レシカとJIS、蒸留酒の樽をスマホ一つで簡単に売買・保有・管理できるサービス「UniCask」を発表。コロナ禍でもブロックチェーン技術を用いてデジタルに所有の証明が可能。
レシカとジャパンインポートシステム(JIS)は、蒸留酒の樽管理サービス「UniCask」の運営のため合同で株式会社UniCaskを設立しました。「UniCask」は2021年春から利用開始予定です。
2021年春、蒸留酒が入った樽を誰でもスマホ一つで簡単に売買、保有、管理できる「UniCask」のサービスが始まります。本サービスのリリース時点から、日本の蒸留所が作るウイスキーの樽を取り扱います。今後のサービスの拡大とともに日本各地の蒸留所様と提携して参ります。
UniCaskプロダクト画面(画面は開発途中のものです)
- 背景
また、2010年では5兆円後半だった世界でのウイスキー年間売上も毎年約5%ずつ順調に成長しており、2020年はCOVID-19の影響で減少に転じたものの、2023年には10兆円を超える見込みです。
しかし、蒸留酒市場における成長とは裏腹に、蒸留酒を樽で保管したまま(年代物として価値を上昇させる状態)での売買や保有などは、知り合い同士や限られた地域などの小さなコミュニティのみでしか行われておらず、一般のコレクターや愛飲家では非常に難しく、実質的に不可能でした。
また既存の書類によるアナログな管理方法では、蒸留所内での保管の管理や樽の所有者を確認するための処理が煩雑であるため、製造した蒸留酒の樽の保有者や売買の履歴を管理することが難しく、日本の蒸留所の樽を海外のコレクターや愛飲家が購入することもほぼ行われていませんでした。
- 「UniCask」の特徴とブロックチェーン技術について
また本サービスの大きな特徴として、「UniCask」はシステムの一部にブロックチェーンの技術を利用することで、ユーザーに安心安全な取引を実現しています。なお本サービスのブロックチェーン技術を活用した樽の管理及び取引システムはビジネスモデル特許を出願済です。
- まとめ
- 会社情報
蒸留酒の樽をスマホ１つで売買、保有、管理できるサービス「UniCask」の運営を行います。ブロックチェーン技術を活用し、より便利で安全性の高いサービスを作っていきます。今後はより多くの蒸留所様に「UniCask」のネットワークにご参加いただき、海外への展開も行っていきます。
会社名：株式会社UniCask
所在地：東京都千代田区大手町１丁目６番１号 大手町ビル６階
事業内容：酒類の輸入及び卸売業、分散型台帳DLT（ブロックチェーン）システム開発、投資運用業
サービスURL：https://unicask.com
会社サイトURL：https://unicask.jp
問い合わせ窓口担当：北原
問い合わせメールアドレス：contact@unicask.com
▼株式会社ジャパンインポートシステム(JIS)について
1925年に築地で創業。専門性の高いファインスピリッツと高級ワインの輸入ならびに卸売を行っています。2016年に創業の地・築地から現在の日本橋本石町に居を移し、日本酒や国内産ウイスキーの輸出ビジネスも展開中です。
会社名：株式会社ジャパンインポートシステム
設立：1956年4月18日
所在地：東京都中央区日本橋本石町4丁目6番地7号
事業内容：酒類の輸入及び卸売業
会社サイトURL：https://www.jisys.co.jp/
▼株式会社レシカについて
Mission: 個人の価値と権利を最大化できるエコシステムを創造し、社会に貢献する。
Vision: 分散型技術を応用し、リアル空間とデジタル空間をつなげるグローバル企業になる。
会社名：株式会社レシカ
設立：2018年12月13日
所在地：東京都千代田区大手町１丁目６番１号 大手町ビル６階
事業内容：分散型DX、分散型台帳DLT（ブロックチェーン）システム開発、ビジネスコンサルティング、自社開発SaaSサービスの提供
会社サイトURL：https://recika.jp/
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