職場で悩む女性は男性の2倍以上、悩みの3割は「同僚」、「上司」との人間関係!
非正規社員(女性)の悩みは「人間関係」の次に「労働条件・待遇」
【第8回 「働く人の電話相談室」結果報告】
一般社団法人日本産業カウンセラー協会が「世界自殺予防デー(9月10日)」にあわせて開設した「働く人の電話相談室」にのべ628人の方から受け付けた計1025件の相談内容について、集計をまとめました。
1025件のうち約6割にあたる630件が女性からの相談で、職場の悩みを抱える女性が男性の2倍以上に上るという結果が出ました。
一般社団法人日本産業カウンセラー協会が「世界自殺予防デー(9月10日)」にあわせて開設した「働く人の電話相談室」にのべ628人の方から受け付けた計1025件の相談内容について、集計をまとめました。
1025件のうち約6割にあたる630件が女性からの相談で、職場の悩みを抱える女性が男性の2倍以上に上るという結果が出ました。
一般社団法人日本産業カウンセラー協会(代表理事:河野慶三)では、「世界自殺予防デー(9月10日)」にあわせて、「働く人の電話相談室」を開設し、この度、期間内にのべ628人の方から受け付けた計1025件の相談内容について、集計をまとめました。
http://www.counselor.or.jp/
今回の「働く人の電話相談室」の大きな特徴の一つとして、1025件のうち約6割にあたる630件が女性からの相談だったことがあげられます。
相談内容で最も多かったのが、『職場の悩み』についての相談で、男女合計で344件、全体の約35%となりました。さらに、『職場の悩み』の中でも「人間関係」について悩んでいる人は344件中136件で『職場の悩み』の約4割を占めています。
また、30~40代の働き盛りの世代に絞って、相談内訳を見てみると、『職場の悩み』のうち「パワハラ」に関する相談が176件中14.8%の26件で、「人間関係」(38.6%)に次いで多い結果となりました。さらに、30~40代の女性からの『職場の悩み』の相談内容を詳しく見ると、「いじめ」が122件中11.5%の14件と多く、「人間関係」(女性の割合42.6%)の悩みと深くリンクしている状況が推察できました。
「人間関係」についての項目を掘り下げてみると、男性の場合は「上司」との関係に悩んでいる人が49件中61.2%の30件と多く、一方、女性の場合は、67件の相談のうち「上司(40.3%)」よりも「同僚(52.2%)」との関係に悩んでいる人が多いことがわかりました。また、男女ともに「上司」との関係で悩んでいる相談者が多いという反面、抱えている悩みを相談する相手としても、「上司」と回答する人が428件中11.0%の47件と、家族に次いで多くなっているという興味深い結果が出ています。
http://www.counselor.or.jp/
相談者を雇用形態別に見てみると、正規社員(男女合計)からの相談が135人で23.6%(昨年:23.6%)で、非正規社員(男女合計)から146人で25.5%(昨年:21.4%)、現在無職の方からは116人で20.2%(昨年:25.3%)となっており、ほぼ昨年と同様の相談件数の割合となりますが、相談者の雇用形態別内訳は非正規社員(女性)からの相談が184件と最も多い結果が出ています。
非正規社員の内、184人と最も数の多い女性からの相談内容に焦点を当て分析してみると、『職場の悩み』の中で、「労働条件・待遇」の相談が104件中17件(16.3%)と「人間関係」に次いで数が多く、他(非正規女性以外)の相談者からの相談内容との違いが見て取れます。また、非正規社員全体(男女合計)からの相談内訳を正規社員(男女合計)と比較すると、「就職・転職・退職」(正規社員比:164%)、「労働条件・待遇」(正規社員比:200%)に関する相談の比率が、正規社員より高くなっています。
※第8回「働く人の電話相談室」の集計データ詳細については「相談内容集計表」をご参照ください。
【プレスリリース】 http://prtimes.jp/a/?f=d10418-20141024-8695.pdf
【相談内容集計表】 http://prtimes.jp/a/?f=d10418-20141024-3832.pdf
【第8回「働く人の電話相談室」 実施概要】
◇実施日 2014年9月10日(水)~9月12日(金) 午前10時~午後10時
◇実施場所 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会の各支部
◇実施方法 フリーダイヤルによる電話受付
◇集計総数 のべ628名、1025件
◇集計方法 相談内容をA~Hまで、8つのカテゴリに分類し、それぞれのカテゴリ内に最大10個の項目を設定し、相談者からの主訴を1つから最大3つまで選択する方式として集計した。また、カテゴリA「職場の悩み」のうち、①職場の人間関係、②セクハラ、③パワハラ、④いじめの4項目については、悩みの対象が誰なのか「1 男性」「2 女性」、相談者との関係性「1 上司」「2 部下」「3 同僚」「4 非正規従業員」「5 役員」「6 顧客・取引先」に細分化し、項目の選択から悩みの内容が類推できるように変更を加えた。
http://www.counselor.or.jp/
今回の「働く人の電話相談室」の大きな特徴の一つとして、1025件のうち約6割にあたる630件が女性からの相談だったことがあげられます。
相談内容で最も多かったのが、『職場の悩み』についての相談で、男女合計で344件、全体の約35%となりました。さらに、『職場の悩み』の中でも「人間関係」について悩んでいる人は344件中136件で『職場の悩み』の約4割を占めています。
また、30~40代の働き盛りの世代に絞って、相談内訳を見てみると、『職場の悩み』のうち「パワハラ」に関する相談が176件中14.8%の26件で、「人間関係」(38.6%)に次いで多い結果となりました。さらに、30~40代の女性からの『職場の悩み』の相談内容を詳しく見ると、「いじめ」が122件中11.5%の14件と多く、「人間関係」(女性の割合42.6%)の悩みと深くリンクしている状況が推察できました。
「人間関係」についての項目を掘り下げてみると、男性の場合は「上司」との関係に悩んでいる人が49件中61.2%の30件と多く、一方、女性の場合は、67件の相談のうち「上司(40.3%)」よりも「同僚(52.2%)」との関係に悩んでいる人が多いことがわかりました。また、男女ともに「上司」との関係で悩んでいる相談者が多いという反面、抱えている悩みを相談する相手としても、「上司」と回答する人が428件中11.0%の47件と、家族に次いで多くなっているという興味深い結果が出ています。
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相談者を雇用形態別に見てみると、正規社員(男女合計)からの相談が135人で23.6%(昨年:23.6%)で、非正規社員(男女合計)から146人で25.5%(昨年:21.4%)、現在無職の方からは116人で20.2%(昨年:25.3%)となっており、ほぼ昨年と同様の相談件数の割合となりますが、相談者の雇用形態別内訳は非正規社員(女性)からの相談が184件と最も多い結果が出ています。
非正規社員の内、184人と最も数の多い女性からの相談内容に焦点を当て分析してみると、『職場の悩み』の中で、「労働条件・待遇」の相談が104件中17件(16.3%)と「人間関係」に次いで数が多く、他(非正規女性以外)の相談者からの相談内容との違いが見て取れます。また、非正規社員全体(男女合計)からの相談内訳を正規社員(男女合計)と比較すると、「就職・転職・退職」(正規社員比:164%)、「労働条件・待遇」(正規社員比:200%)に関する相談の比率が、正規社員より高くなっています。
※第8回「働く人の電話相談室」の集計データ詳細については「相談内容集計表」をご参照ください。
【プレスリリース】 http://prtimes.jp/a/?f=d10418-20141024-8695.pdf
【相談内容集計表】 http://prtimes.jp/a/?f=d10418-20141024-3832.pdf
【第8回「働く人の電話相談室」 実施概要】
◇実施日 2014年9月10日(水)~9月12日(金) 午前10時~午後10時
◇実施場所 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会の各支部
◇実施方法 フリーダイヤルによる電話受付
◇集計総数 のべ628名、1025件
◇集計方法 相談内容をA~Hまで、8つのカテゴリに分類し、それぞれのカテゴリ内に最大10個の項目を設定し、相談者からの主訴を1つから最大3つまで選択する方式として集計した。また、カテゴリA「職場の悩み」のうち、①職場の人間関係、②セクハラ、③パワハラ、④いじめの4項目については、悩みの対象が誰なのか「1 男性」「2 女性」、相談者との関係性「1 上司」「2 部下」「3 同僚」「4 非正規従業員」「5 役員」「6 顧客・取引先」に細分化し、項目の選択から悩みの内容が類推できるように変更を加えた。
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