慶應大学病院 うつ病に対する最新治療「rTMS治療」を実施中
rTMS治療は薬の効かないうつ病(治療抵抗性うつ病)への新しい治療法です。
rTMS療法は、抗うつ薬が効かないうつ病の方に一定の効果を示す最新の治療法です。
症状の改善だけでなく生活習慣の改善も期待できるため、長年定職に就くことができなかった方が、治療後すぐに復職されるケースも見られます。
一方で従来のrTMS療法の有効性は抗うつ薬が効かないうつ病の方の約3~5割程度とされており、その効果にはまだ限界があります。QPS法は従来のrTMS療法以上の効果が期待される、新しいrTMS療法の手法の一つとなります。当院ではこのQPS法の効果を検証する目的で臨床研究を行っております。
症状の改善だけでなく生活習慣の改善も期待できるため、長年定職に就くことができなかった方が、治療後すぐに復職されるケースも見られます。
一方で従来のrTMS療法の有効性は抗うつ薬が効かないうつ病の方の約3~5割程度とされており、その効果にはまだ限界があります。QPS法は従来のrTMS療法以上の効果が期待される、新しいrTMS療法の手法の一つとなります。当院ではこのQPS法の効果を検証する目的で臨床研究を行っております。
(1) rTMS治療とは?
rTMS治療とは下記の特徴をもつうつ病の最新治療です。- 副作用が少ない
- 治療抵抗性うつ病にも一定の効果が認められる
- 入院をせず、外来で行うことが可能
当院でのrTMS療法においては、新型コロナウイルス感染対策として来院時の検温・十分にスペースをとった治療および治療毎のアルコール消毒を実施しています。
(2) どんな方が参加できますか?
抗うつ薬を十分量十分期間使っても症状が改善しないうつ病の方が対象になります。
「今はうつの症状はないけど再発するのを予防したい」、「双極性障害のうつが続いている」といった方は参加いただくことはできません。
その他の細かい点につきましては担当者より改めてご説明をさせていただきますので、下記よりお気軽にお問い合わせください。
(3) どのくらいの費用がかかりますか?
本治療は「臨床研究」の枠組みで行っているので、rTMS治療にかかる費用はありません。一方で通常の通院と同様に、受診料やお薬代などはご負担いただきます。
(4) どの様な特徴がありますか?
現在様々な機関でrTMS療法を受けることができますが、本研究によるrTMS療法は以下の様な特徴があります。
- rTMS療法の中でも、より効果の高いことが期待されるQPS法を用いています。
- MRIナビゲーションを用いることで、より精密なrTMS刺激が可能です。
- 臨床研究という枠組みにより、rTMS療法への費用負担はありません。
(5) どうやったら受けられますか?
以下よりお申し込みください。お申し込みを頂いた皆様に、担当者よりお電話および書面で本治療について詳細に説明をさせていただきます。最終的に、ご納得を頂いたうえで初めて参加が可能となります。
「やるかどうかを決めてはいないけど、興味はある」といった形で説明を聞くだけでももちろん問題ございません。少しでもご興味のある方は、ぜひ以下よりお申し込みください。
詳細及び申し込み・ご質問はこちら:https://Keio-rTMS.hp.peraichi.com/QPS
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