“普通”じゃない、を可能性に。知的障害のあるアーティストが描くアート作品を「ON」と「OFF」の時間を彩るプロダクトに。
ビジネスマンに、プライベートに。2つのクラウドファンディングページが同時公開!
福祉実験ユニット・ヘラルボニー(代表取締役:松田崇弥、本社:岩手県花巻市、以下ヘラルボニー)は、同社が運営する知的障害のあるアーティストの作品をプロダクトに落としこみ新たな価値を提案するブランド「MUKU」から、2つのクラウドファンディングプロジェクトを開始したことを発表しました。福祉関係者、地域の枠組みを超えて、『プロダクト』をフィルターに、知的障害のあるアーティスト・クリエイションに出逢う、新しい”はじまり”を提案します。
福島県猪苗代町にある、「はじまりの美術館」。その運営母体である社会福祉法人安積愛育園の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」に所属する知的障害のあるアーティストのアート作品を企画・編集して新しい価値をもったものとして、日本のビジネスの中心都市「東京」に伝える橋渡しをします。プロダクトの提案を通じて、従来は福祉に接点がなかった方々と福祉が繋がるきっかけをつくり、知的障害のある方の特性が「障害」ではなく「異彩」として、新しい価値を持ったものとしてビジネスの中で受け入れられるようになることを目指します。
そして本プロジェクトでは、平日のビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」と、休日のプライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」を、日本最大のクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」より、同時に公開します。
●プロジェクト実施時期:2019年1月30日~2019年4月2日
- 2019年1月30日:プロジェクト公開
- 2019年4月2日:プロジェクト終了
- 2019年4月下旬〜5月下旬:商品お届け予定
- 2019年4月下旬~5月中旬:オフィス装飾用作品複製画実装
- 2019年5月11日:福島県猪苗代町・はじまりの美術館ツアー実施
●プロジェクトページ関連URL
▽「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバッグ| https://camp-fire.jp/projects/view/122055
●本プロジェクトで目指すこと
- 知的障害のある方のアート作品を正当な金額で取り扱ってもらえるよう、都内でビジネスを進める企業やビジネスマンに向けてプレゼンテーションすることで福祉と他分野とのお金の流れをつくり、福祉分野を経済的に活性化させること。
- 知的障害のある方のアート作品を正当な金額で取り扱ってもらえるよう、若者に人気のアパレル企業とのコラボレーションのプロダクトを生み出すことにより、福祉と他分野との密接な関係値を創出し、福祉領域の拡張を目指す。
- 「休日に出かけたくなるような服」としてトートバッグとTシャツをブランディングし、リターンに「はじまりの美術館」を訪れるツアーを盛り込むことによって、福島県の観光促進へつなげる。
【ヘラルボニー×はじまりの美術館とのコラボレーション】
●福島県・猪苗代町「はじまりの美術館」について
約40年間の歴史をもつ福島県の社会福祉法人安積愛育園が運営しているはじまりの美術館は、猪苗代町の築約140年の十八間蔵を改装してつくられました。はじまりの美術館は、障害のある方の表現を軸に様々な企画展を開催しており、日本財団からの支援のもと、震災を経験した様々な人の想いを受けて生まれました。震災後の日本だからこそ、アートを通して人間や地域社会のつながりをつくり、そこから新しい価値を生み出すことが求められている中で、はじまりの美術館は障害のある方の表現活動をバックアップし、アート作品を新しい価値のあるものとして提案し続けています。(公式ウェブサイトURL|http://hajimari-ac.com)
●プロダクトと提携先について
本プロジェクトでは、老舗のネクタイブランド「銀座田屋」、老舗の靴下を製造する会社「北松メリヤス」と提携して【ビジネスシーンで活躍するネクタイ×ソックス】、GRANESSと提携し【ステーショナリー】を、人気ブランド「ALLYOURS」、「10YC」と提携し【休日を彩るTシャツ×トートバッグ】を共創しています。
【①「ON」の時間を彩るネクタイ×ソックス】
●銀座田屋 × ネクタイ
創業明治38年、紳士洋品の老舗「銀座田屋」。
MADE IN JAPANならではの仕上がりの繊細さや丁寧さを持つネクタイブランドとの提携が実現したことにより、最高品質のネクタイを提供することが可能となりました。「銀座田屋」は細い絹糸を使用する為、高密度・多色の織りで、細緻な紋様を表現します。これにより、アーティストのこだわりを、プリントではなく織りで実現することが可能となりました。一般の高級ネクタイでは、1寸(約3.03cm)あたり約200本の糸を打ち込むことが可能です。田屋では糸に改良を加え、その密度を500~600本にし、緻密さをグレードアップ。プリントを圧倒する表現力を実現しました。それだけに必要な時間と糸の量は、一般のネクタイの倍を要します。●北松メリヤス × ソックス
日本製で質の高い製品をつくりつづける老舗「北松メリヤス」は、靴下の一大産地である奈良県にある歴史のある靴下専門工場です。本靴下も、快適で上質な履き心地にこだわって生み出され、歴史と技術で履き心地の良さとデザインにこだわっています。
【②「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバッグ】
●Tシャツ×ALL YOURS
株式会社ALL YOURSは、思いついたアイデアから、完成して発送するところまでをすべて公開して、その過程を楽しんでいただいた方に商品を届ける、『インターネット時代のワークウェア』を生み出す会社です。オリジナルウェアブランド「DEEPERʼ S WEAR」の企画・開発・販売。小売店「ALL YOURS」の運営。「LIFE-SPEC 事業」の運営。現在、Campfireで自社製品を出品しています。今回発表するトートバッグは、ALLYOURSの服作りの過程で生まれる「生地の残反」を使用。普段はごみとして廃棄される「余り生地」を提供していただき、知的障害のあるアーティストの作品をデザインとして刺繍に落とし込みました。(公式ウェブサイトURL|https://allyours.jp)
●トートバッグ×10YC
10YCは「10年着続けたいと思える服」をキーワードに「着る人も作る人も豊かに」というミッションの実現に向けて、アパレル商品の企画・生産及び販売をしているブランド。着る人に毎日が楽しくなるような着心地を届けるために、生産者の方々と一緒にものづくりをしています。「何かを作るなら良質で、できるだけ長く着てもらいたい」という意味が込められたブランド、それが10YCです。アパレルブランドとしての商品価値はもちろんのこと、生産者の想いや技術を伝え、少し値段が高くても「長く着られること」の素晴らしさを伝えていくことで、服への価値観を変えています。(公式ウェブサイトURL|https://10yc.jp)
●MUKUについて
“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつ知的障害のあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド。クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、ランボルギーニのPVへの採用など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行う。(公式ウェブサイトURL|http://muku-official.com)
※売上の一部は知的障害のあるアーティストに還元されます
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■株式会社ヘラルボニー 概要
社号|株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地|岩手県花巻市東宮野目1地割2番地
役員|代表取締役社長 松田崇弥、代表取締役副社長 松田文登
問合せ先|heralbony.official@gmail.com
URL:http://www.heralbony.com
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