【「おくりびと」を世界へ】中国の2,000人規模の葬祭イベントで納棺の儀を行いました!

中国葬祭協会から招待を受け、2000人規模のホールで日本の「おくりびと」の技術を実演しました

【中国・青島、2023年6月10日】葬儀ブランド「おくりびとのお葬式」を運営し、北海道・関東・関西・東海13拠点で葬祭業を展開するディパーチャーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区入船3丁目7-7 ウィンド入船6F)の代表取締役社長兼納棺師 木村光希が、昨今エンディング・「死」への向き合い方が見直されている中国で納棺のデモンストレーションを行いました。

  • おくりびとが中国で大ヒット

映画『おくりびと』(監督:滝田洋二郎/主演:本木雅弘)は、遺体を棺に納める「納棺師」という職業を通して様々な死と向き合い人生を見つめるヒューマンドラマを描き、納棺師という職業の知名度を引き上げた作品です。


2008年に日本で公開され、観客動員575万人・興行収入64.8億円の大ヒットを記録しただけでなく、第81回アカデミー賞で日本映画史上初の外国語映画賞を受賞、世界67の国と地域で公開され、世界各地の映画祭での総受賞数は103冠を誇っています。


海外でもすでに多く鑑賞されてきた作品ですが、中国では劇場公開されたことがありませんでした。しかし2021年10月29日に新たに製作された「4K修復版」が中国全土で初めて劇場公開され、旧作ながら異例の大ヒットを呼びました。(初週興行収入 第3位)


  • 中国における「死」への向き合い方の変化

映画「おくりびと」が中国で異例の大ヒットを呼んだ理由として、中国における「死」への向き合い方が変化していっていることが挙げられます。


日本でも死に関する話題を避ける風潮はよく見られますが、中国は日本よりもその風潮が顕著であり、死に関する話題は禁忌とされてきました。葬儀に関わる職業を避ける風潮も強く、葬祭業関係者の多くは自分の職業を隠そうとする文化がありました。


そして、このような死に関する話題を禁忌とする中国の風潮は、中国で亡くなる人の最期(エンディング)の質を悪くしているといえます。中国の高齢者は死に関する話題を避けるせいで、病状や死後について家族と話し合わず、何も準備をしないまま亡くなってしまうことが多いのです。その結果、事前の心の覚悟や準備ができず、本人にも残された家族にも大きな悔いが残ってしまうことになります。


しかし、中国のそのような風潮はここ数年で大きく変化してきています。

近年の中国では、長年の一人っ子政策の影響で急速な少子高齢化が深刻な社会問題となっています。少子高齢化を始めとした社会の変化により、中国では「最期(エンディング)」をどう迎えるか、「最期」までどう過ごすかといった話題が高い関心を集めています。死に関する話題を禁忌として避けるのではなく、正面から向き合おうとし始めているのです。


このように、中国における「死」への向き合い方が変化し関心が高まっている中で映画『おくりびと』は公開されたため、大きな話題を呼び大ヒットしました。


  • 日本の「おくりびと」の技術を中国へ

中国で「死」との向き合い方への関心が高まっている中、葬儀ブランド「おくりびとのお葬式」を運営するディパーチャーズ・ジャパン株式会社の代表取締役社長兼納棺師 木村光希が中国葬祭協会から招待を受け、2023年6月10日に中国・青島で開かれた展示会イベント『中国葬儀博覧会』で納棺のデモンストレーションを行いました。(デモンストレーションを行ったホールの規模は2000人程度でした。)

葬儀ブランド「おくりびとのお葬式」を運営するディパーチャーズ・ジャパン株式会社は、納棺師である木村光希が代表取締役社長を務めています。


木村は、納棺師の第一人者であった父のもとで自らも納棺師として働き始め、父とともに映画『おくりびと』の技術指導を行いました。映画『おくりびと』が製作された当時、納棺師のなかで美を重んじ、儀式性を高めるべく活動していた木村の父に声がかかり技術指導を行うこととなりました。映画『おくりびと』が高い評価を得た大きな理由の一つとして、映画の主役である納棺師の身のこなしが挙げられるでしょう。感情や想いを敏感に所作に移しこむ一つ一つの技術の素晴らしさは、日本特有のものだと考えています。


木村はこの経験をもとに、アジア地域(韓国・中国・台湾・香港)で納棺技術の指導を行い、おくりびとの技術を世界へ伝え始めました。さらに人生の終末期をサポートする人材育成の必要性を感じ、2013年、日本初の納棺士養成学校「おくりびとアカデミー」と、納棺師の資格付けを行うための専門機関である一般社団法人「日本納棺士技能協会」を設立しました。さらに2015年には、葬儀会社ディパーチャーズ・ジャパン株式会社を立ち上げ、映画にも活かされた確かな技術力を持つ納棺師が葬儀の全てを担当する葬儀ブランド「おくりびとのお葬式」を展開し始めました。

今回中国で行われたイベントでは、関心が高まっている日本の「おくりびと」の技術を伝えるべく納棺のデモンストレーションを行いました。



ディパーチャーズ・ジャパン株式会社は、今後も納棺のデモンストレーションなどを通しておくりびとの技術を伝え、おくりびとが考えるビジョン「より良いお別れでより良い社会を」の達成を目指します。


◇◇◇


「おくりびとのお葬式」は、映画「おくりびと」の技術指導スタッフがプロデュースした新しい葬儀のブランドです。認定資格を取得したご遺体処置のスペシャリストである納棺士がご安置の段階からご遺体をケアし、衣服の着せ替えや死化粧を施して棺へと納めます。さらに、納棺士が担当者として見積もりから火葬に至るまで、ご遺族と故人に寄り添います。お別れ式では、ご参列の皆さまも故人の化粧直しを施す儀式も行えるなど、新しい「お別れのカタチ」を提供いたします。


【運営会社概要】

会社名 :ディパーチャーズ・ジャパン株式会社

所在地 :東京都中央区入船3-7-7 ウィンド入船ビル6F

電話番号 :03-5566-8336

設立 :平成 27 年 10 月 19 日

代表取締役:木村光希

資本金 :3000 万円

事業内容 :葬祭業ならびにコンサルティング業務

URL :https://www.okuribito-osousiki.com/


【お問い合わせ・取材のご連絡先】

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社

東京都中央区入船3-7-7 ウィンド入船ビル6F

TEL/03-5566-8336

MAIL/info@okuribito.co.jp

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会社概要

URL
https://www.okuribito-osousiki.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区入船3丁目7-7 ウィンド入船ビル6F
電話番号
03-5566-8336
代表者名
木村 光希
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2015年10月