日本製「九五式軽戦車」里帰りプロジェクト始動!
日本の技術遺産を日本に取り戻すため、寄付による資金調達で里帰りを目指す。
NPO法人防衛技術博物館を創る会は、静岡県御殿場市に誘致中の、機械技術遺産として防衛装備品を展示する「防衛技術博物館」の収蔵品とするために、国内外に残る旧軍車両の残存調査と里帰りの可否の調査をこれまで行ってきた。
このたび、英国人が10年の歳月をかけて修復に取り組んで来た九五式軽戦車について、里帰りさせないかとの話を受けた。修復の対価として約1億円が適正価格であろうと話が折り合い、購入の資金として一口10万円の寄附を1000口募ることとなった。
寄附の概要は次のとおりとする。
- 目標金額:1億円
- 公募期間:2018年5月10日より9月末日までの約4ヶ月間
- 募集口数:1000口(一口10万円)
寄附の方法、詳細については文末の問い合わせ窓口より資料を請求してもらいたい。
同時に現在修復中のディーゼルエンジンの部品である「燃料噴射ポンプ」の状態が悪いため、次の部品を探している。
三菱重工製空冷ディーゼルエンジン「A6120VDe」用燃料噴射ポンプ
「三菱A690RR型・三菱E型・新潟鐵工AL6L型・神戸製鋼L-5型」
上記のいづれかの現物を譲渡可能な方、または情報の提供が可能な方は問い合わせ窓口より連絡してもらいたい。
モノづくり大国、技術立国と呼ばれながら、僅か数十年前の工業製品を稼働状態で保存、展示もされない我が国現状を変え、後世に技術を伝承するために、当プロジェクトへの支援をお願いする次第である。
【本件に関するお問い合わせ】
NPO法人防衛技術博物館を創る会
代表理事 小林 雅彦
〒412-0039 静岡県御殿場市かまど717-6
TEL:0550-82-2854
FAX:0550-84-0917
E-MAIL:m.koba@k-m-d.co.jp
HP:http://www.tank-museum-japan.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像