シーエムシー・リサーチセミナー開催のご案内「インスツルメンテーションの視点からみたバイオミメティクス」全4回(高分子学会後援)
~バイオミメティクス研究および製品開発の動向と今後の展望~
先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町)では、このたび高分子学会様のご後援を得て、セミナー「インスツルメンテーションの視点からみたバイオミメティクス」を全4回シリーズで開催いたします(第1回:2016年1月22日(金)“見る/観る”、第2回:2016年2月19日(金)“測る/計る”、第3回:2016年3月18日(金)“作る/造る/創る”、第4回:2016年4月15日(金)海外動向、特許、国際標準化動向などの紹介)。会場は4回共『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室(東京都千代田区神田小川町)です。バイオミメティクスのそれぞれの段階で使用される具体的な機器や実験手法などを紹介いたします。受講料は各回とも、一般:40,000円、高分子学会会員様:32,000円(20%引き)です。4回まとめてのお申し込みの際には、さらなる割引がございます。セミナー詳細のご紹介およびお申込み受付は弊社WEBサイト (http://cmcre.com/archives/12878/)で行っておりますので、ぜひご覧ください。
技術開発におけるバイオミメティクスは、古くて新しいテーマです。人間は鳥に憧れ飛行機などを開発し(機械系)、絹糸を模倣してナイロンなどの合成繊維が生まれました。酵素を模倣した触媒開発、葉緑素を模倣しての人工光合成など以前より取り組まれているテーマでもあります(分子系)。
近年バイオミメティクスが改めて注目を浴びています。これは、生物を観察するための各種カメラや顕微鏡など観察のための機器や計測・分析技術などの進歩により生物の機能に関する研究が進み、そのうえでナノテクノロジーなど、模倣を実現するための「製造」技術が進歩しているためと思われます。
シーエムシー・リサーチの当該企画では、文部科学省科学研究費新学術領域「生物多様性を規範とする革新的材料技術」の領域代表で、高分子学会「バイオミメティクス研究会」運営委員長である千歳科学技術大学 教授 下村政嗣先生のご監修の基、バイオミメティクスのそれぞれのステップ~見る・測る・作る~で使用される具体的な機器類とその使い方およびそれらを用いての研究結果、開発成果を、具体的な事例をもとに、4回のセミナーと書籍で解説します。セミナー第1回「見る」は、具体的な研究成果とそれに用いた観察手法や機器を紹介します。紹介する観察手法・機器類はハイスピードカメラ、SEMおよびTEM、マイクロフォーカスX線CTです。セミナーでは特にビジュアルな情報を重視したわかりやすい解説をお願いしています。セミナー第2回「測る」では、トライボロジー計測、超音波・エコー、イメージング質量顕微鏡、センサーなど各種分析・計測機器を用いた研究事例を、第3回「作る」では、観察・計測結果を活かして生物模倣をした各種製造方法を紹介いたします。本企画ではさらに第4回セミナーで、代表的な研究成果・開発成果を紹介すると共に、海外動向、特許および国際規格の状況を紹介し、今後の展望を論論じます。さらに、セミナーの内容を補ってセミナー4回シリーズ終了後に書籍を発行予定です。
1)セミナー開催日程およびテーマ
第1回 2016年1月22日(金) “見る/観る” 各種事例とその観察手法の紹介
第2回 2016年2月19日(金) “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
第3回 2016年3月18日(金) “作る/造る/創る” 各種事例とその製造手法の紹介
第4回 2016年4月15日(金) 海外動向、特許、国際標準化動向などの紹介 / 懇親会
会 場(各回共通):『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
所在地:東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第7ビル
受講料:各回 40,000円(税込) ※資料代・昼食代を含みます。
高分子学会会員様向け特典受講料:各回 32,000円(20%引き)
なお、全4回の詳細は次のURL(http://cmcre.com/archives/12878/)をご覧ください。
2)各回セミナープログラムのご紹介
★第1回 “見る/観る” 各種事例とその観察手法の紹介
日時:2016年1月22日(金)、10:00~16:30
会 場:『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
詳細案内:http://cmcre.com/archives/12733/
・下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
はじめに ~バイオミメティクス研究の概要~
・針山孝彦先生 浜松医科大学 医学部 総合人間科学講座 生物学部門 教授
「ナノ重合膜(NanoSuit®)」生きた状態での生物の高解像度電子顕微鏡観察
・枝廣雅美先生 (株)島津製作所 分析計測事業部グローバルアプリケーション開発センター 主任
マイクロフォーカスX線CTシステムを用いた生物の構造観察事例紹介
・野村周平先生 (独)国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
昆虫SEM写真をもとにした画像データベース構築の試み
・劉浩先生 千葉大学大学院工学研究科 人工システム科学専攻 システム・制御・生体工学教育研究領域 教授 生物規範飛行システムを観て模倣する
・斉藤一哉先生 東京大学 生産技術研究所 機械・生態系部門 助教
ハイスピードカメラによる昆虫の翅の展開・収納動作の解析
★第2回 “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
日時:2016年2月19日(金)、10:00~17:10
会 場:『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
詳細案内:http://cmcre.com/archives/12916/
・下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
・小林元康先生 工学院大学 工学部応用化学科 高分子合成化学研究室 教授
表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発とそのトライボロジー特性への効果の調査
・平井悠司先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 専任講師
昆虫体表面の摩擦力測定~微細構造と摩擦力の関係
・山口哲生先生 九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 准教授
ハイドロゲル人工軟骨の摩擦・摩耗
・松尾行雄先生 東北学院大学 教養学部 情報科学科 教授
コウモリやイルカのエコロケーション・メカニズムとその応用技術
・緒方是嗣先生 (株)島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 グループ長
イメージング質量顕微鏡の高空間分解能分析
・森直樹先生 京都大学 農学研究科 応用生命科学専攻 化学生態学 准教授
植物の防御システムを活性化する昆虫由来エリシエーターとその応用
★第3回 “作る/造る/創る” 各種事例とその製造手法の紹介
日時:2016年3月18日(金)、10:00~17:10
会 場:『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
・下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
・魚津吉弘先生 三菱レイヨン 横浜先端技術研究所
モスアイ型高機能フィルム (仮)
・穂積篤先生 (国研)産業技術総合研究所 構造材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 生物の自己修復/分泌メカニズムを模倣した機能材料の開発
・黒川孝幸先生 北海道大学 先端生命科学研究院 先端融合科学研究部門 准教授
高機能ハイドロゲルの創製(仮)
・今井宏明先生 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 教授
バイオミネラルのもつメソクリスタル構造を模倣したリチウムイオン材料の作製
・宮内昭浩先生 日立製作所 材料イノベーションセンター 主管研究員
ナノインプリントを用いた生体模倣機能性表面・材料の開発(仮)
・鎌田香織先生 東京工業大学 ST-ERATO彌田超集積材料プロジェクト グループリーダー
藻類を鋳型とするバイオテンプレートプロセスと3次元機能材料
第1回~第4回の詳細は、次のURL(http://cmcre.com/archives/12878/)をご覧ください。
専門家の方だけでなく、バイオミメティックスに関連する事業にご興味の方にも「ビジュアル」でわかりやすいセミナーですので、高分子学会以外の方のご参加もお待ち申し上げております。
以上
近年バイオミメティクスが改めて注目を浴びています。これは、生物を観察するための各種カメラや顕微鏡など観察のための機器や計測・分析技術などの進歩により生物の機能に関する研究が進み、そのうえでナノテクノロジーなど、模倣を実現するための「製造」技術が進歩しているためと思われます。
シーエムシー・リサーチの当該企画では、文部科学省科学研究費新学術領域「生物多様性を規範とする革新的材料技術」の領域代表で、高分子学会「バイオミメティクス研究会」運営委員長である千歳科学技術大学 教授 下村政嗣先生のご監修の基、バイオミメティクスのそれぞれのステップ~見る・測る・作る~で使用される具体的な機器類とその使い方およびそれらを用いての研究結果、開発成果を、具体的な事例をもとに、4回のセミナーと書籍で解説します。セミナー第1回「見る」は、具体的な研究成果とそれに用いた観察手法や機器を紹介します。紹介する観察手法・機器類はハイスピードカメラ、SEMおよびTEM、マイクロフォーカスX線CTです。セミナーでは特にビジュアルな情報を重視したわかりやすい解説をお願いしています。セミナー第2回「測る」では、トライボロジー計測、超音波・エコー、イメージング質量顕微鏡、センサーなど各種分析・計測機器を用いた研究事例を、第3回「作る」では、観察・計測結果を活かして生物模倣をした各種製造方法を紹介いたします。本企画ではさらに第4回セミナーで、代表的な研究成果・開発成果を紹介すると共に、海外動向、特許および国際規格の状況を紹介し、今後の展望を論論じます。さらに、セミナーの内容を補ってセミナー4回シリーズ終了後に書籍を発行予定です。
1)セミナー開催日程およびテーマ
第1回 2016年1月22日(金) “見る/観る” 各種事例とその観察手法の紹介
第2回 2016年2月19日(金) “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
第3回 2016年3月18日(金) “作る/造る/創る” 各種事例とその製造手法の紹介
第4回 2016年4月15日(金) 海外動向、特許、国際標準化動向などの紹介 / 懇親会
会 場(各回共通):『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
所在地:東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第7ビル
受講料:各回 40,000円(税込) ※資料代・昼食代を含みます。
高分子学会会員様向け特典受講料:各回 32,000円(20%引き)
なお、全4回の詳細は次のURL(http://cmcre.com/archives/12878/)をご覧ください。
2)各回セミナープログラムのご紹介
★第1回 “見る/観る” 各種事例とその観察手法の紹介
日時:2016年1月22日(金)、10:00~16:30
会 場:『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
詳細案内:http://cmcre.com/archives/12733/
・下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
はじめに ~バイオミメティクス研究の概要~
・針山孝彦先生 浜松医科大学 医学部 総合人間科学講座 生物学部門 教授
「ナノ重合膜(NanoSuit®)」生きた状態での生物の高解像度電子顕微鏡観察
・枝廣雅美先生 (株)島津製作所 分析計測事業部グローバルアプリケーション開発センター 主任
マイクロフォーカスX線CTシステムを用いた生物の構造観察事例紹介
・野村周平先生 (独)国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
昆虫SEM写真をもとにした画像データベース構築の試み
・劉浩先生 千葉大学大学院工学研究科 人工システム科学専攻 システム・制御・生体工学教育研究領域 教授 生物規範飛行システムを観て模倣する
・斉藤一哉先生 東京大学 生産技術研究所 機械・生態系部門 助教
ハイスピードカメラによる昆虫の翅の展開・収納動作の解析
★第2回 “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
日時:2016年2月19日(金)、10:00~17:10
会 場:『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
詳細案内:http://cmcre.com/archives/12916/
・下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
・小林元康先生 工学院大学 工学部応用化学科 高分子合成化学研究室 教授
表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発とそのトライボロジー特性への効果の調査
・平井悠司先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 専任講師
昆虫体表面の摩擦力測定~微細構造と摩擦力の関係
・山口哲生先生 九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 准教授
ハイドロゲル人工軟骨の摩擦・摩耗
・松尾行雄先生 東北学院大学 教養学部 情報科学科 教授
コウモリやイルカのエコロケーション・メカニズムとその応用技術
・緒方是嗣先生 (株)島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 グループ長
イメージング質量顕微鏡の高空間分解能分析
・森直樹先生 京都大学 農学研究科 応用生命科学専攻 化学生態学 准教授
植物の防御システムを活性化する昆虫由来エリシエーターとその応用
★第3回 “作る/造る/創る” 各種事例とその製造手法の紹介
日時:2016年3月18日(金)、10:00~17:10
会 場:『あすか会議室 神田小川町』5階501会議室
・下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
・魚津吉弘先生 三菱レイヨン 横浜先端技術研究所
モスアイ型高機能フィルム (仮)
・穂積篤先生 (国研)産業技術総合研究所 構造材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 生物の自己修復/分泌メカニズムを模倣した機能材料の開発
・黒川孝幸先生 北海道大学 先端生命科学研究院 先端融合科学研究部門 准教授
高機能ハイドロゲルの創製(仮)
・今井宏明先生 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 教授
バイオミネラルのもつメソクリスタル構造を模倣したリチウムイオン材料の作製
・宮内昭浩先生 日立製作所 材料イノベーションセンター 主管研究員
ナノインプリントを用いた生体模倣機能性表面・材料の開発(仮)
・鎌田香織先生 東京工業大学 ST-ERATO彌田超集積材料プロジェクト グループリーダー
藻類を鋳型とするバイオテンプレートプロセスと3次元機能材料
第1回~第4回の詳細は、次のURL(http://cmcre.com/archives/12878/)をご覧ください。
専門家の方だけでなく、バイオミメティックスに関連する事業にご興味の方にも「ビジュアル」でわかりやすいセミナーですので、高分子学会以外の方のご参加もお待ち申し上げております。
以上
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