学校法人エール学園とガジリオン外国人留学生の採用促進に向け包括連携協定を締結

人材不足の企業と留学生の採用・就職支援を開始

株式会社ガジリオン

2025年10月20日 09時00分

　企業と学生のカジュアルな対話を促進する｢ABC｣を運営する株式会社ガジリオン（本社：東京都中央区、代表取締役：鈴木秀逸）は、西日本最大規模の外国人留学生に特化した専門学校を運営する学校法人エール学園（所在地：大阪府大阪市、総長：長谷川惠一）と外国人留学生の採用促進に関する包括連携協定を締結いたしました。

左：株式会社ガジリオン代表取締役鈴木秀逸　右：学校法人エール学園キャリア教育事業本部キャリア支援室グェンディンダイ室長

◆ 協定締結の背景

　エール学園にはアジアを中心とした国々からの留学生、約1,600人が在籍しています。日本語を中心に貿易ビジネス、経営管理、通訳・翻訳や日本語教師の養成といった勉強をしており、専門性を活かした職務にて日本での就職を希望する留学生が多数います。一方で外国人採用の経験がない企業も多く、日本独特の就職・採用プロセスでは接点が持ちづらい状況にあります。

◆ 本協定の狙い

　「ABC」は企業と学生のカジュアルな出会いやコミュニケーションを目的としたダイレクトリクルーティング型のシステムです。企業は自社に必要なスキルや知見を持つ留学生に直接声をかけることで、既存の採用プロセスではできなかったフラットなコミュニケーションや、アルバイト期間を通じた人材の見極めなど、時間をかけた相互理解による採用が可能となります。

　本協定を通じ、実際に外国人留学生と対面で接する機会を増やすことで、外国人留学生採用の日本企業側の心理的ハードルを取り払うことを目指し、採用・就労機会の増大に寄与してまいります。

◆ 連携協力項目

1 キャリア教育の推進に関すること

2 地域定着と仕事理解の促進に関すること

3 雇用機会の創出と採用DXの促進に関すること

4 地域における共創の推進に関すること

5 人材育成に関すること

6 学術研究の振興に関すること

7 その他産学連携活動に寄与する事項

＜エール学園について＞

大阪・難波に位置する専門学校。日本語、ビジネス、情報、AIなど多彩な分野の専門教育を提供しています。創立は1967年と歴史も長く、予備校としての実績も豊富。

現在約1,600名の外国人留学生が在籍しており、国際色豊かな学びの場となっています。

日本語教育から進学・就職支援まで一貫したサポートを展開し、関西有名私大（関関同立）への進学を目指した模試の実施や、企業との連携によるインターンシップ制度など、将来を見据えた実践的な学びを提供しています。

＜ガジリオンについて＞

2023年創業。収益の一部を教育振興のために寄附するチャリティサービス「ABC（Academy Business Connect）」を開発。ABCは企業と学生のカジュアルな「対話機会をマッチング」することで、相互理解を促し納得度の高い採用・就職を目指しています。これにより早期離職の是正や地元就職による若者の定着など、社会課題の改善を目指すゼブラ企業です。

※）ゼブラ企業：社会課題の解決と経済的な利益の両立を目指す企業のことで、2017年にアメリカの女性起業家によって提唱された概念。短期的な利益を追求するのではなく、持続可能な成長を目指します。