【全国初】古民家率1位の島根から「捨てられる土蔵」を「店舗」へ生まれ変わらせる。移築・活用を一本化するワンストップサービス「解く(TOKU)」始動

「移築」によって空き家課題を解決するとともに、伝統技術の継承・地域の雇用創出を通じて、風景を守り、地方創生に貢献する循環型ビジネスを始動します

株式会社エブリプラン

島根県松江市で30年以上にわたり地域づくりコンサルティングを⾏う株式会社エブリプラン(本社︓島根県松江市、代表取締役︓勝部 祐治)は、2026年1⽉より、解体危機にある「⼟蔵」を移築し、店舗やオフィスとして再⽣する「⼟蔵移築ワンストップサービス」を開始いたしました。

本サービスは、市場に出回らない物件の発掘から、設計、移築、運⽤サポートまでを⼀気通貫で提供する全国初(⾃社調べ)の取り組みです。古⺠家率が全国1位(総務省|住宅土地統計調査)である島根県から、消えゆく伝統建築を現代のビジネス資産へと転換させます。島根の原風景を守ることを目的としています。

島根に残された上質な土蔵

背景︓なぜ今、「⼟蔵」なのか︖ 〜課題先進地・島根のリアル〜

人口減少が進む島根県では、空き家の増加に伴い、歴史ある建物が次々と取り壊されています。中でも「土蔵」は、住居としての利用が難しく維持管理も負担となるため、真っ先に解体の対象となります。また、金物を使わずに木を組む伝統技術を持つ職人も高齢化し、技術の継承が危ぶまれています。

島根県は、住宅総数に占める古⺠家(1950年以前建築)の割合が全国1位ですが、減少を続けています。

都道府県別の古民家の割合(H30年時点) ※ 島根県の古民家の割合は、H30年時点で9.41%であり、群を抜いて日本一の割合。(総務省|住宅・土地統計調査)
古民家は減少を続けています

また、空き家率は17.0%(全国平均13.6%)と、極めて⾼い⽔準にあります(※総務省「令和5年住宅・⼟地統計調査」)。

空き家数と空き家の割合(総務省|住宅・土地統計調査)

増え続ける空き家

人が住まなくなった家屋は換気や通水が途絶えることで急速に傷みが早くなります。そのまま放置されれば倒壊や保安上の危険が生じ、最終的には行政代執行による強制解体のリスクも高まります。結果として、本来は価値のある建物であっても住宅としての維持が困難になり、ただ解体されてしまうケースが後を絶ちません。

特に「⼟蔵」は、現代のライフスタイルでは倉庫としての役割を終え、維持管理の負担から真っ先に解体の対象となっています。

⼟蔵は、防⽕・防湿に優れた⽇本の伝統建築技術の結晶です。しかし、⼀度壊されれば⼆度と再現できない職⼈技(⽊組み、⼟壁など)が、⽇々廃棄物として処理されています。 私たちはこれらを「負の遺産」ではなく「地域の⽂化資産」と再定義しました。地域の文化遺産を残すこと自体が、職人の仕事を生み、ひいては地域の風景を守ることにつながります。

多くの土蔵は20〜30坪とコンパクトで、カフェやサロンなどの小規模事業に最適なサイズ感です。高い断熱性と調湿性、そして経年変化した木材が醸し出す「本物の空間」を、20~30坪の新築と同等の価格帯(3,000万円〜)で提供します。

「解く(TOKU)」⼟蔵移築ワンストップサービスとは

概要

解体が決定している、または未利⽤の⼟蔵を当社がコーディネートし、希望する事業者(店舗出店者、企業など)の敷地へ移築・再⽣するサービスです。 株式会社たなべの杜(島根県松江市)との技術連携により、伝統⼯法と現代の住宅性能(断熱・耐震)を両⽴させた、快適で意匠性の⾼い空間を提供します。

そもそも「移築」とは

柱や梁などの部材を一つひとつ丁寧に取り外し、別の場所に運んで再び組み上げる建築手法のことです。機械がなかった時代、木を新たに切り出して製材するコストよりも、今ある建物を「解いて再利用する」コストの方が安かったという歴史的経緯があります。その再利用(=移築)を容易にするため、釘を使わずに部材の組み立て・分解ができる「木組み」という独自の技術が発達しました。

建物を資源として循環させるこの伝統技術は、現代の持続可能な社会(循環型社会)の構築に向けても大きな示唆を与えてくれます。

特徴︓なぜ「ワンストップ」なのか︖全国初の移築・活用ワンストップサービス

従来、古⺠家の移築には「物件探し」「解体業者」「設計事務所」「施⼯会社」を個別に⼿配する必要があり、多⼤な⼿間とコストがかかりました。「解く」ではこれらを⼀本化し、ハードルを大幅に下げています。

  1. 物件発掘︓市場に出ない良質な⼟蔵情報を独⾃ネットワークでデータベース化。

  2. 設計・施⼯︓⼀級建築⼠による設計と、⼤⼯技術を持つ職⼈による施⼯。

  3. コスト透明化︓移築費⽤のパッケージ化(20〜30坪の場合、本体⼯事費⽬安3,000万円〜)。

導⼊メリット(店舗・オフィス利⽤)

  • 圧倒的な差別化︓新築では出せない本物の質感とストーリー性。

  • 適度なサイズ感︓⼟蔵の多くは20〜30坪と、カフェやサロン、サテライトオフィスに最適。

  • 希少物件へのアクセスと安心のサポート︓市場に出回らない物件データベースを参照しながらの現地見学が可能。さらに、所有者との複雑な交渉もすべて当社が代行いたします。

施工事例

当社ブランド「解く」による施⼯事例︓輪島屋(出雲市⼤社町鷺浦)
⼟蔵移築ではありませんが、同等の古⺠家再⽣技術を⽤いた事例です。

非公開物件と出会える独自の「土蔵データベース」

当社では、一般的な不動産市場には出回っていないポテンシャルを秘めた土蔵や古民家の独自データベースを構築しています。データベースの中からご希望に沿った物件をピックアップし、実際に建物の状態を確認できる「現地視察」にご案内可能です。ご自身の目で見て、空間のスケール感や建物の息吹を直接感じながら、あなたの店舗やオフィスとして生まれ変わる「理想の移築候補」をお選びいただけます。

担当者コメント︓なぜ、この事業を始めたのか

株式会社エブリプラン 共創事業推進室⻑ 守⼭ 基樹(⼀級建築⼠ / 技術⼠(都市及び地⽅計画))

守山基樹 『日本の原風景が残る島根だからこそ、ここでしかできない新しい風景を創ることができると確信してこの事業を始めました。』

私は前職が大学教員であり、日本の伝統的な街並みの魅力を研究してきました。研究を通じて、故郷・島根には、意図的に保存されたわけではないけれど、人々の生活の中で当たり前に残っている『本物の風景』があることに気づきました。この『本物の風景』への感動が、私が島根へのUターンを決意した原点です。しかし今、そのような島根の風景が失われつつあります。

日本では古い建物を『保存』するか『壊す』かの二択になりがちですが、『古いものの上に新しいデザインや活用法を重ねる』文化を作りたい。

『解く(TOKU)』という名は、島根の⽅⾔で建物を解体することを『解く(とく)』と呼ぶことに由来します。単なる懐古趣味ではなく、この豊かさを現代のビジネスとして成立させることが、地域の風景と職人の技術を次世代へ繋ぐひとつの方法だと考えています。

株式会社エブリプランについて

1996年設⽴。「地域の未来への挑戦を⽀え、輝く地上の星々を共創します」を理念に掲げる、島根県松江市の総合まちづくりコンサルタント企業です。 ⾃治体の総合計画や観光振興計画の策定を数多く⼿掛け、⾏政計画(ソフト)から、本事業のような現場実装(ハード)までを⼀気通貫で⽀援できることが強みです。

会社概要

社名︓株式会社エブリプラン

代表取締役︓勝部 祐治

所在地︓〒690-0816 島根県松江市北陵町46-6(ソフトビジネスパーク島根内)

設⽴︓1996年4⽉

事業内容︓建設コンサルタント、地域共創事業、古⺠家再価値化事業

URLhttps://www.everyplan.co.jp/

↓ 土蔵移築サービスのパンフレットを以下からダウンロードできます

d177107-3-a5b1d6f5bbab89295470e5e9225894ab.pdf

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会社概要

株式会社エブリプラン

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URL
https://www.everyplan.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
島根県松江市北陵町46-6
電話番号
0852-55-2100
代表者名
勝部祐治
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1996年04月