世界初・生酒イベントを英国ロンドンで開催。日本酒「后28%」が最高賞、熟成古酒「山吹42年」が32万円で落札、和菓子・伝統工芸品がオークションで入札。
2018年12月19日(水曜日)東京・原宿で報告会を開催。
温度管理が求められる生酒や、手作りで中小量生産の和菓子や伝統工芸品の海外販売強化に向けた新しい取り組み。
アイディーテンジャパン株式会社(東京都目黒区、澤田且成代表取締役、以下同社)は英国ロンドンにおいて世界で初めてとなる生系酒(生生・生詰・生貯蔵)イベントを英国Corss Media社との共同企画で開催した。従来では温度管理の課題から配送が困難とされてきた生酒だが同社が提供する冷蔵国際空輸便を使って配送し生酒イベントが実現した。
生酒イベントでは来場者約1,000名が審査し全国39銘柄の中から「后28%(富山県 吉乃友酒造)」が最高賞を受賞した。
上位酒は以下の通り。
2位 鳴門鯛 吟醸しぼりたて 生原酒(徳島県 本家松浦酒造場)
3位 極撰南方 大吟醸(和歌山県 世界一統)
3位 白川郷 純米 にごり酒 出来たて生(岐阜県 三輪酒造)
5位 八鹿 にごり酒(大分県 八鹿酒造)
生系酒以外では「どぶろく十二六 甘酸泡楽(長野県 武重本家酒造)」「山吹ゴールド(秋田県 金紋秋田酒造)」が上位に選出された。
また日本酒や伝統工芸品のオークションも開催され、熟成古酒「山吹42年(秋田県 金紋秋田酒造)」2200ポンド(約32万円)、熟成梅酒5年「Plumity Black 5 years(和歌山県 有本農園)」210ポンド(約3万円)で落札され、以下の和菓子や伝統工芸品が入札された。
- Fly me to the Moon 羊羹ファンタジア特別版(福島県 長門屋本店)
- 白河だるま(福島県 幸栄)
- 鳴き徳利(大阪府 Cement Produce Design)
- 七極(富山県 竹中銅器)
- 藍釉掛分片口+ぐい呑み(福島県 小石原焼秀山窯)
- Nodate choko(福島県 関美工堂)
イベントでは、異なる素材・異なる形状の酒器によって日本酒の味覚の変化を楽しんでもらうテイスティングを実施。硝子、錫、鉄、銅、木、陶器などの素材と伝統工芸の職人技による多彩な酒器そして味覚の違いに来場者は驚きを隠せず、連日、長蛇の列が続いた。
今回の取り組みはイベント期間中の販売やロンドン高級日本食レストランが購入に向けて検討するなど英国販路開拓へのきっかけとなった。出品する全国31蔵元の中で23蔵元が初めての輸出となり、小さな規模の蔵元にとって海外輸出が難しいとされてきた手続きや配送方法の新たな解決策として注目されている。
同社は酒、茶、手土産、伝統工芸、ものづくりといった職人によって作られる中小量生産の地域産品に特化した「海外現地での体験企画やメディアへのPR」「オンライン受注」「国内仕入れ買取」「個人およびバイヤーの手元まで届ける国際物流」を一貫して行うJapanPage(ジャパンペイジ https://go.japanpage.jp)を世界200カ国に向けて開始する。英国ロンドンのイベントはその一貫として開催された。
澤田代表取締役は「全国180箇所で実施した行政や事業者とのヒヤリングを通して、海外PRや新商品開発後に問い合わせや受注があっても商談や対応が難しくまた国際配送の手続きに慣れていないことから成約が決まらないことを痛感した。日本の旬、職人の技、地域の色を届けるインフラ構築の面から地域産品販売強化やインバウンド事業に貢献したい」と豊富を述べた。
本イベントの報告会が12月19日(水曜日)に東京・原宿で開催される。詳細や申し込みはこちらから。
https://go.japanpage.jp/ja/event_seminar/
[概要]
会社名:アイディーテンジャパン株式会社
代表者:澤田且成
設 立:平成20年10月
住 所:東京都目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション405
電 話:03-5773-8330
JapanPage:
- 事業概要 https://corp.japanpage.jp/ja/
- 地域産品生産事業者向けサービス紹介 https://go.japanpage.jp/ja/
- 購入者向けサービス紹介 https://japanpage.jp/ja/visitors/
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