（埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目262番18 ekismさいたま新都心 5階）
対象：小学5年生〜中学1年生
協賛：埼玉縣信用金庫
プログラム監修：株式会社セルフウイング（SelfWing Method準拠）
主催：株式会社SAIL

■ 子どもたちの“本気”の挑戦

当日は、子どもたちが自ら考えたアイデアを、事業として成立させるために何度も言葉を磨き、数字や根拠を整え、「大人に伝わる形」に仕上げていく姿が印象的でした。
特に融資面談の時間では、限られた時間の中で「誰のどんな困りごとを、どう解決するのか」「なぜ実現できるのか」を問われ、緊張感のあるやり取りが生まれました。

終了後には、参加者から「もっと続けたい」「次は商品化までやりたい」という声が多数。
“やらされる学び”ではなく、“自分からやりたい学び”へ切り替わる瞬間が、会場のあちこちで起きていました。

■ 今後の展開：単発イベントから「地域の挑戦インフラ」へ

株式会社SAILは、今回の成功を一過性にせず、次の3つを柱に拡大します。

協賛企業との共創拡大（CSR/CSV・次世代人材育成）
- 企業名を冠した賞の設置／審査員参加／メンター参加
- 企業課題・地域課題をテーマにした“探究×ビジネス”設計
- 地域の教育・人材育成としての対外発信（広報支援）
自治体連携への発展（教育・産業振興・シティプロモーション）
- 県・市町村の地域課題を題材にしたアントレプログラム化
- 公民連携モデルとしての実証・横展開（学校・公共施設・拠点活用）
- 地域企業・金融機関・教育機関を巻き込むエコシステム構築
継続伴走の場「LIGHTHOUSE」へ接続（成果創出・起業家育成）
イベントで芽生えた「もっとやりたい」を受け止め、起業ラボ「LIGHTHOUSE」で商品化・販売・発表まで継続伴走します。2026年3月末には販売会（発表・販売の場）も予定しており、学びを“社会実装”へつなげます。