「デジタル技術によるCX変革プログラム」を提供開始
~CXおよびテクノロジーエキスパートによるワークショップを行い、新規サービス創出におけるアイデア創出から実用最小限の製品構築までを伴走支援~
NTTデータ先端技術株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤原 遠、以下:NTTデータ先端技術)は、「デジタル技術によるCX変革プログラム」を、2024年6月10日より提供開始します。
本プログラムは、新規サービス創出や既存サービスの改革、組織の改編を進めるためのアイデア創発からその実現までを、「デジタルCXデザインワークショップ」「PoC(概念実証)検証」「プロトタイプ検証」「MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)検証」の4つのステップに分け、それぞれをNTTデータ先端技術が伴走支援することで、お客様のCX(Customer Experience:顧客体験)変革の実現を目指すものです。
【背景】
現在、市場で勝ち残っていくためには、デジタル技術を用いて自社のCXを進化させ続けることが重要ですが、単にデジタル技術を取り入れるだけでは、競争力は生まれません。自社やそのビジネスが抱える課題と、それらを解決に導くデジタル技術を体系立てて、その要素一つ一つを理解していくことが必要です。しかし、「デジタル技術を用いた自社のCXの進化」の核となるユースケースは1つではなく、必要なものをすべて用意し、手順通り進めるのは不経済であり、現実的ではありません。
このような背景からNTTデータ先端技術は、同社が2021年に立ち上げた「IncuCenter(インキュセンター)」の活動とCXおよびテクノロジーのエキスパートの知見を組み合わせて、「デジタル技術によるCX変革プログラム」の提供を開始します。本プログラムでは、CXデザインとテクノロジーの両視点を掛け合わせたワークショップを行い、その内容をもとに、新規ビジネス創出を目指すお客様に新たなアイデアを発見する仕組みを提供し、実際のビジネスに活用可能なMVPを構築するとともに、その価値の継続的な改善と評価を行っていきます。
【IncuCenterについて】
IncuCenterは、近い将来に普及が見込まれる最新技術を用いて「お客様のやりたいことを実現」するための活動拠点です。お客様とNTTデータ先端技術、NTTデータグループ、ビジネスパートナー、研究所、大学等が一体となって、課題の掘り起こし、課題解決のためのアイデア創出、実際のソリューションを用いたアイデアの具現化に取り組むものです。2021年の立ち上げ以来、20以上のプロジェクトを支援しています。
【「デジタル技術によるCX変革プログラム」概要】
「デジタルCXデザインワークショップ」「PoC検証」「プロトタイプ検証」「MVP検証」の4つのステップに分けたプログラムによって、お客様の新規サービス創出や既存サービスの改革、組織の改編を進めるためのアイデアを創発し、それらのアイデアを形にするための活動を伴走支援します。
【プログラムの特長】
Step1 CXエキスパートとテクノロジーエキスパートによるワークショップ
Step1「デジタルCXデザインワークショップ」では、お客様のニーズ/成熟度に合わせたワークショップを提供し、カスタマージャーニーマップや業務プロセスチャート、CXリストなどを作成します。デザイン思考に優れたコンサルタント、デザインリサーチャー、ビジネスデザイナーを有し、インサイトリサーチや組織開発などのビジネス変革への伴走支援を得意としている株式会社mctのCXエキスパート ジョナサン・ブラウン氏と、NTTデータ先端技術の新技術の事業展開を推進しているテクノロジーエキスパート 志田 隆弘が、ワークショップを担当します。本ワークショップでは、CXに関する基本理解からテクノロジー領域における最新の情報についてデモを交えてレクチャーを行うため、従来と異なる視点での検討や機会の発見が可能になります。
CXエキスパート
講師 ジョナサン・ブラウン(株式会社mct 取締役/コンサルタント)
ロンドン出身。ケンブリッジ大学日本学科卒業。2000年、フォレスター・リサーチのジャパン・オフィスを設立。日本にペルソナやカスタマージャーニーマップのノウハウを伝授。2009年から、フォレスター・ロンドンに移籍し、CXマネジメント、CX戦略などのコンサルティング、顧客とのコ・クリエーションPJなどを推進。2017年、独立後、様々な企業とのPJ展開、グローバルCXのレポートを執筆(CSAリサーチより出版)。2019年、mctにジョイン。言語は英、仏、独、日。趣味はハイキング。
テクノロジーエキスパート
講師 志田 隆弘(NTTデータ先端技術株式会社/エグゼクティブマネージャ)
NTTデータ先端技術入社後、大小さまざまなアプリケーション開発からインフラ構築まで広く関わる。日本のOpenStackユーザ会理事、CKANコミッタ等複数のOSSのコミッタを兼任。近年新規技術開発を活用したインキュベーションチーム立ち上げを行い、ChatGPTをはじめとする新技術の事業展開を推進している。
Step2 実際のビジネス創発や改善につなげるアウトプット
Step1の内容をもとに、Step2「PoC検証」で課題を見つけてブラッシュアップを重ね、Step3「プロトタイプ検証」では、PoC検証の結果に基づき、技術を具現化したプロトタイプを開発します。最終的なStep4「MVP検証」では、実現したソリューションのユーザー検証も含め、ビジネス評価が可能なMVPをアウトプットすることを目指しています。
【今後について】
「デジタル技術によるCX変革プログラム」によって、アジャイル開発支援やCMSソリューションをはじめとしたNTTデータ先端技術の他のソリューションと連携を図ることで、サービス導入企業の潜在的な欲求、顧客インサイトに基づいたCXをデザインできる体制づくりを伴走支援によって強化していきます。
【関連セミナー情報】
CX変革プログラムの詳細については、6月28日に開催予定のセミナー「AIが切り拓く!顧客エンゲージメントの変革戦略」内でご紹介します。
タイトル |
「AIが切り開く!顧客エンゲージメントの変革戦略」 |
開催日時 |
2024年6月28日(金)14:00-15:20 |
会場 |
オンライン(Webex) |
参加費 |
無料(要事前申込) |
お申し込み方法 |
お申し込みはこちら(お申し込み期限:2024年6月27日(木)11:00) |
セミナー詳細 |
詳細はこちら https://www.intellilink.co.jp/topics/seminar_event/2024/060300.aspx |
*文中の商品名、会社名、団体名は、一般に各社の商標または登録商標です。
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