ブレインケア、孤立を解消するOQTAと業務提携

高齢者の孤立と認知機能に関する共同研究開始

認知症予防ソリューションや医療データ解析を提供するブレインケア株式会社(東京都世田谷区、代表取締役 山本大輔、以下当社)は、孤立を解消するエモーショナルテクノロジーを標榜するOQTA株式会社(東京都港区、代表取締役 中野功詞、以下OQTA社)と業務提携し、独居における高齢者の認知機能の変遷など高齢者の社会性に関する研究を共同で開始します。
 

■業務提携の詳細
内閣府によると、65歳以上の高齢者のいる世帯は、2014年現在、23,572千世帯と全世帯(50,431千世帯)の46.7%を占めています。子供との同居率をみると、1980年にほぼ7割であったものが、1999年に50%を割り、2014年には40.6%となっており、子どもとの同居の割合は大幅に減少しています。一人暮らし又は夫婦のみの世帯においては、ともに大幅に増加しており、1980年に3割弱であったものが、2004年には過半数を超え、2014年には55.4%まで増加しています。(※1)

その一方、男性では就労および家族とのやりとりが、女性ではグループ活動への参加頻度がその後の認知症を伴う要介護認定に最も強く関連しているといった研究(※2)もあります。つまりコミュニケーションの多寡が認知症予防に関わってくると考えられる一方、高齢者の独居率が高くなっている背景があります。

このような背景を踏まえ、ブレインケアは「少子高齢化社会にワクワクをつくる」という理念のもと、シニアに特化した認知機能や運動データを解析することで軽度認知障害(MCI)に至るまでの過程の可視化に取り組んでいます。認知機能トレーニングを目的とし画像解析技術を基盤とする脳波測定の研究開発や、脳トレ冊子『認活道場』では後期高齢者の認知機能改善を図りつつ、高齢者に特化した健康データ調査やデータ解析を行っています。

OQTA社は“思いを顕在化し、インフラ化する” というスローガンを掲げ、人が人を思う気持ちを体現する鳩時計型デバイス「OQTA Clock」を展開し、顔を合わす機会が少ない家族間のコミュニケーション促進を行なっています。

今回の業務提携を通じて、ブレインケアは独居高齢者の心理的変遷や社会参加活動のデータを取得・解析することが可能となり、得られた新しい知見は、2021年までの論文化を目指します。また得られた知見を元に今後のサービス開発に活用することで、認知症になることのない社会の実現を推進してまいります。

■関係各機関

【ブレインケア株式会社】
所在地 : 東京都世田谷区北沢5丁目11-13
事業内容 : 認知症予防ソリューションの開発運営
ホームページ : https://braincare.jp/

【OQTA株式会社】
所在地 : 東京都港区南青山1-14-7 ベルメーゾン1F
事業内容 : OQTAの開発運営
ホームページ : https://www.oqta.com/


【本リリースの用語及び参考文献等について】

・軽度認知障害(MCI)とは
アルツハイマー型認知症は、長年に渡るアミロイドβタンパクとタウタンパクの蓄積にて発症することが分かっています。この原因物質が蓄積し始めてから発症するまでの間に、認知症予備軍とも言うべき段階があり、この段階を軽度認知障害(MCI)と呼んでいます。軽度認知障害は、健常者と認知症の人の中間段階(グレーゾーン)にあたる症状で認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じているが、日常生活には支障がない状態をいいます。

※1 内閣府発行 高齢社会白書 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向 平成28年版
※2 国立長寿医療研究センター「コミュニケーションで認知症は予防できるのか:ビッグデータを活用した解析研」平成27年度
 
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